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◇令和7年度関西学生リーグ戦◇サーブル男子・女子新人戦◇4月19・20日◇大山崎町体育館

[男子第1試合]
●関大35-45立命大
①小野原 5(5)-(4)4 平岡
②陰平     8(3)-(6)10 沼尻
③上村 14(6)-(5)15 井上
④陰平 15(1)-(5)20 平岡
⑤小野原18(3)-(5)25 井上
⑥上村 23(5)-(5)30 沼尻
⑦陰平 31(8)-(5)35 井上
⑧上村 35(4)-(5)40    平岡
⑨小野原35(0)-(5)45 沼尻
R保知         R佐竹

[男子第2試合]
〇関大45-38関学大
①小野原 2(2)-(5)5 畑中
②陰平     5(3)-(5)10 黒石
③上村15(10)-(3)13 石川
④陰平 20(5)-(3)16 畑中
⑤小野原25(5)-(5)21 石川
⑥上村 30(5)-(4)25 黒石
⑦陰平 35(5)-(6)31 石川
⑧上村 40(5)-(4)35    畑中
⑨小野原45(5)-(3)38 黒石
R花光         R山地

[男子第3試合]
●関大36-45愛工大
①上村     5(5)-(3)3 堀
②小野原10(5)-(6)9 富平
③陰平    12(2)-(5)15 明瀬
④上村    15(3)-(5)20 富平
⑤陰平25(10)-(4)24 堀
⑥小野原27(2)-(6)30 明瀬
⑦陰平 30(3)-(5)35 富平
⑧上村    36(6)-(5)40    明瀬
⑨小野原36(0)-(5)45 堀
R保知         R山本

[男子第4試合]
●関大32-45朝日大
①上村 3    (3)-(5)5     伊藤
②小野原9    (6)-(5)10 新宮
③陰平 10(1)-(5)15 谷川
④上村 13(3)-(5)20 新宮
⑤陰平 22(9)-(5)25 伊藤
⑥小野原23(1)-(5)30 谷川
⑦陰平 28(5)-(5)35 船木
⑧上村 31(3)-(5)40    谷川
⑨小野原32(1)-(5)45 伊藤
R花光         R船木

[男子第5試合]
〇関大45-36同大
①小野原5    (5)-(3)3     藤田
②上村    10(5)-(3)6     中垣
③保知 11(1)-(9)15 岩井
④小野原20(9)-(4)19 中垣
⑤陰平 25(5)-(2)21 藤田
⑥上村 30(5)-(2)23 岩井
⑦陰平 35(5)-(4)27 中垣
⑧小野原40(5)-(6)33    岩井
⑨上村 45(5)-(3)36 藤田
R陰平         R竹本

[女子第1試合]
●関大19-45朝日大
①池田     0(0)-(5)5 八惣
②眞正10(10)-(3)8 太田
③佐々木10(0)-(7)15 一瀬
④池田 10(0)-(5)20 太田
⑤佐々木11(1)-(5)25 八惣
⑥眞正 12(1)-(5)30 一瀬
⑦佐々木13(1)-(5)35 太田
⑧池田 13(0)-(5)40    一瀬
⑨眞正    19(6)-(5)45 八惣
R西田         R五味

[女子第2試合]
●関大23-45立命大
①眞正    0(0)-(5)5 丸本
②佐々木2(2)-(5)10 谷口
③池田    4(2)-(5)15 関谷
④佐々木6(2)-(5)20 丸本
⑤眞正    9(3)-(5)25 関谷
⑥池田 10(1)-(5)30 谷口
⑦佐々木11(1)-(5)35 関谷
⑧池田 14(3)-(5)40    丸本
⑨眞正    23(9)-(5)45 谷口
R堀岡         R石津

[女子第3試合]
●関大33-45関学大
①池田 2(2)-(5)5 高橋
②眞正    9(7)-(5)10 筧
③佐々木12(3)-(5)15 泉
④池田 13(1)-(5)20 筧
⑤佐々木14(1)-(5)25 高橋
⑥眞正26(12)-(5)30    市岡
⑦佐々木30(4)-(5)35 筧
⑧池田 31(1)-(5)40    市岡
⑨眞正    33(2)-(5)45 高橋
R堀岡         R市岡

