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◇第35回全日本学生連盟大会◇3月15日◇関西大学中央体育館◇

本来なら3校を迎え入れて行われる本大会。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で規模を縮小して開催された。関大からは梶山大誌(シス理2)、松徳武吉(法3)、岡崎哲太(商3)の3名が神月円心流を披露した。

IMG_4776-scaled-e1615791056828-227x200 今年最初で最後の試合。魂の演武を見せた!
△梶山

最初に演武を行ったのは梶山。棒を操る個人型である徳嶺の棍(とくみねのこん)を披露した。 躍動感あふれる演武を見せ、自分でも納得の表情をのぞかせた。

IMG_4862-300x200 今年最初で最後の試合。魂の演武を見せた!
△岡崎
IMG_4834-scaled-e1615791118226-275x200 今年最初で最後の試合。魂の演武を見せた!
△松徳

次に岡崎・松徳組が演武を行った。この演武では岡崎が釵(さい)と太刀、 松徳が棒を使い、昔の殺し合いの場面を再現。釵(さい)と棒が激しくぶつかる力強い演武を披露した。

IMG_4878-300x200 今年最初で最後の試合。魂の演武を見せた!

おのおのが迫真の演武を見せた。本大会を開催するにあたり、古来から伝わる古武道を次世代に伝えていく重要性を忘れずに挑んだ。これからも練習を積み重ね、古武道を継承する役目を果たす。【文:荒川拓輝/写真:森本明日香】

▼岡崎

「コロナで4校いる幹部校の中から2校が練習もできず、中止という連絡が来た時はどうしようかと思いました。でも今日、京都産業大学の方が来られて、演武が出来たのは有意義な時間でした。(コロナ期間の練習について)大学の規則にのっとってできることを。2月中は2時間という短い時間でできることをみんなで知恵を出しあってメニューを考えました。(今後について)僕は今日をもって実質引退です。なのでこれからは後輩が幹部になるのでそれを支える形で。また部員が少ないので部員を増やせる手助けになれればいいなと思います」

▼松徳

「開催校は2校だけとなってしまいましたが、このような環境でありながらも伝統を受け継いでいくという決意の意味を込めてこの大会を開催するに至りました。(コロナ期間の練習について)活動停止中は各自、部のYouTubeチャンネルで型の動きを見直したり、練習ができる時は毎日集まって練習することを続けていました。(今後について)継承する人が必要ですので次のオリエンテーションに向けて準備をします。またこのような機会がありましたら部員一同、一丸となって挑んでいきたいと思います」

▼梶山

「限られた練習時間の中での演技になりましたが、自分の中でよくできた点もたくさん見つかり、また課題となる点も多く見つかったので非常に実りのある演舞になったと思います。(コロナ期間の練習について)緊急事態宣言の状況でみんなで集まれる機会はなく、筋トレなど自宅での練習となりました。練習ができるようになった後は本部からのルールにのっとって質の高い練習を心がけて練習をしました。(今後に向けて)今後もコロナ禍の中で十分に練習時間が取れると限らないです。その中で質の高い練習を心がけて、皆さんに質の高い演武を見せれるように頑張りたいと思います」

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