◇第56回関西学生新人選手権大会◇11月27日◇和歌山県立体育館
[男子個人総合]
5位 馬場慧朗(人1) 74.300
7位 浅野力(情1) 70.350
9位 中本脩太(シス理1) 67.050
20位 橋爪響一(シス理1) 48.600
22位 和田康太郎(人1) 37.000(5種目での実施)
[女子個人総合]
11位 土橋育世(人1) 34.000
21位 清水彩羽(法1) 17.200(3種目での実施)
[男子種目別選手権の部・つり輪]
2位 馬場 12.150
[男子種目別選手権の部・平行棒]
3位 浅野 12.500
[男子種目別選手権の部・鉄棒]
3位 馬場 12.000
今年も新人戦が開催された。関大からは男子5名、女子2名が出場。それぞれが力を出し切り、健闘を見せる。男子個人総合では馬場が5位、浅野が7位で入賞を果たした。
新人戦男子はあん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒、ゆかのローテーション。最初に登場したのは浅野だ。鉄棒で落下してしまうミスもあったが、着地も1歩に抑え、高得点を狙う。平行棒では3位に輝き、さらに男子個人総合では7位に食いこんだ。
力強い演技を見せたのは馬場。鉄棒では演技はじめからはなれ技を見せ、歓声を浴びた。着地もきれいに決まり、種目別の部を3位で入賞。また、つり輪でもEスコア8.25と高得点を出し、2位に。他の種目もミスなく終え、全ての種目6位以内で男子個人総合の5位に輝いた。
3人目の1年生は中本。跳馬で13.900と高得点をたたき出し、種目別で4位入賞となった。大きなガッツポーズを見せ、観客席からも声援が。鉄棒でもはなれ技を決め、着地もしっかり収める。全ての種目で10点を越え、男子個人総合では9位となった。
続いて出場したのは橋爪。平行棒では倒立がきれいにはまり、着地も小さく1歩のみ。鉄棒のはなれ技で2度落下し、点数が伸び悩む。最後のゆかでは、着地をきっちり決め、最後まで競技を演じ切った。
1年生5人目は、和田。あん馬で1度落下するも、跳馬では10位に入る結果を出す。鉄棒で落下した際に足を打ち、最後のゆかを棄権となった。
女子個人には土橋、清水が出場。ともに今年3回目の試合となる。土橋は最初の平行棒を丁寧に実施。続く平均台では落ちてしまう場面がみられるも、2回ジャンプを決める。ゆかでは手足の長さを生かした美しい演技を披露。点数は伸び悩んだが、持ち味を発揮して見る者を魅了した。
清水は最初の段違い平行棒をミスなく終えた。続く平均台では少しふらつくが、ジャンプを全て成功。最後まで落ちずに通し切った。流れに乗ると、ゆかでもミスなく着地をきれいに決める。演技後にはコーチや他の選手と笑顔で握手を交わした。
それぞれが手応えと課題と感じた今大会。大学生として初めての大会出場となった1年生にとっては貴重な経験になったに違いない。今大会で得たものを今後へとつなげ、さらなる飛躍を目指す。【文/写真:中吉由奈、中山桜希】
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