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◇ 第30回大阪選手権大会1回戦◇3月30日◇対St.Andrew's FC◇J-GREEN堺S2

【前半】関大0-0St.Andrew's FC
【後半】関大1-0St.Andrew's FC
【試合終了】関大1-0St.Andrew's FC

スターティングメンバー
GK山田和
DF桑原、松名、髙橋、和泉
MF村井、和田、藤﨑、宮川、北村
FW 兎澤

大阪選手権大会(大阪選手権)1回戦でSt.Andrew's FCと対戦した。前半は、ゴールに迫る場面が多いが、攻めあぐねる展開に。無得点で試合を折り返し迎えた後半は、より決定的なチャンスが出始める。すると、試合終盤に差しかかった同30分に、クロスをMF北村圭司朗(法2)が頭で合わせ先制点を獲得。この1点を守り切り勝利を収めた関大は、J3・FC大阪が待つ準決勝へと駒を進めた。

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△スターティングメンバー

大阪選手権本戦に出場を決め、St.Andrew's FCとの1回戦に臨んだ。St.Andrew's FCボールでキックオフ。前半序盤にアクシデントが起きる。同15分、相手との接触によりピッチに倒れ込んだDF松名大輝(法3)。脳震盪により交代を余儀なくされ、DF山本圭晋(25年度入学)が緊急出場兼紫紺デビューを果たした。

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△DF山本

立ち上がりは落ち着かない場面もあったが、次第に関大が主導権を握り始める。同17分、DF桑原航太(社2)のクロスをMF北村が頭で合わせたが、惜しくもバーをたたいた。直後には、連続でコーナーキック(CK)を獲得するなど、ゴールに迫るシーンが増えていく。しかし、両サイドハーフのMF村井天(経2)とMF北村や、トップ下のMF藤﨑琉依(商3)にボールが入ると、相手の素早い寄せによりボールロストも目立つ。「いつもは抜けているところで引っかかることが多かった。自分の中ではあまりうまくいってないなと思い、クロスを上げることに意識を向けた」とMF北村。試合の中で修正を行うと、クロスからボックス内でのチャンスが増え始める。だが、ゴールネットを揺らすことはできず、両者無得点で試合を折り返した。

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△DF桑原

迎えた後半は、より関大が主導権を握りながら試合が進む。同8分、DF髙橋哲也(文2)のインターセプトから攻撃を展開すると、左サイドで仕掛けるMF北村。ボックス内にクロスを送り、FW今西佑(経1)が頭で合わせるもゴールとはならず。同18分にも、GK山田和季(社3)のロングフィードから、一気に前線へ。MF北村が抜け出し、仕掛けから相手のファールを誘発。その後のセットプレーでは、DF髙橋が合わせたがセーブに阻まれた。

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△DF髙橋

何度もゴールに迫るチャンスを演出し、試合が終盤に差しかかった同30分。ついに、待望の先制点が訪れた。途中出場のMF真田蓮司(法2)のクロスを、MF北村が頭で合わせゴールネットを揺らす。「蓮司(MF真田)からいいボールが上がって、これはきたなと思った。決め切ることができて良かったし、初ゴールでもあるからうれしかった」。同校コンビで得点を演出し、喜びを分かち合う。この1点のリードを保ち続け、1-0で勝利を収めた。

2389D227-1C1E-4BFB-BFD1-67C81914CBF6IMG_0006-200x133 【サッカー】MF北村のゴールで勝利 準決勝進出決めた!
△MF北村

準決勝進出を果たした関大。次なる相手であるFC大阪はプロチームであり、今季はリーグ上位につけるなど好調さがうかがえる。DF松名の不運な戦線離脱もあったが、ルーキー・DF山本がクリーンシートに貢献するなど、収穫もあった今試合。勝って決勝の舞台へ。大会4連覇に王手をかける。【文/写真:岩口奎心】

▼MF北村
「(球際で相手に詰められる場面が多かった)今日の試合を通して、いつもは抜けているところで引っかかることが多かった。自分の中ではあまりうまくいってないなと思い、クロスを上げることに意識を向けた。(今試合の自分の評価)仕掛けた回数に対していい仕掛けになった場面が少なかったから、40点ぐらい。(ゴールシーンを振り返って)前半にもヘディングでシュートを打つ場面があったが、決めきれなかった。ゴールの場面は蓮司(MF真田)からいいボールが上がって、これはきたなと思った。決め切ることができて良かったし、初ゴールでもあるからうれしかった。(ここ3試合の自身のパフォーマンス)昨年に比べるとできることが増えて、チームの力になることができていると思う。でも、プレシーズンの時はもっといいプレーができていたから、学生リーグも始まるしもっと良さを出していきたい。(リーグ開幕戦への意気込み)チームがうまくいかなかったり行き詰まった時に個の力で突破口を開いたり、アシストとゴールでチームの勝利に貢献したい」

▼DF山本
「要所要所で自分のいいプレーというのは出せたと思うけれど、まだまだ隙があるなと試合の中で感じた。課題がたくさん見つかった試合だったと思う。(すぐ横には同校出身のDF桑原がいた)だいぶ安心感があった。うまく頼りながら、自分自身も自分のプレーを出していかないといけないので、そこはうまくコミュニケーションを取りながらできたと思う。(高校と大学の違いは)高校よりもうまい選手がたくさんいる。練習や試合での強度が大きく違うと感じた。(紫紺デビューの率直な感想)めちゃくちゃ楽しかったけど、試合の中で課題が見つかったし、これからも練習をしっかり続けて試合に出られるように頑張らないといけない。(同期たちもデビューを飾っている)同期たちも早くから試合に出ていて、自分が応援やベンチから見ていて試合に出たいなといい刺激をもらっていたし、練習から頑張ろうという気持ちになれた。(リーグ開幕戦への意気込み)今日は試合に出させてもらったが、まだまだスタメンで出られるレベルではない。監督や他の選手から信頼を得られるようにならないといけないし、開幕戦に向けていい準備をして、もっともっと成長していきたい」

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