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◇令和6年度関西学生リーグ第3週◇対立命大◇9月29日◇立命館大学柊野総合グラウンド弓道場◇

【試合結果】 関大61―67立命大(全80射)

開幕戦では、甲南大に10中差で勝利した弓道部女子。リーグ2戦目はインカレで準優勝を収めた強敵、立命大と対峙(たいじ)した。序盤は食らいつき1中差で背中を追うも、差を縮めることはできない。徐々に的中差を広げられてしまい、敗北を喫した。

S__179249218_0-300x200 【弓道女子】インカレ準優勝の立命大に惜敗

2戦目はアウェーで行われた。関大の先発メンバーは小田桐朱璃(商3)、廣谷萌音(経1)、吉村涼主将(人4)、山口侑香(社2)。1立目では小田桐、吉村主将の2人が皆中を記録する。しかし、廣谷が1中と伸び悩み、チームは12中に。初立から追いかける展開となった。

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△小田桐

2立目では廣谷に代わって、白井杏樹(安全1)がリリーフで投入された。全員が初矢を的に収め、幸先の良いスタートを切る。しかし、的中数を伸ばすことはできず、1立目と同じく12中で終えた。3立目でもなかなか的に矢を収めることができない。対する立命大は14中と好的中で差を広げられてしまう。

S__179249223_0-300x200 【弓道女子】インカレ準優勝の立命大に惜敗
△白井

巻き返したい4立目では、小田桐、吉村主将、山口の3人が皆中を達成。全体でも13中と8割を超える的中率に。相手は12中で、関大は的中を1上回る。このまま差を縮めたいところだ。

S__179249221_0-300x200 【弓道女子】インカレ準優勝の立命大に惜敗
△山口

最終立は白井に代わり、間苧谷菜生(商2)が出場。全員が3中以上をあて、計13中と高い的中数を記録した。しかし、相手はここで16射16中。最後に突き放され、無念の黒星に。

S__179249224_0-300x200 【弓道女子】インカレ準優勝の立命大に惜敗
△間苧谷

敗北となったものの、小田桐は20射19中、山口は20射18中を記録。圧倒的な的中率でチームに大きく貢献した。次戦は関学大との対戦。総合関関戦では1中差で勝利を収めている。王座出場の目標に向けて、もう負けられない。チーム一丸となって勝利をつかみ取る。【文:写真/速水咲良】

▼小田桐 「(試合を振り返って)今日の試合は負けてしまい悔しいです。相手は強豪校で食いついて最後に抜かしてやろうという思いで全員戦っていました。しかし、途中で関大が的中率を伸ばすことができず、そのままずるずると負けてしまいました。ずっと練習してきたことを発揮することができず悔しい試合になりました。(自身の射を振り返って)引いた中で抜いたのは1本でしたが、やっぱり最後まであてきりたかったです。ずっと後ろが調子を崩しているのがわかっていたので、大前として最後まで引っ張っていこうと思っていました。その中で最後抜いてしまったのは課題ですが、前の試合よりは的中数を伸ばすことができたので良かったと思います。(立命大戦に向けての対策)強豪校なので自分たちが食らいついていくことを意識してやってきていました。(チームの雰囲気は)今日は最初から負けてしまっていましたが、明るい雰囲気で絶対追いついてやろうという思いを全員が持ってやっていたと思います。(次戦の関学戦に向けて)今日負けただけで終わらないので来週も、その次の試合も勝って、王座出場をつかみ取れるように頑張りたいと思います」

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