◇2024年度関西学生新人大会2日目◇12月1日◇同志社大学
【男子】
[5回戦]○内藤・是常5(7-4)4堀部・西村(同大)
[準々決勝]●内藤・是常0-5濱本・黒木(関外大)
[最終結果]ベスト8
【女子】
[準々決勝]○江口・武田5-2福嶋・村本(関学大)
[準決勝]○江口・武田5-1片山・竹田(関外大)
[決勝]●江口・武田0-5岩元・本間(神松陰大)
[最終結果]準優勝
関西の1・2年生のみが出場できる今大会。関大の男子からは、内藤拓磨(人2)・是常遼(経2)組が、女子からは武田悠里(政策2)・江口咲礼紗(さらさ=社2)組が大会2日目に勝ち進んだ。
内藤・是常組は、5回戦で堀部・西村組(同大)と対戦。第1ゲームをデュースの末に奪取したものの、第2ゲーム以降を互いに取り合う接戦に。ダブル前衛の内藤・是常組だが、是常がラリーで粘り機をうかがう。相手の隙を逃さず、内藤がボレーで得点を重ねた。先にマッチポイントを握ったものの、デュースとなった第8ゲームを落としてファイナルゲームに突入する。ファイナルでは先制点を奪うも、4連続失点で1-4に。しかしここから内藤がボレーで連続得点。最後は内藤の力強いストロークで相手の返球がネットにかかり、試合終了となった。
準々決勝では、濱本・黒木組(関外大)と相まみえた。第1ゲームでは先にゲームポイントを握ったが、デュースに持ち込まれ、逆転を許す。第1ゲームを落とすと、その後は相手のペースで試合が進んだ。相手の鋭いストロークにうまく対応できずにミスが続く。ストレート負けを喫し、関西新人をベスト8で終えた。
前日の4回戦までを好調に勝ち進み、ベスト8入りを決めた江口・武田組。準々決勝では福嶋・村本組(関学大)と対戦した。第1ゲームはミスが重なり、献上。しかし、第2ゲームからは武田の積極的なネットプレーで得点を重ねる。江口の力強いストロークでもポイント。ゲームカウント5-2で準々決勝を突破した。
準決勝では、第1ゲームから相手を圧倒。江口がラリー戦で粘ると、武田は隙を逃さずボレーを決める。サーブ権を持つ第5ゲームこそ落としたものの、第6ゲームを取り返して勝利。決勝進出を決めた。
迎えた決勝では、秋リーグ優勝校・神松陰大の岩元・本間組と対戦。ダブル後衛の相手に、序盤から苦戦を強いられる展開となった。3ゲームを連続で献上したが、第4ゲームはデュースに。武田のネットプレーでゲームポイントを握る場面もあったものの、7-9でここも落とし、ゲームカウントは0-4。なんとか逆転したいところだったが、相手の勢いにのまれストレート負けを喫する。準優勝で関西新人を終えた。
江口・武田組が準優勝、内藤・是常組がベスト8で今大会は終了。優勝には届かなかったが、次に向けての課題が見つかる大会となった。今シーズンは、これが最後の大会。冬季オフを挟み、来春のリーグでは男子は1部昇格、女子は1部優勝を目指す。【文/写真:森奈津子、写真:金佐康佑】
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