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◇2024年度全関西大学女子秋季トーナメント大会◇準々決勝◇対園女大A◇11月17日◇園田学園女子大学

[第1Q]関大21-26園女大A
[第2Q]関大18-15園女大A
[第3Q]関大27-21園女大A
[第4Q]関大21-21園女大A
[試合終了]○関大87-83園女大A

前日の大産大戦で快勝し、9年ぶりの秋季トーナメントベスト8入りを果たした関大。準々決勝では1部リーグ所属の園女大と対戦した。試合は第1クオーター(Q)から互いに点を取り合う互角の戦いに。前半を2点ビハインドで折り返すと、第3Q残り1分でついに逆転。そのままリードを守り抜き、1部相手に2連勝で準決勝進出を決めた。

IMG_0591-200x133 【バスケットボール女子】1部の園女大を倒し、準決勝進出!
△試合後にハイタッチを交わす

第1Qは関大ボールで開始するも、先制点は相手に献上。しかし、その直後に新島怜侑(りょう=社3)のスリーポイントシュートが決まる。松木りん主将(人3)がジャンプシュートを沈め、日高さくら(人3)もバスケットカウントを受けるなど続けて得点。一気に同点に追いついた。日高のシュートで逆転に成功するも、すぐさま相手も2点を取り返す。ここから互いに点を取り合う一進一退の攻防が続いた。しかし、残り1分で連続でシュートを沈められ、5点ビハインドで最初のQを終える。

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△新島

第2Qは松木主将のジャンプシュートで先に点を挙げる。続いて日高のシュートも決まり、1点差に迫った。この勢いのまま逆転したいところだったが、相手のスリーポイントシュートが決まってしまう。関大はチャンスを作るも、なかなかシュートを沈められないもどかしい展開に。その間に着実に点を取られ、ついに9点差がついてしまった。しかし、直後の相手の攻撃で24秒オーバータイムを取ると、流れは関大へ。西梨花(政策1)の3連続シュートで点差を2点に詰め、後半へとつないだ。

IMG_0570-200x133 【バスケットボール女子】1部の園女大を倒し、準決勝進出!
△西

第3Qは相手ボールでスタート。最初の点こそ許したものの、川崎真子(人2)がファールを受けてフリースローを獲得した。冷静に2本とも沈め、点差は再び2点に。その後は一進一退の攻防が続くが、関大が徐々に流れを引き寄せる。西がバスケットカウントを受け、フリースローもしっかりと沈めた。続く攻撃でも西のスリーポイントシュートがイン。ついに逆転に成功した。しかし、点差はわずか1点。すぐに相手も反撃し、再びリードを奪われた。ここで関大がタイムアウト。再開後は関大のシュートが連続で決まり、川崎のスリーポイントシュートでリードを奪い返す。日高のバスケットカウントもあり、4点差をつけて最終Qへ。

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△川崎

このままリードを守り抜きたい第4Q。開始後すぐに関大が3本のスリーポイントシュートを決める。一気に10点以上の差をつけた。しかし、相手もこのまま引き下がっていない。リバウンドを何回も取られ、攻撃につなげられてしまう。徐々に差を詰められ、残り1分の時点で点差は5。ここでバスケットカウントを与えてしまい、フリースローも沈められた。ついに2点差になり、会場中に相手を後押しする声が響く。しかし、そんな中でも「自分たちで落ち着いてやれた」と松木主将。続く相手の攻撃をパスカットで阻止し、タイムアップまでボールをキープする。見事勝利をつかみ、準決勝進出を決めた。

IMG_0289-200x133 【バスケットボール女子】1部の園女大を倒し、準決勝進出!
△得点に盛り上がる

大産大、園女大と連続で1部校を撃破した関大。他大学に比べて人数が少ない中でも、全員で一丸となってここまで突き進んできた。悲願の頂点まであと2勝。次戦も勝利を収め、必ず決勝の舞台へたどり着く。【文/写真:中吉由奈】

▼松木主将
「(試合全体を振り返って)最初は負けている展開で7点とか離れる時もあったんですけど、そこで誰も集中を切らさずにやり続けて後半で逆転できたのはすごく良かったです。(相手のホームでアウェーな雰囲気だった)試合中にも房本さん(=房本浩希監督)がこっちは応援団がおらんみたいな話もしていて(笑)人数の差をすごく感じて向こうの応援ももちろんすごかったけど、自分もそうやし、たぶんみんなもそこまで気にせずプレーはできたかなと思っていて、自分たちで落ち着いてやれたかなと思います。(2日連続で1部相手に勝利した)率直にうれしいです。今年1部に上がれずに2部残留という結果だったんですけど、新チームが始まる時に秋季優勝しようというのと、 1部と当たる機会があれば絶対に勝とうという話をしてたので、その1部を相手に勝てたというのはこれからの力にもなるかなと思います。(秋季トーナメントでベスト8以上に入るのは優勝した15年以来9年ぶり)9年ぶりの優勝したいです。自分たちが入学してからいつもリーグが終わってすぐに秋季があって、それで1回戦、2回戦でぽろって負けてみたいな感じで。この大会を流してしまっているというのは自分たちの中で話をして。リーグが終わってすぐの大会やけど、この大会を無駄にせずにやろうというのを話していたので、ここまで進めてうれしいです。(秋季トーナメントでは接戦を制す試合が多い)この間のリーグもそうやけど、競った試合で最後勝ち切れないという試合が多くて。競った試合で勝ち切れる力とか、自分たちが(試合の中で)苦しくなった時にもっと下がっていくんじゃなくて、今日みたいに負けていてもそこで耐えて耐えて逆転していくというのは、自分たちも大事にしたいなと思っているので、勝ち切れる力をもっとつけていきたいなと思います。(準決勝への意気込み)決勝につなげられるように絶対勝ちます」

▼西
「(自身のプレーを振り返って)相手が1部のチームだったんですけど、自分のやることをしっかりやろうと決めて臨んだ試合で、結果的にシュートも入ってチームに貢献できたので良かったです。(2日連続で1部相手に勝利した)やっぱり自分たちがリーグ戦で1部に上がれなかった分を2勝できたというのはこれからの自信になると思うので、これからも頑張りたいと思います。(準決勝への意気込み)今回の大会は優勝を目指して頑張っているので、来週も連戦になって人数が少ない分厳しい部分もあると思うんですけど、全員で盛り上げて頑張りたいと思います」

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