[女子第4試合]
●関大40-45中京大
①池田 2    (2)-(5)5     土屋
②眞正    10(8)-(4)9     宮崎
③佐々木13(3)-(6)15 高殿
④池田 13(0)-(5)20 宮崎
⑤佐々木13(0)-(5)25 土屋
⑥眞正 20(7)-(5)30    高殿
⑦佐々木26(6)-(5)35 宮崎
⑧池田 29(3)-(5)40    高殿
⑨眞正    40(11)-(5)45土屋
R堀岡         R三木

[女子第5試合]
〇関大45-43同大
①池田 3    (3)-(5)5     田村
②眞正    7    (4)-(5)10 中道
③佐々木8    (1)-(5)15 数井
④池田 12(4)-(5)20 中道
⑤佐々木12(0)-(5)25 田村
⑥眞正 27(15)-(5)30    数井
⑦佐々木29(2)-(5)35 中道
⑧池田 32(3)-(5)40    数井
⑨眞正    45(13)-(3)43 田村
R堀岡         R曽根

[総合結果]
フルーレ男子1部4位
フルーレ女子1部5位

フルーレでは、男子が準優勝を果たし、女子は数々の強敵の前に苦しんだ。男子は総合で上位を目指すために、女子は1部残留を目指して。各々の思惑が交わったサーブルに挑んだ。時間制限がないため、個々の実力が必要とされる。男子は3位以上を狙ったが、2勝3敗で4位となった。女子は、最終戦で眞正樹理(人2)の個人32得点の活躍もあり、価値ある1勝を手にする。

男子サーブル初戦の相手は立命大。昨季はサーブルで優勝を果たしている強敵だ。トップバッターを務めたのは、小野原寛斗主将(社4)。接戦を制し、5-4で2番手につなぐ。序盤はそのまま接戦が続き迎えた2巡目。ついに試合が動き始める。2巡目トップの陰平尚弥(情4)は先制点を奪うとそのまま流れに乗るかと思われた。だが、思うように攻撃が決まらない。最後はフレッシュにやられてしまい、4点リードを許す展開に。5番手・小野原は高身長の相手と対戦する。相手の身長を生かした戦術に、なかなか相手に攻撃を届かせることができない。懐に潜り込んで攻撃を狙うなど試行錯誤するも相手のカウンターを食らってしまうなどし、点差を縮めることができなかった。少しずつ点差が開き迎えた3巡目。陰平が追い上げを見せる。相手は自身よりも背の高い相手であったが臆することなく、相手の懐に潜り込んでいく。6連続得点を記録するなど追い上げを見せ、31-35で上村明武(社3)に託した。だが、最後までこの4点差を埋めることはできず。35-45で初戦を落とした。

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△陰平

2戦目の相手は関学大だ。「ここが勝負どころだった」と小野原。1番手はその小野原から始まった。序盤から2連続で得点を獲得し、幸先の良いスタートを切る。だが、得意とする攻めに普段のなめらかさがなかった。カウンターをもらうなどで、失点を重ねる。2番手の陰平も点差を縮めることができず、3番手の上村へ。上村は冷静な駆け引きを演じ、徐々に点差を詰めていく。12-12でついに追いつくと、15-13とリードした展開で1巡目を終える。以降は全員が落ち着いた試合を見せた。4番手・陰平が緩急のある攻撃で点差を4点に広げると、小野原も点差を生かした戦術をくり広げ、リードを譲らない。45-38で男子サーブル今季初白星を挙げた。

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△歓喜する選手たち

初日最後の試合は愛工大。1日目を勝ち越して終えるために負けられない試合が始まった。トップバッターを務めたのは上村。強敵相手にも冷静な立ち回りを見せる。序盤から点の取り合いとなったが、最後に抜け出したのは上村だった。5-3のリードした展開で2番手の小野原へとつなぐ。小野原は、このリードを譲らないという強い意志を見せた。7-7、9-9と接戦になるも最後の1本を取り切り、10-9で3番手の陰平へ。相手の攻撃に防戦になる展開が続いた。徐々に点差を詰められ、逆転を許してしまう。しかし、やられているだけでは終わらないのが陰平。5番手で回ってくると、先ほどの悔しさを晴らすようなフェンシングを披露する。序盤こそ点の取り合いになったが、相手が24点を握ったところで驚異の粘りを見せた。果敢な攻めで得点を奪うと、相手の攻撃も剣ではじきカウンターを次々と決めていく。21-24から、4連続得点で逆転を果たした。だが、6番手・小野原が相手に再逆転を許すと最後まで相手を捉えることができず。36-45で2敗目を喫した。

