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◇ 第92回全日本選手権大会予選 ◇対立命大◇11月10日◇関西大学たかつきアイスアリーナ

[第1P]関大1―1立命大
[第2P]関大2―1立命大
[第3P]関大1―0立命大
[試合終了]〇関大4―2立命大

先週、全勝優勝でインカレ出場を決めた関大アイスホッケー部。今回から全日本選手権大会出場を決める予選が始まった。相手は秋季リーグで大勝した立命大。両者一歩も譲らない展開が続いたが、関大の2点リードで白星を挙げた。

関大がフェースオフを制し、始まった第1P(ピリオド)。開始早々相手の反則によりパワープレー(数的有利な状況)になる。何本もシュートを放つが相手GKに阻まれ、この間にゴールとはならなかった。開始6分、ギブアウェーで相手に一気に攻めあげられるが、GK山北光稀(情2)がセーブする。その2分半後、FW山根早加主将(社4)がパックを押し込み、先制点を奪った。その後、キルプレー(数的不利な状況)になるも、相手のゴールを許さず。しかし、残り5分で相手のゴールが決まった。ピンチとチャンスの繰り返しが続くも、お互いスコアを動かせず第1P終了。

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△DF熊谷

第1Pから継続していたパワープレーで始まった第2P。開始4分頃、相手のシュートをFW髙橋寛騎(法3)が体を投げ出しセーブした。その次のプレーで相手の反則によりパワープレーに。パワープレー終了直後、DF熊谷天智(情4)がDF小嶌翔大(情4)のアシストでゴールを決め、2-1とリードした。開始6分半、相手による立て続けの反則で5対3に。FW黒須誠眞(情4)とFW山根主将のアシストでFW神山太一(人4)が追加点を決めた。その後はお互いキルプレー・パワープレーを繰り返す。残り4分のキルプレー終了直後、相手のゴールが決まり、3-2で第2Pを終えた。

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△DF久田晴貴(社3)

1点リードで迎えた第3P。開始2分で軽い乱闘が起こり、お互い1名ずつペナルティボックスへ。攻めたプレーでパックを取り合うも、なかなかシュートにはつなげられない。残り8分で関大、残り1分で相手が、GKを戻し6人攻撃を仕掛けた。しかし、両者ともゴールとはならず。DF熊谷がリバウンドを取り、残り1秒でFW髙秀稜(社4)がGKのいないゴールにパックを押し込み決勝点を決めた。

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△FW岸上樂(情3)
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△FW髙秀

ペナルティが多くなかなか万全の状態で攻められない展開が続くが、関西王者の意地を見せ勝利を手にした。来週の相手は今リーグ4回目の対戦となる同大。必ず勝利し、全日本選手権出場を目指す。【文:中山桜希/写真:藤原美鈴】

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