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◇令和6年度関西学生リーグ入れ替え戦◇対京産大◇11月3日◇関西大学弓道場◇

【試合結果】
●関大53―63京産大(全80射)

リーグは1勝3敗で4位となり、入れ替え戦に臨んだ関大。負ければ2部に降格し、1部で戦えるのは最短でも2年後となる。王座出場のためにも譲れない戦いだ。1立目を好的中でスタートしたが、その後は的中数を伸ばすことができない。徐々に差を広げられ、敗北。無念の2部降格となった。

224A6940-200x133 【弓道女子】1部残留かなわず
△試合前、円陣を組む

先発メンバーは小田桐朱璃(商3)、三摩千賀(法1)、吉村涼主将(人4)、山口侑香(社2)。1立目は、全員が3中以上をあてる好的中を見せる。小田桐、三摩、山口は皆中で、チームは15中を記録。いきなり4中のリードを奪った。

224A6963-200x133 【弓道女子】1部残留かなわず
△小田桐

しかし、続く2立目は、的中数が振るわず9中。相手は14中をたたき出し、逆転を許してしまった。巻き返したい3立目では、吉村主将に代わり、岡田湖雪(法3)がリリーフで投入される。小田桐が皆中を達成したが、全体では2立目と同じ9中。さらに差を広げられてしまう結果となった。

224A7127-200x133 【弓道女子】1部残留かなわず
△岡田

4立目では、岡田に代わり、鈴木聖菜(経2)が出場。小田桐、三摩、山口は3中を記録する。チームで的中を1伸ばしたが、追いつくことはできない。最終立を前に6中差をつけられてしまった。

224A6983-200x133 【弓道女子】1部残留かなわず
△三摩

最終立は鈴木に代わって、相原香乃(文3)を投入。全員が初矢をあて、関大の流れを作った。また、山口は皆中を記録する。それでも逆転はかなわず、9中差で敗北を喫した。

224A7177-200x133 【弓道女子】1部残留かなわず
△山口

この結果を受けて2部降格が決定。試合が終わった後、部員たちは悔し涙を流した。「今年の成功や失敗、悔しさをバネに来年に挑んでもらいたい」と吉村主将。今リーグでの課題を改善し、弓道部女子はさらに成長するに違いない。【文:写真/速水咲良】

▼吉村主将
「(今日の試合を振り返って)自分たちの目標とする数字を出すことができずに負けてしまい、とても悔しいです。(リーグを振り返って)2部降格が決まり、苦しい結果となりました。悔しい、申し訳ないなどの色々な感情はありますが、一緒に戦い抜いてくれた部員、応援してくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。(次世代に向けて)1年を通して、成長できた部分、できなかった部分があると思います。来年の今頃に、後輩たちが「負けた経験があるからこそ強くなれた」と言えるよう4回生として主将として今できることに全力で取り組みたいと思います。後輩たちには今年の成功や失敗、悔しさをバネに来年に挑んでもらいたいです」

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