1日目を1勝2敗で終えた男子は、上位入賞を果たすために落とせない試合が続いた。2日目初戦の相手は朝日大。1番手上村が3ー5で番を譲ると、その後も苦しい展開が続く。それでも、7点差で番が回ってきた陰平が追い上げを見せる。相手の攻撃を完璧に見切ると、次第に流れを呼び込んでいく。連続得点を挙げるなど、チームを勇気付ける活躍を見せ、22-25の3点差まで詰め寄った。しかし、その後は落ち着きを取り戻した相手の動きに流れを変えることができず。32-45で敗北した。

最終戦は同大。1つでも上の順位を手にするため、試合前には円陣を組み、士気を高める。この試合は、陰平に代わり保知純乃介(文3)がスタメン出場した。小野原、上村の活躍で序盤から試合を優勢に進める。10-9で迎えるは保知。攻撃的なフェンシングを披露した。しかし、相手の冷静な対処になかなか攻撃を通すことができない。連続得点で逆転を許すと、その後も思うように点を挙げることができず。4点ビハインドで4番手の小野原へと託した。小野原は開始直後から、素早いステップで相手に近づき得点を挙げる。途中5連続得点で再度逆転を果たすと、20点目も先に獲得し、リードして5番手につないだ。ここで関大は、保知に代わりリザーブの陰平を起用することを決める。21-21の接戦となったが、ここから流れに乗った。段々と相手の攻撃のタイミングをつかむと、相手の攻撃を上手く捌いていく。4連続得点を挙げ、番を終えた。以降も、試合を優勢に運び、33-40で、アンカーの上村へ。最後まで危なげない戦いを見せ、1点ずつ積み上げていく。45-36で勝利した。

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△上村

女子の初戦の相手は朝日大。開幕から激しいせめぎ合いになる。だが、この得点を制することができず、相手に流れを取られてしまった。ここで、登場したのは眞正。チームのエースとして、気迫のプレーを見せた。先制点を奪い、流れを引き寄せる。バリエーション豊かな攻めで、4連続得点を挙げた。その後も有利に試合を進め、先に10点目を獲得する。3番手は、池田心(社3)。先制点を奪われると、その後は劣勢な展開が続いた。果敢に攻撃を仕掛けるも見切られ、カウンターを受けてしまう。5点差で2巡目へと突入した。2巡目トップバッターは、池田。様々な仕掛けを行うがどれも得点を挙げるには及ばず。最後まで突破口を見つけることができなかった。その後は徐々に点差を広げられていく。アンカーの眞正が、4連続得点を挙げるなど、粘りを見せるも追いつくことはできなかった。

2戦目の相手は立命大。1番手を任された眞正だったが、思うように点を取ることができない。0-5で出番を終える。2番手を務めたのは佐々木明莉(商1)。序盤、2連続失点を喫す。しかし、ひるむことなく果敢に仕掛けてチーム初得点を記録する。部員からは、大きな歓声が上がった。その後もう1得点を獲得し、3番手の池田に。粘り強い戦いを見せ、激しく攻守が切り替わる中でも冷静に対処。2連続得点を記録するなど、相手に食らいつく。しかし、少しずつ点差を広げられてしまった。15-40でアンカーの眞正へ。この展開でもエースは投闘志を燃やしていた。冷静に相手の攻撃をはじいてカウンターを決め、先制点を奪うとそこから3連続得点。その後は点の取り合いとなり、先にマッチポイントを握られてしまう。だが簡単には勝利を渡さない。相手のカウンターにも反応し、さらに攻撃を仕掛けていく。驚異の粘りで4連続得点を奪った。だが、反撃もここまで。23-45で敗北を喫した。

