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◇2024年度関西学生秋季リーグ戦◇10月5・6日◇三段池公園テニスコート

[第1戦] ●関大2-3同大
●植松・上坂1-4松本・仲村
○飯田・中垣4-0葛西・在原
○北澤4(7-5)3今井
●内藤・是常0-4佐藤・宇都
●中川・木下2-4塚本・長根

[第2戦] ●関大1-4立命大
●山科・上坂1-4山西・中西
●内藤・是常2-4小黒・斎明寺
●北澤0-4山内
○飯田・中垣4-1北原・奥村
●中川・木下0-4渡部・藤本

[第3戦] ●関大1-4関学大
○内藤・是常4(7-5)3酒井・岩崎
●飯田・中垣0-4岩崎・中内
●北澤0-4近藤
●柴原・木下1-4神谷・上通
●中川・上坂0-4坂本・鍛治田

[第4戦] ●関大2-3関外大
○内藤・是常4(7-5)3草野・杉原
○飯田・中垣4-0川口・渡部
●北澤0-4前川
●中川・木下3(2-7)4濱本・黒木
●岡崎・上坂0-4森・野口

[第5戦] ●関大2-3天理大
○内藤・是常(7-5)平川・玉置
○飯田・中垣4-2岩井・川俣
●北澤1-4深堀
●中川・木下0-4黒川・関
●森岡・山本0-4川口・辻

[最終結果] 1部リーグ6位

インカレから約3週間。代替えも行われ、新主将に就任した飯田昂平(政策3)率いる関大ソフテが初陣を迎えた。「残留を目指していたが、入れ替え戦という結果になってしまった」と飯田。惜しい戦いもあったものの、なかなか3本目を取り切れない。5戦全敗となり、最終結果は1部6位。1週間後に行われる1部2部入れ替え戦に回ることが決定した。

IMG_3444-200x133 【ソフトテニス男子】1部リーグ6位で入れ替え戦へ
△試合前に円陣を組む

1日目は同大、立命大、関学大の3大学と対戦。ダブルス4本、シングルス1本の計5試合で、先に3勝した方が勝利となる。
初戦は、春リーグ優勝校の同大と対峙(たいじ)。1番手植松優太(安全2)・上坂鉄平(政策2)組は第1ゲームを先取したものの、第2ゲーム以降は相手のペースに。ボレーを2連続で決められるなど、関大側の失点が続く。4ゲームを連続で落とし、ゲームカウント1-4での敗戦となった。2番手で出場した飯田・中垣敬斗(環都1)組は、相手を圧倒。飯田のストローク、中垣のボレーで順調に得点を重ね、ストレート勝利を収めた。

IMG_4233-200x133 【ソフトテニス男子】1部リーグ6位で入れ替え戦へ
△飯田主将

3番手北澤和也(安全3)はネットミスなどが重なり、相手に3ゲームを先取される。しかしここから巻き返し、ファイナルゲームに持ち込んだ。ファイナルでは、フォアハンドのストロークを武器に得点。7-5でここを制し、関大に2勝目を持ち帰った。4番手はダブル前衛の2年生コンビ、内藤拓磨(人2)・是常遼(経2)組。同じくダブル前衛の相手との対戦となった。第1ゲームはデュースとなる接戦を繰り広げるが、アウト、ネットとミスが続き献上。その後も相手が3ゲーム連取し、黒星となる。5番手は中川勝喜(情1)・木下颯汰(人2)組。第5ゲームを中川のリターンエースで獲得し、ゲームカウント2-3と拮抗(きっこう)した場面も見せたが、次のゲームを落とし敗北する。リーグ初戦は、2-3で黒星発進となった。

第2戦は、立命大と相まみえる。1番手の山科冬弥(政策2)・上坂組と2番手内藤・是常組、3番手北澤が敗戦し、関大の敗北が決定。それでも、4番手飯田・中垣組はゲームカウント4-1で白星を持ち帰る。続く5番手の中川・木下組はストレート負けを喫し、1-4での敗戦となった。

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△中川

第3戦の相手は関学大。1番手内藤・是常組は、相手に先に3ゲームを奪われるも、ゲームカウント2-3で迎えた第6ゲームを獲得し、ファイナルに持ち込んだ。ダブル前衛ならではの積極的なネットプレーで得点を重ねる。7-5でここを制し、関大に勢いをもたらした。

