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◇令和6年度関西学生選手権大会1日目◇10月16日◇於・大山崎町体育館

【男子サーブル個人戦】
[1回戦]
〇陰平15-12大西(朝日大)
●小野原12-15佐竹(立命大)

[2回戦]
〇上村15-5富平(愛工大)
●椿8-15辻中(関学大)
●陰平10-15小幡(朝日大)

[3回戦]
●上村11-15伊藤(朝日大)

【女子サーブル個人戦】
[1回戦]
〇眞正15-3宮崎(中京大)
●池田2-15八惣(朝日大)

[2回戦]
●眞正10-15石津(立命大)

関西学生選手権大会(関カレ)が開幕した。初日は男女サーブル個人戦が行われ、プール戦を通過した6名の選手が出場。上村明武(社2)、椿樂(経1)、眞正樹理(人1)がインカレ出場権をつかんだ。

まず行われたのは男子サーブル個人戦。1回戦の小野原寛斗(社3)は相手に得点を先取される。その後巻き返し、小野原が連取。流れをつかみ、ポイントを重ねた。しかし、相手に勢いを取り返され、1点差まで詰め寄られてしまう。12-12となったところで相手が連続ポイント。相手に逆転を許し、1回戦敗退となった。

IMG_6679-scaled-e1729079792160-200x133 【フェンシング】3名がインカレ出場を決めた!
△小野原

同じく1回戦から出場した陰平尚弥(情3)は、相手を場外に追い出すほど攻めたプレーで相手を圧倒。6点差でインターバルを迎えた。しかし、インターバル後に起こった機材トラブルの後から相手の猛攻を食らう。一挙6連続で得点を許し、1点差まで追い詰められた。だが、その後に冷静さを取り戻し、2点を返上して勝利する。

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△陰平

スーパーシードで2回戦を迎えた上村は、新人戦4位の相手に果敢に攻め込み、彗星のごとく得点を重ねた。後半も勢いは衰えることなく、大差で勝利。大きな雄叫びをあげ、喜びをあらわにした。

上村と同様にスーパーシードで2回戦に挑んだのは椿。先制点を許すと、そのまま相手のリードで試合が進行した。インターバル後には6連続で失点し、点差を広げられる。相手のマッチポイントで意地を見せ2点を奪うも、勝利には届かず敗北した。

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△椿

1回戦を勝ち上がってきた陰平は、1戦目と同様、強豪・朝日大の選手と対峙(たいじ)。先制点を献上すると、そのまま6連続得点を許した。「相手(のペース)に合わせない」と言うコーチのアドバイスを受け、巻き返しを図るも点差を埋められず。2回戦敗退となった。

3回戦に進出した上村は、前半では点の取り合いに。しかし中盤からミスが目立ち、連続で点を奪われる場面も見られた。最後はピストの奥まで追い込まれて突かれ、11-15で幕を閉じた。

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△上村

続いて行われた女子サーブル個人戦。1回戦に眞正の名がコールされた。相手を引き寄せない強さで、約1分間に8得点を挙げる。冷静に相手の頭を狙って点を重ね、相手に3点しか与えず勝利した。

同じく1回戦に出場した池田心(社2)は、相手に先制点を許すとそのまま得点を連取される。相手の勢いに圧倒され、攻撃の糸口をつかめずに敗れた。

IMG_6644-scaled-e1729079589869-200x133 【フェンシング】3名がインカレ出場を決めた!
△池田

2回戦に駒を進めた眞正は、序盤から一進一退の攻防戦を繰り広げる。しかし相手の素早い一撃を食らい、徐々に点差を広げられた。最後は脇を突かれ、敗北する。

IMG_6912-scaled-e1729079842141-200x133 【フェンシング】3名がインカレ出場を決めた!
△眞正

関カレ初日は3名がインカレ出場を決め、幸先の良いスタートを切った。この勢いのまま、残りの個人戦や団体戦も駆け抜ける。【文:西村果凜,村中望乃/写真:村中望乃】

▼上村
「(今日の試合を振り返って)去年に予選で負けた人が今回予選で当たることになったので、リベンジしようと思っていたのですが負けてしまい悔しかったですが、2回戦に向けて切り替えて頑張っていこうと思いました。2回戦の相手は新人戦で4位になっていて、予選も僕よりも順位が上のすごく強い相手だったので、緊張とか勝てるのかという不安もありました。でも最初から自分の流れに持って行けて、最終的にスコア的に余裕を持って勝ち切れたので良かったです。最後の試合は、最初は流れがトントンぐらいで並んでいたのですが、後半はやはり自分のミスもあって流れを変えることができずに負けてしまいました。自分の悪いところがよく出たのかなと思って切り替えて頑張ろうと思います。(自身のプレーで良かったところ)2回戦の試合が個人的に前半から後半にかけていい流れでできたところです。最初の『プレー、アレ』の合図がかかってから自分のやりたいように勢いを持ってプレーができて、自分らしいプレーができたと思います。(明日の試合に向けて)自分のメインの種目が明日あるフルーレなんですけど、今回の関カレがサーブルからスタートするということで結構プレッシャーがありました。種目によってやはり違うところがあるので、フルーレでインカレ権の獲得、できればベスト4を狙っていけるように明日に向けて切り替えていきたいです。また、サーブルとフルーレの両方で団体戦に出場する予定なので、インカレ出場を決めて先輩たちとインカレの舞台に立てるように頑張りたいです」

▼眞正
「(今日の試合を振り返って)1試合目は自分の技を思い切ってぶつけるというよりは、技を選択するようにというのを考えていて、それがハマって勝つことができたので良かったです。2試合目は新人戦とかでずっとライバルとして戦ってきた人と当たったんですけど、自分の弱さを出してしまったり、ちゃんと考えないと行けない場面で同じミスをしてしまったりとかして、冷静さを保つことができていない場面がありました。もう少し自分自身で考えて自分の技を仕掛けられるようにしていかないといけないと思いました。(自身の良かったところ)試合を重ねるごとに課題が出てきているんですけど、自分が分かっている課題をどういう風にしていけばいいのかを練習でやってきて、それを試合に出すことができて、またそこから得られた課題もあって良かったです。(次の試合に向けて)どんな相手に対しても自分の強みを生かして気持ちで負けないようにしていきたいです。技に関しては、同じ技で繰り返し得点を許してしまったり、相手のことを見過ぎてしまって自分から仕掛けることができなかったりしてやられるというパターンがあったので、そこを自分から仕掛けて得点につなげることができるように練習していきたいです」

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