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△佐々木

初日最後の試合は関学大。1番手の池田は、相手の上から剣を振り下ろすような攻撃にうまく対処することができない。2-5で2番手に託した。眞正は相手に的を絞らせないフェンシングを見せる。先制点こそ奪われたが、その後3連続得点を挙げた。優位に試合を運び、徐々に場を支配していく。相手の攻勢にも冷静に対処し、カウンターを決めると、相手の引き際にも素早いステップで近づき得点を挙げる。9-9まで追い上げたが最後は失点を許し、9-10で3番手へとつないだ。3番手・佐々木は先制点を積極的な攻撃で獲得する。攻守に良い動きを見せ、接戦を繰り広げた。最後は相手の攻撃をかわして反撃に出るも相手を捉えることができず。12-15で順番を終えた。段々と差をつけられ、11点差で6番手眞正を迎える。先制点を獲得すると、この試合でもエースの意地を見せつけた。互いに2点ずつ取り合うと、少しずつ相手の攻撃を見切る場面が見られるように。攻撃をギリギリでかわすと、淡々とカウンターを決めていく。そこで相手の攻撃に迷いが生じたところを見逃さなかった。細かいステップで相手をじわじわと追い込み得点すると、次の得点は速攻を仕掛けて得点する。完全に相手を掌握し、7連続得点。そのすさまじい追い上げと気迫に部員でさえも圧倒される。結果、この番に12点を挙げる大活躍で、差を4点に縮めた。7番手・佐々木はこの勢いを味方に付け積極的な攻撃を仕掛ける。序盤、カウンターをもらってしまうが、さらに前へ踏み込み得点。5点差で8番手へとつないだ。しかし、最後まで相手に追いつくことはできず。33-45で惜敗した。

2日目の初戦は中京大と相まみえる。1巡目は、眞正の活躍もあり、13-15の接戦になった。2巡目は苦しい展開が続く。4番手・池田は、序盤自分からの攻めを見せたが、なかなか得点に繋げることができない。徐々に防戦に回ってしまった。5番手・佐々木もこの流れを止めようと奮起する。しかし、相手の勢いに呑まれてしまった。25-13で番を終える。その後も思うように点差を詰めることができず、アンカーの眞正に。点を互いに取り合う展開が続き、35-44でマッチポイントを握られてしまった。しかし、ここから粘りを見せる。豊富な攻め手で、相手にプレッシャーをかけると、5連続得点を挙げ、ついに40点台に。しかし、最後は、踏み込んだところを突かれてしまい敗北を喫した。チーム初勝利とはならなかったが良い雰囲気で次につなげた。

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△眞正

第5試合は同大と対戦する。チーム初勝利を手にするため、円陣を組み士気を上げた。トップバッターは池田。先制点を獲得すると、3得点をあげる活躍を見せる。2番手は眞正。ここで相手を捉えたかったが、攻撃が思うように決めらない。7-10で3番手佐々木へとつないだ。佐々木は相手の鋭い攻撃を防ぎ切ることができない。カウンターを仕掛けるなどするも相手を捉えきれず。2巡目に入ると少しずつ点差を拡げられてしまう。12-25でエース、眞正に番がまわった。相手の剣をはじきカウンターを決めるなど、じわじわと点差を詰めていく。15得点を挙げ、27-30で3巡目へ。佐々木、池田ともに相手に食らいつき、32-40でアンカーにつないだ。「3巡目みんなが得点を取ってつないでくれた。勝つぞという強い気持ちで挑めた」と眞正。圧倒的に不利な状況でも闘志を燃やした。先制点を獲得すると連続得点を得る。その後も次第に点差を埋めていく。40-43でついに40点台に到達した。会場も眞正の驚異的な追い上げに、異様な雰囲気と化していく。40点台に到達しても勢いに衰えはなかった。豊富な戦略を駆使し、ついにマッチポイントを獲得。最後まで、攻めきり見事45点目を手にした。試合後には、ようやく手にした勝利に部員の目には光るものが。幾度も迎えた苦しい場面を乗り越え獲得した勝利には、非常に大きなものがあった。

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△池田

男子はサーブル種目で上位入賞をねらったが惜しくも4位という結果に。女子は1部で大きな初勝利を手にし、勢いに乗る。最後の種目であるエペでも好成績を獲得し、男子は総合での表彰台へ、女子は1部残留を目指す。【文:金佐康佑/写真:西村果凜、金佐康佑】

