第77回秩父宮賜杯全日本大学男子選手権大会ミキプルーンスーパーカレッジバレー2024◇1回戦◇対福工大◇11月26日◇川崎市とどろきアリーナ
[第1セット]関大25-22福工大
[第2セット]関大25-22福工大
[第3セット]関大25-12福工大
[試合終了]○関大3-0福工大
4年生にとって最後の大会となる全日本大学男子選手権大会(インカレ)が、ついに開幕。初戦は北信越1部に所属する福工大と対戦した。第1、2セットを接戦の末に取り切ると、大差をつけて第3セットを獲得する。ストレート勝利を収め、2回戦へ駒を進めた。
関大のサーブで試合開始。矢倉龍人(人3)のブロックポイントで先制すると、その後3連続で得点を決める。隅田嵐(社4)や小山海皇(みこと=人1)のスパイクも決まり、関大がリード。しかし徐々に差を詰められ、15-15で同点となった。拮抗(きっこう)する状態が続くが、森歩夢(政策2)、隅田が連続で得点。さらにはセッターの安平瑠也主将(商4)がスパイクで点を決めるなど、多彩な攻撃を見せる。そのまま流れに乗り、第1セットを先取した。
第2セットも、序盤から一進一退の攻防が続いた。互いに点を取り合うが、関大は小山を中心に攻撃を組み立てる。また、中島康介(文3)の速攻でも得点。ピンチサーバーとして出場した荒木陽仁(文2)や上田冬陽(情1)の活躍もあり、25-22で第2セットを奪取し、セットを連取した。
第3セットは、長いラリーを小山が決めきり、関大が先制。好調な滑り出しを見せると、その後は相手のミスなどもあり、関大がリードする。中盤には中島の速攻から怒涛(どとう)の6連続得点で、先に20点に到達。20-9と、大きく点差をつけた。勢いそのままに、隅田のスパイクや中島のブロックでポイント。最後は小山が決め、25-12で第3セットを獲得した。
ストレート勝ちで初戦を突破した関大。あすは、関東1部に所属する筑波大と対戦する。昨年は超えられなかった関東の壁を打ち破るために。関大らしいバレーを展開し、ベスト16進出を決めてみせる。【文/写真:森奈津子】
コメントを送信