◇令和7年度関西六大学連盟春季リーグ戦第3節◇対阪大1回戦◇3月27日◇わかさスタジアム京都
阪 大 000 010=1
関 大 022 313x=11
(阪)吉松、浦野、平田、大井-吉村
(関)田中、竹下-中野
1(遊)山﨑
2(中)佐竹
3(三)橋本
4(右)木下
5(一)今村
6(捕)中野
7(指)長坂
8(左)松田
9(二)永村
先発 田中
悔しい連敗を喫した前節から2週間。リーグ戦の折り返しとなる第3節を迎えた。初回は無得点に終わったが、2回以降は打線がつながり毎イニング得点。先発・田中大夢(シス理1)が粘りの投球で5回1失点に抑える。見事投打がかみ合い、リーグ2勝目をつかんだ。
先発のマウンドを任されたのは田中。先頭打者に味方失策で出塁を許し、いきなりピンチを背負う。2者連続で一邪飛に抑えたものの、4番打者に投じた初球は左翼へ。しかし、外野手の好返球で走者を本塁で刺し、初回を0点で抑えた。
ピンチを切り抜け、勢いに乗りたい打線。1死から佐竹俊哉(情2)と橋本昂来(安全3)が連打で一、二塁の好機を作った。しかし、ここは後続が続かず。初回に先制点獲得とはならなかった。
2回裏も関大が好機を作る。先頭打者の中野寛都(人3)がフルカウントから見極めて四球で出塁。続く打者も四球や内野安打で塁を埋め、下位打線で1死満塁のチャンスを演出する。1番・山﨑大輔(商2)が初球を打ち上げ、左犠飛に。三塁走者の中野が生還し、先制に成功した。2番・佐竹も2ストライクと追い込まれてから中適時打。2点を獲得し、試合の主導権を手繰り寄せた。

さらに3回裏。今村優真主将(経3)が中二塁打で出塁し、相手の失策も絡んで1死二、三塁と再びチャンスを作った。ここで打席に入ったのは、1年生ながらスタメンに名を連ねる長坂浬(社1)。2球目を振り抜くと中適時打を放ち、追加点を獲得する。満塁で打席を迎えた永村優吏(人3)はストレートの四球を選び、押し出しで4点目。打線が切れ目なくつないでいく。4回裏には1死満塁から長坂が走者一掃の3点右適時三塁打を放ち、7点のリードを手にした。

4回まで粘りの投球を続けてきた田中。しかし5回表、2死を簡単に奪ったものの、続く打者にストレートの四球を与えてしまう。続く打者の打席で盗塁を許し、得点圏に走者を進められた。その直後、相手5番打者に打球を中堅へ運ばれる。1点を失ったが、後続を断ち試合は後半へ。

6回からは竹下紘生(政策3)がマウンドに。1死から左安打を許したものの、左飛と空三振に斬って無失点。経験豊富な右腕がスコアボードに0を刻んだ。

3点を入れればコールドとなる6回裏、関大は代打攻勢を仕掛ける。先頭の8番の打順に柳澤颯(情2)、9番に清水蓮太(法2)を起用。2者連続で四球を選び、ベンチは代走を送る。ゴロの間に走者が進み、1死二、三塁の場面で打席に立つのは佐竹。痛烈な2点右適時三塁打を放ち、ついに得点は2桁の10点に。続く橋本が中適時打で11点目を獲得し、勝負に決着をつける。10点差の圧勝で白星を飾った。

