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◇第70回西日本ショートトラックスピードスケート選手権大会◇11月9・10日◇福岡県立総合プール(アクシオン福岡)

【試合結果】
[男子500㍍予備予選]
<3組>
5着 村山 1’07’’372
<11組>
4着 谷口 46’’874

[男子1000㍍予備予選]
<5組>
4着 谷口 1’37’’059
<9組>
5着 村山 1’42’’068

[男子1500㍍準々決勝]
<3組>
4着 谷口 2’32’’486
<5組>
6着 村山 2’55’’065

【総合結果】
35位 谷口
55位 村山

[男子500㍍]
37位 谷口
57位 村山

[男子1000㍍]
38位 谷口
52位 村山

[男子1500㍍]
33位 谷口
53位 村山

11月下旬に行われる、全日本選抜選手権大会出場を懸けた今大会。B級以上の資格を持つ選手のみエントリーでき、2日間に渡り開催された。関大からは、500㍍、1000㍍、1500、㍍に谷口光央(情4)、村山夏緒琉(シス理2)の2名が出場。結果は振るわなかったが、強者が集う大会で健闘を見せた。

初日に行われたのは、500㍍と1500㍍。最初の種目である、男子1500㍍準々決勝3組に谷口が登場した。アウトコースからのスタートで、他の選手が前に飛び出し、5番手に着く。しかし、直後に1人を抜かし、4番手に。その後は逆転の機会をうかがい、前の選手にぴったりとついて滑る。残り2周を切ったとき、レースが大きく動き出し、先頭集団と差が開いてしまった。そのまま4着でゴールし、準々決勝敗退となる。

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△谷口

続いて、男子1500㍍準々決勝5組に村山が登場。6レーンから始まったが、好調の滑り出しで1位に着いた。勢いそのままに、村山が先頭集団を引っ張りレースが進む。しかし、周回が残り5になったとき、後ろを走っていた選手全員に追い抜かれてしまい、最下位に転落。その後は大きく差が開き、先頭と約1周遅れでゴールとなる。谷口同様、準決勝に駒を進めることはできなかった。

男子500㍍予備予選3組に出場したのは村山。短距離とされている500㍍は、わずか4周半という短いラップであるため、スタートダッシュが肝心の電撃戦だ。外から2番目の、4レーンからスタートする。開始早々、他の選手の勢いに押され、5番手に着いた。残り1周半、惜しくもコーナーで転倒し、そのまま5着でフィニッシュ。「特に初日は、普段通りのことができなかった」と自身を振り返った。

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△村山

同じく、男子500㍍予備予選の11組に谷口が出場。スタートダッシュから遅れを取り、4番手で走る。徐々に前の選手との差が広がっていき、4着でゴール。谷口、村山ともに次のステージへと進むことはできなかった。

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△谷口

2日目の種目は1000㍍。男子1000㍍予備予選では、各組上位2名と、3位の内、タイムの速い11名が駒を進めることができる。5組に出場した谷口は、インコースからのスタートで、幸先の良いスタートダッシュとなる。残り周回3で先頭集団の順位も大きく変化する中、谷口も1つ順位を落とし、4番手に。再び追い抜かそうと、バックストレートで仕掛けるも、4着となった。

続く9組に出場した村山は3レーンからのスタート。開始直後から5番手に着くと、徐々に先頭集団から遅れていった。レース後半、少しスピードを上げ、差を縮めようと試みるが、先頭集団の勢いも増していく。スタートダッシュの遅れが響き、5着フィニッシュとなった。

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△村山

全日本選抜大会まであと一歩届かなかった今大会。思うように実力を発揮できない悔しさもあったが、レベルの高い大会での健闘を見せた。個人が級のレベルアップを目指して今後も練習に励んでいく。【文/写真:藤井海】

▼谷口
「(2日間を振り返って)全日本選抜が懸かった試合で、そこに出たくて今大会に出場していました。(全日本選抜の)ボーダーが30人で、ちょうど僕が33位や34位くらいの位置にいて、ギリギリ行けないこともないところでした。それゆえにというか、そこを狙いすぎて、うまくいかないこともあったので、残り3、4カ月しかないのですが、少しでもレベルアップできるように頑張りたいなと思った試合でした。(今後の目標)12月上旬に行われる、大阪府民大会は、国体予選で、大阪の国体の代表として出られるように頑張りたいです。タイムの目標としては、今はAAを目指して頑張りたいです」

▼村山
「(2日間を振り返って)全体的に、あまり出来は良くなかったかなと思います。(具体的にどんなところですか)特に初日なんですけど、普段やらないことをやったからか、途中でバテてしまったりとか、500㍍のときにはコーナーで転けてしまったりとか。普段通りのことができなかったかなと思います。(今後の目標)あと1つ、500㍍か1000㍍のタイムをクリアしたら、A級を取ることができるので、それを頑張りたいです。500㍍だと、あと1秒2秒タイムを上げると取れて、1000㍍だと、0.1秒0.2秒くらい上げるとA級が見えてくるかなと思うので、頑張ります」

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