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◇ JOCジュニアオリンピックカップ大会、第93回全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会 ◇11月16日◇ひろしんビッグウェーブ

[ジュニア男子SP]
6位 朝賀 65.25

全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会(全日本ジュニア)に朝賀俊太朗(文1)が出場。西日本ジュニアでは、ショートプログラム(SP)は2位だったが、フリースケーティング(FS)で振るわず、全体8位と悔いが残る結果に。ジュニアラストシーズンとなる今年の最大の目標・全日本ジュニア優勝を目指し、挑んだ。SP6位であすのFSに進む。

IMG_6073-200x133 【フィギュアスケート】全日本ジュニア、朝賀SP6位

近畿ジュニア優勝からの西日本ジュニア8位で全日本ジュニアに出場した朝賀。「ここまでは気持ちを切らさずに、本当に自分にできることを落ち着いてやるということを頭に置いて練習してきました」。西日本ジュニアから約2週間。全日本ジュニアに向けて、調整をしてきた。

IMG_5629-200x133 【フィギュアスケート】全日本ジュニア、朝賀SP6位

30名が出場する今大会で、朝賀は18番滑走で登場。『The Fire Within』のプログラムに合った力強いスケーティングを披露した。冒頭のトリプルアクセルはステップアウトしてしまう。また、2つ目のシットスピンでは手をつき、得点にならず。それでも残る2つのスピンでは、レベル4を獲得。トリプルアクセル、シットスピン以外で目立ったミスはなく、まとまった演技を見せた。演技直後、悔しそうな表情を浮かべた朝賀。しかし、審査員や観客に向かってあいさつする際には、バットを振るポーズなどで会場を沸かせた。

IMG_5547-200x133 【フィギュアスケート】全日本ジュニア、朝賀SP6位

SPは6位でFSへ。1位の選手との差は約15点。逆転のチャンスはまだある。身体は万全の状態だという朝賀。「FSでは本当に自分の出せるものを全て出すという気持ちで落ち着いて臨めたらなと思います」。全日本ジュニアで結果を残し、トップ選手が集まる全日本へ。あすのFSに全てを懸けてみせる。【文/写真:貴道ふみ】

▼朝賀
「(SPを振り返って)悔しい点がいくつもあったので、率直には喜べないのですが、ようやくここ数年思うようにできなかった全日本ジュニアのSPも、思うところはありますが、まとまりとしては良かったんじゃないかなと思います。(ジュニア最後の年について)最後ということもあって、気持ちの入りようは今まで以上にあるので、今まで培ってきたものなど全てここで出せたらなと思います。(演技終わったあとの気持ちについて)スピンが昔から苦手で最近はずっとスピンの練習ばかりしていて。特に力を入れていたシットスピンで手をついてしまったので。アクセルの失敗よりも悔しかったので、やっちゃったなという思いが終わったらすぐ出てきました。(西日本から)西日本までは調子が良かったので、FSの結果はああなってしまったのですが、全然状態としては悪くなかったので、ここまでは気持ちを切らさずに、本当に自分にできることを落ち着いてやるということを頭に置いて練習してきました。(気持ちをどう切り替えたか)直前の練習まで本当に良かったので、身体の調子が悪いというよりも、気持ちの面がだめだったのかなと思っているので。そういう面ではメンタルが落ちることはありましたが、身体は本当に今も万全で、ピンピンしていたので、調子が落ちることなくできました。(コーチとした話)僕の実力があれば、落ち着いてやれば必ずいい成績が出るとずっと言われていて、僕自身もそう思っているので、落ち着いてやるというのを話していました。(FSに向けて)自分に出せるものは全て出したいので、今日のミスというのは踏まえつつ、FSでも同じジャンプであったりスピンが入っていたりするので、そこは集中して朝の練習から行って、FSでは本当に自分の出せるものを全て出すという気持ちで落ち着いて臨めたらなと思います。(目標)本当に毎年言っていることではありますが、全日本ジュニアで上位の成績を取って、全日本に出場するということが僕の目標であり夢でもあるので、ラストのジュニアなのでまずこれを取らないとシニアには上がれないなと思うので、全日本に出場するというのが今の一番の目標です」

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