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◇第65回全関西大学選手権大会◇9月29日◇於・近畿大学記念体育館

[男子組手団体]
2回戦敗退 全国出場

[女子組手団体]
2回戦敗退 全国出場

[男子形団体]
準優勝 全国出場

[女子形団体]
準優勝 全国出場

春に行われた個人戦では、多くの選手が好成績を残した。そして迎えた団体戦。全ての種目で全国出場権を獲得する。

初めに行われたのは女子団体。1回戦の滋賀大では圧倒的な実力差を見せつける。先鋒、次鋒、大将ともに時間を残して勝利。特に先鋒・小武佳織(法3)と大将・中川あや(経2)は、わずか30秒で制圧した。
2回戦の相手は強敵・関学大。先鋒・砂田依輝(よりか=人4)は中盤、相手に1点を献上した。その後、上段突きで振り出しに戻すが、残り0.6秒で追加点を許す。敗北し、命運は次鋒・宮下七菜子(政策3)に託された。開始から両者とも沈黙し、試合が動かない。事態が動いたのは残り13秒。相手に突きをされ、失点する。何とか逆転すべく、果敢に攻めるも0.7秒に追加点を許した。関大の黒星が確定したところに大将・中川の試合が始まる。両者1歩も譲らない展開に、客席にいた部員たちも息を飲んだ。しかし、残り33秒に失点を許し、これが決勝点に。敗者復活戦に回ることになった。
敗者復活戦では相手を圧倒する。先鋒・中川が4-2で勝利すると、次鋒・砂田が1分を残して6-0で白星を挙げた。見事、全国出場権を獲得する。

MG_7737-200x133 【空手道】全種目で全国出場を決めた!
△女子組手団体

続く男子組手団体では、1回戦から苦戦を強いられた。先鋒・池田剛基(人1)は突きで得点を重ねるが、1点差まで追い詰められる。しかし、残り9秒に相手が場外に出てしまい、相手の忠告が5に。反則となり、池田が勝利した。しかし、次鋒・西岡昊駕(安全1)は敗北、三峰・広沢暖我(はるが=人2)が白星を挙げる。副将・大賀滉世(人1)が引き分けとなり、勝敗は大将・髙橋勝大(経4)の結果次第。攻めるもなかなか得点にはつながらず、苦しい展開に。だが、残り30秒で突きで得点する。さらに、残り6秒には飛びかかって上段突きを決め、2点を追加し勝利した。
2回戦はここ何年も関西王者に君臨している近大。先鋒・池田がピンチを切り抜けリードするも、残り0.6秒に同点に並ばれ引き分けに。その後は相手の強さに圧倒され、ストレート負けを喫した。2回戦敗退となったものの、過去の成績から全国大会出場となる。

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△男子組手団体

最後は男女形団体が行われた。男女共に4校が出場しており、2位以上で決勝進出することができる。
まずは男子の演武から始まった。土橋輝太郞(社2)、石田元気(文2)、大城戸太陽(法2)がクルルンファを披露。昨年と同じメンバーで、息のあった動きを見せるも25.0点で3位となり、予選敗退となる。だが、過去の成績から全国大会出場を決めた。

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△男子形団体

続いて、女子の演武がスタート。古瀬智菜(社1)、古河蒼波(文1)、高嶋弥世(情1)が披露したのは、男子と同じくクルルンファだ。迫力のある動きで24.6点を獲得し、全体2位で決勝へ進出した。
決勝の相手は同大。アーナンを披露し、迫真の演武に会場を沸かせたが相手の方が一枚上手だった。1.1点差で準優勝となり、全国出場権を獲得する。

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△女子形団体

昨年と同様、全ての種目で全国出場は果たした関大。さらに、1年生も多く出場しており、これからの活躍に大いに期待がかかる。今春の企画で全国優勝を掲げた関大空手道部は、11月の全日本選手権での躍進を誓った。【文/写真:西村果凜】

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