▼眞正
「(1試合目を振り返って)まず私はエースとして戦わないといけないという強い気持ちで、1試合目に挑みました。絶対に1試合目から100%の力を出すことができないというのが自分の課題でもあったので、相手の技に合わせないというのを意識しました。また、(試合中に)考えすぎないために自分で(技の)組み立て方とかを考えてから試合に挑みました。自分が思っていた組み立て方でプレーできたからうまく点数を取ることができたと思います。2巡目の選手が私のライバルだったので、やはり気持ちで負けないというのを一番に意識してプレーしました。だけど、相手は日本代表というものを背負ってるんですけど、自分もそこに行きたいという目標がある中で、こういう人たちと戦っていかないといけないなと思っていたら、1巡目に比べて自分の動きがあまりできなくて、空回りになってしまったというのはありました。なので、3巡目は修正して1点ずつ、1点ずつというのを意識していました。ですが、組み立てがハマる時とハマらない時があって、そうなった時の集中力が良くなかったのかなと反省しています。切り替えができなかったという感じです。(2試合目を振り返って)立命大は全体的な動きの予想は立っていたんですけど、自分のプレーを生かしながら相手に対応するというのが自分の中では課題でもあって。それが1巡目から出てしまったことで、組み立てが全部狂ってしまって、最後も自分がしたいことじゃなくて、相手に合わせてしまった部分がありました。修正力と対応力をもっと身に付けて、自分がしたい強いプレーを生かしながらの組み立て方ができるようになっていきたいなと思います。(3試合目を振り返って)3試合目はすごくチーム力を出すことができたかなと思っています。試合の直前にメンバーの1人がけがをしてしまって、想定外のメンバーだったんですけど、3試合目ですごく自分が助けられたのはチームのおかげだなと思っていて。1順目から思い切っていったり、声かけをして、そこから徐々にみんな一生懸命に頑張ってくれたというのがすごく印象的だと思っています。中盤にみんなが崩れてしまい、私が取らないといけない場面で1本ずつ、1本ずつ取ることを意識していて。リラックスしていたというのもあったんですけど、組み立てをちゃんとしていたというのもあって、関学大戦はすごく組み立てが自分の中でうまくいったなと。最後は負けちゃったんですけど、チーム力と対応力がすごくみんな良かったです。いい流れでできました。
(中京大戦を振り返って)昨日の最後の試合がすごくいい展開だったので、そのいい流れを中京戦に持ってこれるようにというのをチーム内で言っていて。いいチームワークだったかなと思うのですが、私自身が取り切らないといけないところであまり取りきれてなくて。切り替えようと思っていたのですが、そこもやはりチームの他の2人がいないと、チームの展開だったり、組み立て方が変わってきていたと思うので自分自身で組み立てをできるようにしたいなと。切り替えができるようにしていけたらいいなと感じた試合でした。(同大戦を振り返って)同大戦では勝つぞという目標を常に3人で持って臨んだんですけど、中盤のあたりから個人スコアが0点だったり、取る人取らない人っていうのがあって。みんな苦しい展開だったんですけど、最後周りでそれぞれが少しずつ点数を持って行って、大きく逆転勝ちというのはなかったんですけど、チームのそれまでのみんなの頑張りとかも含めて最後すごく力になった部分があったので、いい試合で勝つことができたかなと思います。(40点台まで追い上げた時の心境)負けそうとか思わずに、すごく強気でいけていて、弱い自分が全く自分の中になかったなと思っていて。すごくいいコンディションで戦うことができたと思います。(45点目を獲得した時の心境)正直すごく苦しい展開の中で、点数を取っても中盤で次の人があまり取れなくてという展開が続いていたんですけど。最後周りになった時にそれぞれが個人のスコアを取ってきて。そこでやっと自分がやらないとという気持ちになって臨むことができて。その気持ちのままできたので、45点目を取った時はすごくうれしかった。やっと1部で勝てたっていうのが本当に大きかったです。(この1勝の大きさ)フルーレが全敗してという流れの中で、サーブル陣もチームが1人欠けてしまって。代わりに新しい子となった時に、そして1週間で仕上げるとなった時に、すごくその子自身も怖かったと思うし、私たちも2年生、3年生の先輩ともいろいろ話して決めて、ミーティングをつなげてここまで持ってきたので、すごくいいチームに仕上げることができたかなと思っています。それも今後の課題とかにもつなげられるような。ここまでの過程だったりとか、結果だったりとか、もちろん技術もすべて含めてこの試合で学ぶことができたので、その強みを持って、今後1部でもっと上に行けるような戦い方だったり、ミーティングだったりをしていきたいなとすごく強く感じる部分がありました。(エペ陣に向けて)正直入れ替え戦になる可能性が高いのですが、私自身も入れ替え戦をしたくないという気持ちがもちろんあって。私たちが勝ったから、じゃあ私たち(エペ陣)も勝たないとという、お互い刺激し合った会話なども聞こえてきたので、私は応援しかできないんですけど、少しでもチームの点数上げれるように2勝以上を頑張ってしてほしいなと思っています

