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◇第58回全日本学生大会◇11月4日◇日本武道館

【予選・演武】
[単独有段] 横林勇太(シス理2)

[女子初段] 田村友花(人1)・矢上黎衣(社1)組

[男子白帯緑帯] 榎本崇宏(法1)・中野航太郎(法1)組

[女子白帯緑帯] 田中絵梨(社1)・中山乙葉(文1)組

[男女初段] 北野美優(法3)・花井達哉(経3)組

[男子二段] 正井駿大(政策4)・藪谷朱一輝(安全3)組

【本戦・立合評価法】
[男子軽量級]正井 5位
藪谷 2位

[女子軽量級]矢上

年に一度の大舞台、全日本学生大会。今年も日本武道館で関大が力強い演武を披露した。立合評価法の本戦には、正井、藪谷、矢上が出場。藪谷が2位、正井が5位で入賞を果たした。

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△横林
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△田村・矢上組

午前中は予選が行われた。関大からは、組演武5組と単独演武1名が出場。最初に出場した横林は、単独有段の部で落ち着いて演武を行う。女子初段の部には田村・矢上組、男子白帯緑帯の部に榎本・中野組、女子白帯緑帯の部に田中・中山組が登場。1年生6名が、初めての全国の舞台で堂々とした演武を見せた。男子二段の部に出場した正井・薮谷組は、新旧主将ペアとして強さを発揮する。しかし、関大は演武の本戦への切符をつかみ取ることはできなかった。

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△田中・中山組
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△北野・花井組

午後からはいよいよ本戦がスタート。3日に行われた立合評価法の予選を勝ち進んだ正井、薮谷、矢上が出場した。まず最初にアリーナに立ったのは女子軽量級の矢上。1年生唯一の本戦出場を果たし健闘した。男子軽量級に出場した正井は、持ち前のキレの良さを生かし果敢に攻撃を仕かける。相手に隙を与えず、三本を取り5位に。同じく男子軽量級の藪谷は先制を許すも、素早い攻撃を武器に二本連続で取り一歩リードする。しかし同点となり、そのまま流れをつかまれ、三本目を相手に献上し試合終了。あと一歩及ばなかったものの、2位という好成績を収めた。

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△正井(左)と藪谷

それぞれが日頃の練習の成果を発揮した今大会。4年生の正井にとっては、2週間後に静岡県で行われる全国大会が集大成だ。さらなる高みを目指してまだまだ走り続ける。【文/写真:早川莉央】

▼正井
「(今日の試合を振り返って)個人的には、いい意味であまり緊張もなく、フレッシュな状態で動けたかなと思います。ただその反面、もう少し考えて動けた部分はあったのかなとも思いました。頭の中でこれをこうやって決めようとか、こうやって点数取りたいとかっていうのはあったんですけど、なかなかそういった試合にできなくて。そこが反省点かなと思います。(演武で組んだ薮谷について)数年間ずっと見続けてきました。やっぱり昔からずっと強くて、 賞も取り続けています。その上、主将を務めているからいろいろなプレッシャーとか圧とかがかかるとは思う。でもこうして一緒に全国の舞台に立てたことはすごくうれしく思っています。まだ彼は1年あるので、その1年でさらに磨いてステップアップしていってほしいです。(後輩たちへメッセージ)自分が1年生だった頃よりも、様々な場面でモチベーションを高く持ってくれているように思います。自分の知らない部分でも成長しているはず。特に1年生はあと3年残っているので、長いようで短い大学生活を充実したものに、納得いくものにしてほしいです。頑張ってください!」

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