◇第102回全国学生選手権大会◇11月２日◇両国国技館

〈個人戦１次トーナメント〉
［１回戦］
●大山　上手出し投げ
○森　　押し出し
［２回戦］
○大角　押し出し
●森田　浴びせ倒し
○山ノ内　足取り
●森　　押し倒し
［３回戦］
○大角　突き落とし
●山ノ内　叩き込み
［４回戦］
○大角　押し出し
〈個人戦２次トーナメント〉
［１回戦］
●大角　押し出し

全国学生選手権大会が相撲の聖地・両国国技館で始まった。１日目は個人戦が行われ、関大からは５人の選手が出場。大角悠誠（人２）が第２次トーナメントに進出するなど各選手が奮闘した。

最初に登場したのは大山連斗（人１）だ。勢いよく飛び出すも、相手にバランスを崩される。そのまま押され上手出し投げで黒星を喫した。

続いて登場した森直輝（シス理３）は、始まりから強気で攻め、押し出しで勝利を挙げる。続く２回戦では、低い姿勢で取組を始めるも、相手に攻め込まれ、押し倒しで黒星となった。

２回戦から登場した森田力輝亜（人３）は、土俵際で相手に体重をかけられ浴びせ倒しで敗北。

続いて登場した山ノ内大聖（文１）は、始まりと同時に低い姿勢で相手の足を取る。そのまま体格の大きい相手に足取りを決め、白星。観客からは歓声が上がった。続く３回戦では、後ろに倒れそうになるも粘りを見せる。しかし、相手に背中を押され、叩き込みで黒星を喫した。

２回戦から登場した大角は、初戦から得意の攻めの相撲を見せる。２回戦、３回戦と連続で勝利し、次勝てばベスト８で第２次トーナメント進出という場面。序盤から相手を圧倒し、押し出しで勝利を挙げる。第２次トーナメントでは惜しくも押し出しで負けてしまうも、２年連続での進出となった。

個人戦を終え、続く２日目は団体戦。Bクラス優勝を掲げ試合に臨む。目標に向かって戦う関大相撲部に注目だ。【文：写真／湯浅あやか】