▼小野原主将
「(フルーレ陣の活躍について)シンプルにすごいなという気持ちと、3種目の中でも一番実力のある選手が集まった種目だったので期待値も高かったのですが、それを超えてくるようなパフォーマンスで、僕らサーブル陣とエペ陣に勢いをつけてくれるようないい試合をしてくれたなと思います。(1日目の自身の活躍について)アンカーという立場と主将と言う立場でいろいろとプレッシャーを感じながら試合の場に立ったのですが、チームとして関学大に勝つことはできましたが、個人的なスコアで見るとマイナスな点数が多いので悔しいです。(サーブルの重要性について)サーブルがやはり、総合順位を決める鍵になっているのは僕たちも理解していて。サーブルは3位以上入りたいなという目標でやってきたので、初日が、1勝2敗というのは少し痛いですが明日の2試合はしっかりと研究して、2勝挙げられるように頑張りたいと思います。(朝日大戦を振り返って)自分たちの想像してたレベルよりもはるかに強かったというのが率直な感想です。やはり強い人が揃っているので、そこの一人一人に対して対策を練っていたのですが、それがうまくはまらなかったです。なかなか思うようなプレーがみんなできなかったんじゃないかなという印象ですね。(同大戦を振り返って)最低2勝はどうしてもしたくて、同大には勝って終わるというところを目指していて。4位には絶対入るっていうのが最低条件だったので。最後はどうしても勝ちたいという気持ちをみんなに円陣を組んで伝えたので、結果的に勝ち切れたことは本当にうれしいです。内容に関しては一人一人がやるべきことをやったんじゃないかなと。本当に団体でみんなで勝ったというふうに思える素晴らしい試合だったんじゃないかなと思います。(エペ陣に向けて)エペ陣にはできれば3位以上でお願いという祈りと、あとは、僕らも4位だったんですけど、しっかり勢いをつけられたんじゃないかなと思っています。5月まではまだ時間あるので、できることはしっかりやって全力でサポートしていきたいなと思います」

▼陰平
「(立命戦を振り返って)1順目に立った時に5ー4でリードしていたので、せめて5ー5で番を終われたら良かったのですが逆転されて。その次に、相手の2番手と当たった時に個人スコア1ー5で点差がついてしまって。いろいろなトラブルにも見舞われたのですが、そこで少し動揺してしまったかなと。ですが、最後の3週目の時には徐々に追い上げて、あと少しで追いつきそうになった時に35点目を取られて流れてしまって。こちらが流れを握れていた感じだったので、もう少し早く追い上げられていたら良かったです。(愛工大戦の2巡目を振り返って)相手の1番手だったので、チャレンジャーの気持ちでやれることはやろうと思って。ベンチの監督からいろいろなアイデアを出してやっていこうと言われて。いろいろ仕掛けなかったら負けてしまうと思ったので、いろいろなことをやってみると意外とうまくいって、ポンポンポンと取れて。立命戦とは違い早めに追いつけて、個人スコアとしても10ー4で取り切れたので、チームにとっても、僕にとってもいい流れをつかめたかなと思います。3巡目は3ー5。あそこでもう少し取れていればというのはあります。もったいなかったです。あそこで取れていれば勢いも関大側に来て勝っていたのではないかなと思います。(2日目に向けて)取って取られてる感じが多かったのですが、内容的にはベストに近い状態でできたかなと思っているので、明日の朝日大と同大にもこの調子でいきたいです。また、自分の失点の仕方が、少し弱気になってしまった時や、何も考えずに開始してしまった時なので、明日はしっかりと自分の戦い方を考えてやっていこうかなと思います」

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