◇男子第65回関西学生リーグ戦第3戦◇対神院大◇4月20日◇関西大学千里山キャンパスアーチェリー場
【試合結果】
[50㍍競技]関大1473-1530神院大
[30㍍競技]関大1674-1693神院大
[G.T(グランドトータル)関大3147-3219神院大
※メンバー8人中、上位5人の記録
京産大に敗北を喫し、1勝1敗で第3戦に臨んだ関大。対するは昨年2部Bブロックで優勝し、1部に昇格した神院大だ。50㍍競技では加守田亮太(経3)が315点をマークするも、関大で300点超えが1人しか現れず。57点のリードを許すことに。30㍍競技では各エンドで55点を超える選手が増えた。30㍍競技の上位5人の合計点数は1674点と高得点ではあったが、追いつくことはできず。72点差で敗北を喫した。
王座進出に向けて決して負けることができない1戦。神院大先攻で試合が始まった。1エンド目から黒田智矢(経3)と加守田が50点台を記録。相手も1エンド目から50点台が2人、47点が3人と実力は拮抗(きっこう)しているように見えた。しかし、関大は2エンド目から50点台をマークする選手が少なくなる。1エンド目は50点に3点届かなかった重信明舞(シス理1)。2エンド目から3エンド続けて50点台を維持し続けるも、5、6エンドで少し点数が下がる。それでも50㍍競技の合計290点でまとめた。対する相手は上位5人が安定して得点を重ねる。50㍍競技終了時点で57点リードされ、30㍍競技に突入した。


的との距離が近くなる分、点数が上がりやすくなる30㍍競技。前半は得点が伸びなかった清水公平(経4)が1エンド目から58点をマークすると、その後も全てのエンドで55点台後半超えを記録する。30㍍競技の合計では341の高得点点をたたき出した。30㍍競技は6エンド中2エンドで50点と得点が上がってこなかった寺村仁杜(法1)。1エンド目以外は55点を超えるなど安定して実力を発揮し、トータルスコア624点とチームで3位の得点を記録した。30㍍競技で一人一人が得点を上げたが、高得点をマークし続ける相手に追いつくことができず試合終了。2戦目に続き、白星をつかむことはできなかった。



50㍍競技で得点を上げることができず敗北を喫した関大。次戦は3戦全勝の同大と相まみえる。これ以上負けると王座進出への雲行きが怪しくなることに。次戦は白星を挙げ、連敗ストップを目指す。【文/写真:木村遥太】
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