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◇男子第61回関西学生リーグ戦◇第1戦◇対京大◇4月4日◇関西大学アーチェリー場◇

【試合結果】
[50㍍競技] 関大2230―2113京大
[30㍍競技]関大2547―2591京大
[G.T(グランドトータル)] 関大4777―4704 京大

昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となった本大会。今年は初のオンライン形式での開催となった。

前半に行われた50㍍競技では、関大のエース・中川光造(商4)に加え、今年スポーツ推薦で入部した別府杜倭(とわ=安全1)、住谷和輝(シス理1)が活躍を見せる。300点を超えるスコアをたたき出し、勝利に貢献した。オンラインでの試合は対面での試合と異なり、相手校との交互射ちではない。連続で射つ必要があるため、疲れやすくなる。その影響もあってか、関大は4エンド目以降スコアが伸び悩んだ。それでも京大相手に1度もリードを許すことなく、36射終了時点で117点差をつけた。

S__13860956-300x200 リーグ開幕!初戦勝利も課題残る
△中川
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△別府
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△住谷

続く30㍍競技は、あまり奮わない結果となった。50㍍競技とは打って変わって、1エンドごとのスコアで京大に劣る展開が続く。しかしここでもルーキー2人の活躍が光る。安定して50点台後半を出し、チームを引っ張った。30㍍競技でのスコアは京大に及ばなかったものの、なんとか最後までリードを保ち開幕戦で白星を飾った。

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△桑山武大主将(環都4)
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△一樂直寿(商3)
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△岡本明伸(環都3)
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△川田啓世(環都3)
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△渡沼佑斗(シス理2)

「もう少しいけたと思う」と桑山主将。中川も、「できとしてはすごく悪かった」と試合を振り返った。新型コロナウイルスの影響で、練習不足の中開幕したリーグ戦。初戦こそ課題の残る結果となったが、2戦目以降、修正して強さを発揮してくれるに違いない。王座出場をかけた戦いは始まったばかりだ。【文/写真:横関あかり】

▼桑山主将
「準備不足もあり、とても不安がある中での試合でした。全体としても硬い雰囲気で、最初はすごく緊張しました。でも射ち始めてみたら、みんないつも通りな感じではあったのかなと思います。久しぶりの試合で調子を落とすメンバーもいたんですけど、それでもうちのエースたちが頑張ってくれたのでなんとか勝てたかなと思います。(初のオンラインでの試合について)正直、やりやすい部分とやりにくい部分があって。やりやすい部分としては、自分たちのテンポで射ち始めて、射ち終われる。その分疲れやすいんですけど、修正がしやすいところです。やりにくい点は、採点の的前でのことですね。通信が悪かったり、相手とのコミュニケーションがうまくとれなかったり。そういった部分がやりにくかったです。(開幕戦の手応え)もう少しいけたと思います。でも、勝ったのは間違いない。監督・コーチから、たくさん修正点は言って頂きました。しかも直せるところばかりだったので、次に向けて1週間。次も絶対勝ちたいと思います。(今後の意気込み)絶対王座に行きます」

▼中川
「1年生からずっと出てて、今年はすごく点数が低かったので、調子悪いんだろうなと思ってたんですけど、その通りになって。全体的にも悪くて、一個人としても悪かったので、次から2戦、3戦、4戦、5戦と続くんですけど、しっかりここから切り替えてどんどん点数上げていきたいなというのが今の気持ちです。(初のオンラインでの試合について)対面型のリーグ戦は、声を出し合ったりだとか、今ではできないことがたくさんあってすごく楽しかったんですけど、今年はそれがなくてどうなるかすごく不安でした。でも、チーム全体の雰囲気とかを確認しながらできるっていうのがオンラインの試合でできることなので、それを続けていきたいです。(開幕戦の手応え)できとしてはすごく悪かったので、しっかりとそれは調整したいです。これからが本番だと思っているので、しっかりと、チーム全体としてもっと点数を上げたいです。(今後の意気込み)1個上の代は、リーグ戦ができずに引退されて。オンライン形式ですけど、僕らはそれができるということなので、1個上の代の分までしっかりと頑張っていきたいなと思います」

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