◇2024年度Phiten CUP関西大学男女選手権大会◇対武庫女大、対千里金蘭大◇11月16日◇神戸親和大学
【1回戦】
[第1セット]関大25-11武庫女大
[第2セット]関大25-14武庫女大
[試合終了]〇関大2-0武庫女大
【2回戦】
[第1セット]関大25-18千里金蘭大
[第2セット]関大26-24千里金蘭大
[試合終了]〇関大2-0千里金蘭大
昨年は1回戦で京産大に敗れ、悔しい結果となった関大女バレ。昨年の結果を超え、そして優勝を目指し、まずは初日の戦いに挑む。無事に2連勝を飾り、あすの準々決勝へと弾みをつけた。
初戦の相手は2部に所属する武庫女大。相手のサーブで試合が始まり、鮫嶋優香(政策2)の速攻で先制点を奪う。土屋美咲(情2)がスパイクや1枚ブロックを決め、波に乗った。10点目からは、後山七星(ななせ=政策1)のサーブで、脅威の7連続得点。終盤は、途中交代で入った佐藤彩音(社1)がサービスエースを決めるなど、層の厚さを見せつける。危なげなく第1セットを獲得した。
第2セットは関大のサーブからスタート。相手のスパイクに対しブロックのマークを外さず、ブロックタッチから自チームの攻撃につなげる。このセットも、後山のサーブから5連続ポイントが生まれる。その後も、川上良江(文4)のプッシュや、伊関万絢(まひろ=文3)の鋭いスパイクで得点を重ねる。このセットも大差をつけて獲得し、ストレート勝利とした。
2回戦は千里金蘭大との一戦。第1セットは点数を取り合う互角の戦いとなった。相手に先行されるも、後山の力強いスパイクや、伊関のサービスエースで同点に追いつく。川上や鮫嶋を絡めた後山の時間差攻撃が効果的に決まり、中盤相手を引き離した。川上のバックアタックも決まり、25-18で第1セットを先取する。
第2セットは関大にミスが増え、相手に押される場面が多く見られる。関大はブロックで対応するも、裏をかいたフェイントに苦しめられた。それでも、川上のコート奥に突き刺す速攻や、鮫嶋の移動攻撃などで、笹野文乃(文3)がミドルブロッカーを積極的に使う。20点以降はサイドアウトが続きデュースになるも、最後は後山のスパイクが決まり、関大に軍配が上がった。
1回戦を快勝、2回戦は接戦を制し、あすの準々決勝に駒を進めた。秋季リーグが終わっても、まだ歩みを止めない関大。インカレで勝ち上がるためにも、まずはあすの関カレで結果を残す。【文/写真:松嶋奈央】
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