コールド勝ちで今季2勝目をつかんだ関大。リーグもついに今節で折り返しだ。勢いそのままにあすも勝利を収め、『関西一』への道をつなぐ。【️文:中吉由奈/写真:水井陽菜】
▼今村主将
「(空いた2週間での準備は)前の立命大戦で2戦とも負けて、そこから少し空くということで、最初の1週間はオフも連休で作ったりして、ちょっとリフレッシュをする時間を作りました。そこからは阪大戦とか関学大戦に向けて、1個のミスで負けないように一つ一つのプレーにこだわって練習をやってきました。(試合前の声かけ)自分たちの役割はいろいろあって、打ったり守ったり、ベンチだったら声を出して応援するとか、そういう一人一人の役割を全うしたら今日の試合は勝てると分かっていました。みんなが協力して声を出して、打線もつながって勝てたのかなと思います。(1、2年生の活躍はどのように見ていたか)打ちすぎやろと思います(笑)「俺にも打点ほしいな」と思いながら、でも下級生ながら今日の打点のほとんどを稼いでくれて。2人ともめっちゃ頼りになるバッターですし、あいつらにいい形で回したら何かしてくれるやろうなというのはずっとあるので、僕とか中野が出て長坂が返す形、下位打線が出て佐竹が返す形に作れたというのはめっちゃ大きいかなと思います。(あすへの意気込み)前半戦は今日で終わって明日から後半戦なので、まだまだ関西一というのは見えていると思うので、一戦一戦当たり前のことを当たり前にして、1個ずつ勝っていきたいなと思います」
▼橋本
「(前節から2週間空き、どんな心境で挑んだか)1週試合がなかったけど、ぬるい感じで入らないように、開幕戦くらいの気持ちでやろうと思っていました。(ご自身の打席を振り返って)結果的に見たら3安打っていうのは良かったんですけど、2打席目に2死二、三塁の追加点がほしい場面でファーストフライを打ち上げてしまったので、そういうのはなくして、こだわっていかないとこれから勝てないかなと思っています。(副主将として意識していること)とにかくチームの勝ちを最優先に考えること、自分の成績よりもチームが勝ったらそれでいいという気持ちで声をかけて頑張っています。(あすへの意気込み)カンスポの取材を受けた後にだいたい打てていないので、あすもちゃんと勝てるように、頑張ってやっていきたいです」
▼佐竹
「(前節から2週間空き、どんな心境で挑んだか)これまで打てていなくてリフレッシュできたので、気持ちは初戦みたいな感じで挑めました。いつも盛り上げてくれている森本蓮大(安全2)が体調不良で、いつも蓮大が盛り上げてくれていると思っているんですけど、それがなかったので自分で自分を鼓舞して頑張りました。(ご自身のバッティングを振り返って)2週空いてちょっとバッティングを見直したので、それがうまく合ってくれたので良かったです。(チャンスの場面での心境)もうカンスポの1面に載ってやろうと思って頑張りました。(安打数もリーグトップの7安打)僕ら1、2番が2年生で、僕らが打てば勝てると思っています。負けたら自分のせいで勝ったらみんなのおかげと思っていて、とりあえず塁に出ることを最優先にしているので、多分それがつながっていると思います。(新3年生として迎えるリーグ戦、気持ちの面で変化は)昨年は先輩についていく感じで自分の成績だけで良かったんですけど、今年はもう新3年生なので、いろいろな責任とかも出てきました。背負うものも大きいんですけど、お兄ちゃん(=今村主将)を胴上げしたいので、その気持ちでいっぱいです。(あすへの意気込み)とりあえず全部勝って、最後は今村さんを胴上げできるように頑張ります」
▼田中
「(前節から2週間空き、どんな心境で挑んだか)チームとしてはリーグ戦1勝3敗で、この阪大戦は絶対勝ちたいと話していて。その中で先発を任されて、絶対勝たないといけない、試合を作らないといけないなという気持ちで臨みました。(大学初勝利を収めたが、率直な感想)うれしいですね。得点につながるようなピッチングができたかなと思います。(失策が多かった中で5回1失点に抑えた)エラーが出たイニングは抑えられたので良かったんですけど、毎回ランナーを出してピンチになってしまったことは反省点かなと思います。(次戦への意気込み)次も絶対に勝たないといけない試合なので、試合を作れるようなピッチングができるように頑張っていきたいと思います」
▼長坂
「(前節から2週間空き、どんな心境で挑んだか)1年の中でスタメンは僕だけだったので、僕が流れを変えようと思って打席に立ちました。(3回の好機に安打。打席前の心境は)フライを上げずに、速いゴロを打とうという意識でした。(4回にも好機で三塁打)佐竹さんが『思い切り打ってこい』と声をかけてくれたので、それに応えようと思って打ちました。(次戦への意気込み)次に出るときはまたDHだと思うので、思い切って振ってチームに貢献できるように頑張りたいです」
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