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◇2025年度関西学生春季リーグ戦◇対同大◇4月20日◇関西学院大学三田グラウンド

[第1Q]関大0-0同大
[第2Q]関大0-1同大
[第3Q]関大0-0同大
[第4Q]関大0-0同大
[試合終了]関大0-1同大

新体制となり、春季リーグ初戦を迎えた関大。同大相手に攻め込まれる時間が長くなるも、堅い守備を見せた。しかし、第2クオーター(Q)に一瞬の隙突かれ失点。同点弾を信じ、最後まで果敢に攻めるも、1点が遠く無念のタイムアップ。春季リーグ初戦を落とした。

IMG_8394-200x133 【ホッケー女子】春季リーグは黒星発進
△FW佐藤瑠香(文2)

関大のセンターパスで試合が始まった。開始早々ピンチが訪れる。相手にサークル内への侵入を許し、シュートを打たれてしまう。1度はGK今尾一葉(文1)が防ぐも、反則をとられペナルティーコーナー(PC)を献上。しかし、シューターへ素早いプレッシャーをかけ得点を許さない。同10分には、前線でFB髙杉美羽(情3)が相手のパスをカット。そのまま、FW荒木萌香(人4)へとつなぎシュートを放つも得点とはならない。直後の同11分、またもFW荒木がボールを持ち右サイドを突破。サークル内の味方へパスを出すもタイミングが合わず流れてしまった。

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FB斎藤奈津美(社2)

先制点がほしい第2Q。4分にチャンスが訪れる。FW野口奈央主将(人4)が右サイドをドリブルで突破し、サークル内へ侵入。相手の反則を誘いPCを獲得した。MF徳田琳(社2)が勢いよくスティックを振り抜くも枠を捉えられず。惜しくも、先制点とはならなかった。時間の経過とともに徐々に流れが相手チームに。同8分には連続して2度のシュートを打たれるもFB斎藤とGK今尾が体を張って防いだ。しかし、同14分またもサークル内への侵入を許し、ゴール前で混戦状態に。ゴールへ押し込まれ、先制点を許してしまった。

IMG_8278-200x133 【ホッケー女子】春季リーグは黒星発進
△MF徳田

同点に追いつきたい関大。第3Qは果敢に相手陣地へ攻め込むシーンが増える。5分、FW山根奈菜子(社4)が左サイドを突破し、サークル内へ侵入。シュートを試みるも、相手の守備に阻まれてしまった。直後の同6分、FW野口主将が華麗なドリブルで相手の守備をかわす。そのまま、サークル内でファールをもらい、この日2つ目のPCを獲得した。ボールをセットしたFB髙杉は左サイドで構えていたFW野口主将へ意表を突いたパスを送る。相手の反応が遅れ、フリーの状態でシュートを放つもボールはゴールの左へと逸れてしまった。同11分、攻勢を強める関大だったが、カウンターを受けPCを献上。相手に追加点のチャンスを与えてしまう。しかし、FW松本菜那(人4)が相手へ素早くプレッシャーをかけ、シュートは枠の右へ。集中した守備で追加点を許さない。

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△FW松本

1点ビハインドのまま迎えた最終第4Q。早い時間帯に1点が欲しい状況だが、いきなりピンチを迎える。素早いパスワークで守備網を打開され、サークル内に侵入を許すと勢いそのままシュート。しかし、これもGK今尾がセーブし危機を脱した。その後は、ボールは保持できるものの、引いた相手に攻めあぐねる時間が続く難しい展開に。次第に疲れからかパスミスも目立つようになる。最後まで相手の守備を崩せず、無念のタイムアップとなった。

IMG_8537-200x133 【ホッケー女子】春季リーグは黒星発進
△FW野口主将

 春季リーグは黒星スタートとなった関大。要所要所で好プレーが見られる試合内容だったが、1点が遠かった。目標の1部昇格に向け、手痛い敗戦となった今節。ここからは1戦も落とせない戦いが続く。次節では今節で露呈した得点力不足を解消し、今季初勝利を挙げられるか。1部昇格への挑戦はまだ始まったばかりだ。【文:井原郷志/写真:櫻田真宙】

▼FW野口主将
「(初戦に向けどのような準備をしてきたか)昨年は1個上の先輩が中心となってチームを作っていたが、今年から結構ガラっとチームのメンバーも変わり、人数も少なくなった。そこでまず1点を取りに行く点を取るシュート練習をメインにしていた。(リーグ初戦を振り返って)本当に悔しい。悔いしか残っていない。いいプレーもあったが、個人的にはもっとできたんじゃないかと思う。チームの声かけだったりとか、主将としてのチームのためにもっとできたのではないかと思う。次に向けての課題がたくさん残る試合となった。(次への課題を1つ挙げると)パスが課題。強さだったり精度だったりもっと改善するところがある。やっぱりパスが弱かったり、もうちょっと外側に出したら通るボールを中に出してしまうなどの細かいミスがある。もっとパスの精度をしっかり上げていきたい。(次節に向けて)次は今回の悔しい思いを忘れず、しっかり1点2点取りに行くという強い気持ちを持って、勝てるように頑張っていきたい」

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