IMG_3606-200x133 【ソフトテニス男子】1部リーグ6位で入れ替え戦へ
△得点後、喜ぶ

続く2番手飯田・中垣組も勝利を収め、あと1勝で関大の勝利が決まる。しかし3番手北澤は、西カレシングルス3位の相手にストレート負け。4番手柴原滴(社3)・木下組と5番手中川・上坂組も黒星を喫し、逆転負けとなった。

迎えた2日目、残る2戦で勝利を収めなければ、1部残留が危ぶまれる。第4戦は、関外大と対戦した。1番手内藤・是常組がファイナルにもつれ込む激戦を制すと、2番手飯田・中垣組はストレート勝ち。この流れに乗りたい3番手に出場したのは北澤だ。しかし、第2ゲームを4度のデュースの末に落とすなど、なかなか勢いに乗り切れず黒星を喫する。

IMG_4302-200x133 【ソフトテニス男子】1部リーグ6位で入れ替え戦へ
△北澤

4番手は中川・木下組。先に2ゲームを奪われるも、前衛の木下が躍動しゲームカウントは2-2に。中川の力強いストロークでも得点し、先に3ゲーム目を獲得する。しかし第6ゲームをデュースの末に献上すると、ファイナルを2-7で落とし敗戦。勝負の行方は、5番手岡崎大夢(環都3)・上坂組に託された。なんとか勝利を納めたいところだったが、相手の勢いに押されストレート負け。

IMG_4435-200x133 【ソフトテニス男子】1部リーグ6位で入れ替え戦へ
△声援を送る

最終第5戦の相手は、天理大だ。1番手は内藤・是常組。内藤、是常ともにボレーが冴え渡り、ゲームカウント4-2で勝利する。2番手飯田・中垣組の試合は、前衛の中垣が大活躍。積極的なボレーで得点すると、サービスエースでもポイントを重ねる。コート深くに刺さる飯田のストロークでも相手のネットミスを誘発し、得点。ゲームカウント4-2で白星を挙げ、関大に2勝目を持ち帰った。3番手の北澤は、第1、2ゲームを互いに取り合うも、その後相手が3ゲームを連取。ゲームカウント1-4で敗れる。4番手中川・木下組と5番手森岡凌太郎(人3)・山本莉久(経1)組はストレート負けを喫する。2-0からの逆転負けとなり、全敗で秋季リーグが閉幕した。

IMG_4878-200x133 【ソフトテニス男子】1部リーグ6位で入れ替え戦へ
△森岡

全5戦を終えて6位となり、入れ替え戦へ回ることが決定した関大。試合は13日、同志社大学にて行われる。2部降格は、なんとしてでも阻止したいところ。チーム一丸となって勝利を目指し、1部残留を決めてみせる。【文/写真:森奈津子】

▼飯田
「(リーグ戦を振り返って)4年生には石原(仁前主将=安全4)・池田(匠吾=人4)組という関大の柱となるペアがいて、応援にも濵中さんとか心強い先輩がたくさんいたのですが、4年生が抜けられて新チームということで、戦力的にも応援的にも不安なところがありました。4年生がいなくても頑張ろうという話はずっとしていて、とりあえず1部残留を目指して頑張っていたんですけど、結果的には入れ替え戦ということになってしまいました。(チームの雰囲気は)4年生が応援に来てくれたんですけど、4年生に頼ってばっかりじゃあかんっていう気持ちが垣間見えて、みんな盛り上がって、自分のテニスができていたんじゃないかなと思います。(自身のプレーは)1部の結果の中では、今まで勝ち越しても3勝2敗とかだったので、今回4勝1敗で成績も一番良くて、主将という責任を持ってテニスをできたのかなと思います。(リーグ初出場のメンバーについて)みんなで回して試合に出ていたので、ほとんどのメンバーが1試合しか出れていなくて。自分1試合しか活躍できひんと思って試合していたと思うんですけど、そんな緊張がある中でもみんなラケットを振って自分の実力を示してくれたんじゃないかなと思います。(今回見つかった課題は)正直に言うと、内藤・是常組と飯田・中垣組で2本取れても3本目がなかなか取れないと言うところです。関大全体の戦力を底上げしないといけないなと思いました。(来週の入れ替え戦に向けて)石原さんと池田さんが出てくれたら嬉しいんですけど。出れなくても必ず勝利して、1部残留を決めたいと思います」

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