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◇ 第30回大阪選手権大会大学予選Bブロック代表決定戦◇3月25日◇対大体大◇J-GREEN堺S5

【前半】関大0-0大体大
【後半】関大1-0大体大
【試合終了】関大1-0大体大

スターティングメンバー
GK 生嶋
DF 上原、大西、髙橋、吉村瑠
MF 真田、宮川、黒沢、三木仁、村井
FW 今西

勝てば本戦出場が決まる大学代表決定戦。大体大と対峙(たいじ)した。序盤は守備に回る時間もあったが、ロングボールの回収から少しずつリズムを作り出す。前半は互いに譲らない試合展開となり、両者無得点で試合を折り返した。迎えた後半はゴールに迫る場面も増え、同37分に相手のハンドからPKを獲得。MF三木仁太(政策3)が冷静に流し込み、先制点を挙げた。この1点を守り切った関大。今大会1つ目の正念場を乗り越え、本戦出場を果たした。

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△円陣を組む選手たち

大阪選手権大会(大阪選手権)の1つ目の正念場である大学予選代表決定戦。桃学大に4発快勝し、勢いに乗る大体大が立ちはだかった。前半序盤は相手にボールを保持され、守備に回る時間帯が続く。ロングボール主体の大体大に対し、蹴らせて回収することを狙っていた関大。徐々にボールを保持する場面が増えていく。すると同13分、DF吉村瑠晟(経3)のロングボールに抜け出したFW今西佑(経1)。相手GKとの1対1となりシュートは枠を捉えたが、ライン際で相手DFにクリアされゴールとはならなかった。その後も、MF黒沢偲道(25年度入学予定)の抜け出しからコーナーキック(CK)を獲得するなど、セットプレーのチャンスが続く。また、相手のミスから高い位置でのスローインも続きゴールへと迫るシーンが増えるも、得点には至らない。

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△FW今西

しかし、終盤にはピンチを招く場面も。相手にフリーキックを献上し、ファーサイドにいたフリーの相手選手にボールが渡る。シュートを打たれそうになるも、DF大西志有太主将(文3)が体を張った守備で守り切った。また同44分には、CKから鋭いボールがゴール前へと供給されるが、飛び出したGK生嶋健太郎(安全3)がボールをキャッチ。ピンチを切り抜け、スコアレスで試合を折り返した。

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△DF大西主将

迎えた後半は、立ち上がりから関大がゴールへと襲いかかる。同4分、MF宮川大輝(文1)が相手陣内でボールを奪いドリブルで前進。左サイドから中央に走り込んできたMF村井天(経2)へ絶妙なスルーパスを出し、GKと1対1のチャンスを演出する。シュートを打ったMF村井だったが、相手DFの決死の守備にあい、先制点獲得とはならなかった。同6分には、相手のクリアボールを回収したMF宮川が、ペナルティーエリア内にクロスを上げる。FW今西が頭で合わせるも、枠を捉えることはできなかった。

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△MF宮川

徐々にCKやロングスローを連続で与え、ピンチの場面が増える。しかし、GK生嶋のセーブが光り、得点を与えない。後半中盤にも押し込まれる状態が続き、相手の攻撃に耐える時間帯も。関大は交代選手を起用しながら試合を進めると、迎えた同37分。MF真田蓮司(法2)が右サイドへと展開する。途中出場のDF桑原航太(社2)が受け、ペナルティーエリア内にクロスを供給。そのボールが相手選手の手に当たり、関大はPKを獲得する。「最高学年として、自分が蹴らないといけないという責任があった」とMF三木仁。すぐさまボールを拾い、ペナルティーマークにセットする。試合終盤のチャンスにプレッシャーがかかる場面だったが、冷静に流し込み貴重な先制点を獲得した。その後は、同点弾を狙う相手の猛攻が続く。しかし、全員の集中した守りで耐え切った関大。ウノゼロ勝利を収め、大学代表決定戦を制した。

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△MF三木仁

大阪選手権1つ目の正念場を乗り越えた関大。準決勝では終盤間際に失点を喫したが、今試合は無失点で試合を終わらせ収穫もあった。本戦出場を決め、大会初の4連覇が少しずつ現実味を帯びてきている。今年も大阪選手権を制し、天皇杯に出場するために。紫紺の戦士たちの挑戦が続く。【文/写真:岩口奎心】

▼MF三木仁
「(準決勝後から今試合に向けての心意気)準決勝は今季1発目の公式戦ということもあって、難しい試合になった。自分自身もあまりパフォーマンスが良くなくて、今日はなんかやってやろうと臨んだ。(ロングボールの回収)相手がロングボール主体ということはわかっていた。どんどんプレスにいくというよりかは、後ろでブロックを作って跳ね返す。そこからセカンドボールを拾うのが狙いだった。(今試合の攻撃の狙い目)やってみないとわからない部分もあったが、相手はマンツーマンでプレスにきていて、ボランチも両方べったり付かれている状況だった。今日はFW今西がしっかり収めてくれていたし、ロングボールが入ったところで、セカンドボールだったり、3人目の動きを意識して攻撃していこうという感じだった。(PK獲得後すぐにボールを拾った)最高学年として、自分が蹴らないといけないという責任があった。後輩には蹴らせられないなと思った。(PKを蹴った時の心境)緊張はなく、決めてやるぞという気持ちだった。(次戦に向けて)短い期間ではあるが自分たちができることをやって、試合に向けていい準備をしたい」

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