◇ 2024年度Phiten CUP 関西大学男女選手権大会◇対大公大・対びわこ大◇11月16日◇近畿大学記念会館
【1回戦】
[第1セット]関大25-10大公大
[第2セット]関大25-19大公大
[試合終了]○関大2-0大公大
【2回戦】
[第1セット]関大36-34びわこ大
[第2セット]関大25-19びわこ大
[試合終了]○関大2-0びわこ大
秋季リーグを3位で終えた関大。関カレは優勝を目標に、試合に臨んだ。1回戦は大公大にストレート勝利。2回戦、びわこ大戦では、第1セットを長いデュースの末になんとか取り切る。そのまま第2セットも獲得し、またしてもストレート勝ち。ベスト8入りを決めた。
1回戦は、大公大と相まみえた。関大のサーブで始まった第1セット。小山海皇(みこと=人1)のスパイクがブロックにつかまり、先制点を献上する。しかしその後は隅田嵐(社4)らスパイカー陣がテンポ良く得点し、7連続で得点。一気にリードすると、ミドルの中島康介(文4)も速攻やブロックで点を決める。わずか10の失点で第1セットを先取した。
第2セットは、大きくメンバーを入れ替えて臨んだ。相手のサーブで試合が始まるが、レシーブから流れをつくり、石山智哉(人2)が速攻で先制。その後も川内歩人(商2)のスパイクサーブで相手を崩して得点するなど、関大のリードで試合が進む。森歩夢(政策2)や荒木陽仁(文2)のアタックも決まり、先に20点台に乗り上げた。森のブロックアウトでマッチポイントを握ると、最後は相手のスパイクがアウトになり試合終了。ストレート勝利を収めた。
2回戦はびわこ大と対峙(たいじ)した。第1セット序盤から相手にリードを許す展開となったが、「焦りはなかった」と安平主将。エース・小山を中心に得点を重ねる。徐々に追い上げ、デュースに持ち込んだ。何度も相手にセットポイントを握られたが持ち堪え、逆転。森のブロックポイントで第1セットを先取した。
相手サーブで第2セットが開始。先制点を奪われたが、その後は拮抗(きっこう)した展開となった。それでも、リベロの池田幸紀(商2)が安定したレシーブを上げて攻撃へとつなげる。森のアタックでマッチポイントを握ると、最後は相手のスパイクがネットにかかり試合終了。2回戦を突破し、準々決勝進出を決めた。
2戦をストレート勝ちで終え、ベスト8入りを決めた関大。それでも、安平主将は「目標はもちろん優勝です」と力強く答えた。明日の初戦は立命大。この先に立ちはだかる強豪に打ち勝ち、関西の頂点を目指す。【文/写真:森奈津子】
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