◇2024年度関西学生リーグ戦◇9月29日◇対近大◇於・関西福祉科学大学
[前半終了]関大13-15近大
[後半終了]関大15-13近大
[試合終了]関大28-28近大
強敵・大体大に大敗し、1週間。近大と相まみえた。相手に先制点を献上してから、追いかける展開が続く。前半残り5分辺りで、小田真子(法3)のゴールから4連取を収め、逆転に成功。しかし、取っては取られての繰り返しで点差を広げることはできずに再びリードを許し、2点ビハインドで後半へ。後半も変わらず一進一退の攻防を見せたが、終盤に石坪彩瑛主将(社4)がゴールし28―27となる。しかし、残り5秒で失点を許し、同点で試合終了。勝ち点2を逃した。
相手ボールから試合開始。開始1分から相手に先制点を献上し、そのまま連続失点を許す。序盤から追いかける展開となった。上川華奈(商3)や小田のゴールにより、同点に追いつく場面が見られたが、逆転にはあと1歩足りない。相手に3連取され、3点差となったところで関大がタイムアウトを要求した。再開後、石坪主将がミドルシュートを放つが、相手GKに弾かれてしまう。その後、左サイドの小島彩華(商3)が右サイドの小田にパスを回し、サイドシュートで追加点を決めた。
そのまま関大が連取し、勢いに乗り始めたとき、相手がタイムアウトを要求。再開後には再び相手に追加点を許し、リードすることができない。しかし、前半21分36秒、小田が体を反転させながらもゴールを奪った。小田に続き、望月瑚雪(社2)、上川、矢野真尋(人1)が追加点を決めていき、再び小田がシュートし4連取。逆転に成功した。リードを保ったまま後半につなげたいところだったが、残り1分ほどで相手に連取を許し、2点ビハインドで後半へ。
後半も変わらず、一進一退の攻防が続くが、依然として追いかける展開に。両者点数を重ねていき、後半11分54秒、石坪主将のパスから矢野がゴールした。攻守が入れ替わり、相手の攻撃のターンになったときにも池田真心都(社2)が好セーブを見せ、流れは関大のまま。再び石坪主将、矢野の連携により追加点を奪う。相手がすかさずタイムアウトを要求したが、その後も池田の好セーブは続いた。小田の倒れ込みながらのシュートで再度逆転を達成し、矢野のシュートでさらに相手を引き離す。このまま点差を広げたいところで失点やパスミスが続き、関大はタイムアウト。それでも流れが完璧に関大に向くことは無く、取っては取られての状況が続いた。
刻一刻と試合終了が迫る中、石坪主将が9㍍ラインからシュートを放ち28―27に。残り30秒で関大は最後のタイムアウトを要求した。しかし再開後、追加点を決めることができず、残り5秒で失点を許し同点となる。ラストプレー、石坪主将がボールを持ったが、ゴールとはならない。惜しくも勝ち点2を逃した。
秋季リーグも残りあと2節。春季リーグよりも上の順位を目指して、週末を戦い抜く。【文:滝口結月/写真:森奈津子】
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