◇2024年度関西大学連盟秋季リーグ戦第8日◇対大国大◇10月12日◇於・大阪国際大学松下町校地
[第1セット]関大16―25大国大
[第2セット]関大19―25大国大
[第3セット]関大25―18大国大
[第4セット]関大15―25大国大
[試合終了]●関大1―3大国大
開幕から無傷の7連勝で、リーグ暫定首位に立つ関大女バレ。前試合から2週間が空いて迎えた第8日は大国大との一戦で、相手のホームゲームとなった。
森崎美春(情1)のサーブで試合開始。相手のスパイクを拾えず先制されると、ブロックアウトでブレイクを許す。相手のサーブミスで1点を返したが、その後は相手ペースで試合が進んだ。数々のアタックをブロックで封じ込められ、思うように攻撃ができない。タイムアウトを挟んでの5連続失点が2度あるなど、相手の勢いを止められず。大きく点差をつけられ、セットを先取された。
第2セット序盤も相手優位の時間が続くが、関大は必死に食らいつく。3―6の場面では土屋美咲(情2)、伊関万絢(まひろ=文3)のアタックなどで3連続得点。同点に追いつくと、その後は鮫嶋優香(政策2)のブロックで逆転に成功した。この日初めてリードを手にした関大だったが、直後にリードを奪われる。それからは相手が主導権を握り、つけ入る隙を与えてくれず、このセットも献上した。
後がなくなった第3セット。後山七星(ななせ=政策1)のブロックアウトで先制するも、その後はサイドアウトを奪い合う展開となり大きく点差が広がらない。しかし9―9から3連続得点とし、関大の得点力が徐々に息を吹き返す。土屋の相手ブロッカーを狙った強烈なスパイクが続々と決まり、得点を量産。川上良江(文4)の緩急をつけたアタックでも相手を翻弄(ほんろう)し、リードを広げた。最後は4連続得点で25点目を手にし、セットを取り返す。
前セットの勢いを維持し、セット連取を狙いたい第4セット。序盤こそ拮抗(きっこう)した展開だったが、6―7から5連続得点とされ追いかける形に。地道に得点を重ねたが逆転とはならず、相手が勝利へと近づいていく。終盤には6連続失点し、相手のペースにのまれ続けた。最後は相手のアタックを拾い切れず試合終了。今季初黒星となった。
試合前まで今季0勝だった大国大相手に、屈辱的な敗北を喫した。翌日はリーグで唯一無敗をキープしている龍大と相まみえる。強敵にも臆さずプレーし、もう1度勢いを取り戻したい。【文:島田采奈/写真:春田史帆】
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