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令和3年度関西六大学連盟春季リーグ第3節◇対阪大2回戦◇4月2日◇わかさスタジアム京都◇

関大000 010 010=2

阪大001 121 12Ⅹ=8

(関)森田、西尾、内川、田治―谷村

(阪)岡本、加田―古田

1(右)吉田
2(遊)東條
3(指)鈴木
4(左)諸木
5(一)西本
6(捕)谷村
7(三)今井
8(中)山田
9(二)小玉

リーグ戦2連勝を果たし、波に乗る関大。このままの勢いで突き進みたいところだったが、この阪大2回戦でまさかの敗北。度重なるピンチを乗り切ることができず、連続で失点を許す。6点差での黒星となった。

IMG_2865-300x200 阪大2回戦は8失点の大差負け

今日の先発は同大戦で4回を投げ切り無失点で抑えた森田大樹(情3)。球数こそ多くなってしまうも、1、2回を3人で抑え、上々の滑り出しを見せる。だが、続く3回。先頭打者への初球を右前へ運ばれると、順調に塁を進められ、1番打者に適時打を許す。後続こそ絶ったものの、手痛い先制点を与えてしまった。

-300x200 阪大2回戦は8失点の大差負け
△森田

攻撃では、3回に小玉一輝(商3)、4回に鈴木成大(安全4)が安打を放つも、それぞれ打線がつながらず、得点には至れない。これ以上点差を広げたくない関大は、4回に西尾龍人(情3)を投入。だが、相手の打線は止まらず関大を襲う。3度の安打から失点を喫し、たまらず投手を交代。内川大輔(文4)がマウンドに立った。そして、初球を見事遊ゴロに仕留め、この回を最小失点で乗り切った。

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△小玉
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△鈴木
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△西尾
IMG_5265-scaled-e1617551344209-300x200 阪大2回戦は8失点の大差負け
△内川

5回表、なんとか反撃の糸口をつかみたい関大。そしてこの場面で今井怜央(人3)が見せた。4球目のボールをとらえ、右中間を抜ける二塁打を放つ。その後は、山田樹生(社4)の飛球のうちに進塁。その後、打席に立ったのは代打の福山誠太(経3)。福山の打球を相手一塁手が弾き、その間に今井がホームに帰り1点を返す。ここで1点差となった。

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IMG_3212-300x200 阪大2回戦は8失点の大差負け
△今井
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△山田
-1-300x200 阪大2回戦は8失点の大差負け
△福山

だが、阪大の勢いを止めることはできなかった。5回から7回までで4失点。8回からは田治健太郎(経2)も登板するが、2者連続の安打を受け、そこからさらに点差を広げられる。最終回にも望みを捨てず立ち向かうが、三者凡退に倒れ、勝利をつかむことはできなかった。

IMG_5733-scaled-e1617552400413-300x200 阪大2回戦は8失点の大差負け
△田治

悪い流れを断ち切ることができず、黒星となってしまった関大。「完全に力負けかなと思う」と東條光希主将(安全4)。残り4戦、必ず勝利をつかみ、笑顔で球場を飾ってみせる。【文:宮本晃希/写真:宮本晃希・荒川拓輝・小西菜夕】

▼東條主将
「もう完敗ですね。ピンチでエラーが出たり、打者も相手に対応できなかったし、完全に力負けかなと思う。前の秋リーグも阪大さんに負けているんで、結果については、驚きとかはないし、僕たちの力が足りなかったのだと思う。今日は打者のつながりがなかったかなと。昨日はつながったんですけど、今日はだめだった。自分も打てなかったので、チームに貢献することはできなかった。次からは1試合も負けられないので、応援してくれている応援団の方や、ベンチ外の選手たちのためにも1日でも長くできたらと思う」

▼田治
「(試合を終えて)自分の力を出し切れなかったです。最初浮ついて打たれてしまって、ミスをカバーできなかったことが悔しかったです。(どんな気持ちで初めてのマウンドに上がったか)これ以上点を取られたら負けが決まる場面だったので、1点も取られたくないという気持ちでマウンドに上がりました。(次の登板に向けて)次の登板はいつになるか分からないですけど、初登板は経験したので、浮つくことのないようにしたいです」

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