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◇令和6年度関西六大学連盟秋季リーグ戦第4節◇対同大2回戦◇10月6日◇関西学院大学第2フィールド

同 大 022 000 000=4
関 大 020 000 010=3

(同)西田、谷本―遠藤
(関)葭安、宮下、田中、伊藤―駒居

1(中)佐竹
2(三)山﨑
3(一)清水
4(指)中野
5(捕)駒居
6(右)木下
7(遊)西田
8(左)松田
9(二)永村
先発 葭安

前日は投手戦を制し、リーグ4勝目を挙げた関大準硬。流れに乗って連勝を狙いたいところだ。

初回は両者、三者凡退。2回、関大の先発・葭安凌(化生3)は先頭打者に四球を与え、次打者にも左安を浴びる。犠打で好機を拡大され、1死二、三塁から中前へ適時打を浴び、2点を失った。その後も四球でピンチを背負ったが、これ以上の失点は許さない。

IMG_3500-200x133 【準硬式野球】終盤に粘り見せるも惜敗
△葭安

その裏、先頭の中野寛都(人3)が二塁打で出塁。駒居宗(つかさ=商1)が初球で犠打を決めると、木下立清(りゅうせい=人3)も四球で続き、1死一、三塁の好機となった。ここで打席に立った西田光汰(化生3)がスクイズを成功させ、1点を返す。続く松田朋大(社3)の適時二塁打でさらに1点を追加し、失点直後に同点に追いついた。

IMG_3617-200x133 【準硬式野球】終盤に粘り見せるも惜敗
△西田

3回からは宮下颯斗(法1)が登板。先頭に安打で出塁を許すと、盗塁と次打者のゴロで三塁まで進まれる。ここで前打席で安打を放った5番打者との対戦。打ち取った当たりだったが、野選の間に生還され、勝ち越しを許した。その後も盗塁と悪送球が重なり1点を追加され、再度2点を追いかける展開となる。

3回は2三振を喫するなどして三者凡退に倒れた関大打線。4回は1死から駒居がフェンス直撃の二塁打を放つも後続が続かず。5回にも1死から松田が安打で出塁したが、その後盗塁死し、なかなかホームを踏むことができない。

5回からは3番手・田中大夢(シス理1)がマウンドへ。一塁・清水蓮太(法2)の好守にも助けられながら相手打線を三者凡退に斬る。6、7回も走者を背負いながらも冷静に投球を続け、3イニング連続無失点の好リリーフを見せた。

IMG_3756-200x133 【準硬式野球】終盤に粘り見せるも惜敗
△田中

6回は1死から山﨑大輔(商2)が右安を放つ。2死となった後、中野も遊失で出塁し、捕逸で2死二、三塁の好機を迎えたが、得点とはならず。7回は三者凡退となり、攻撃の糸口をつかめなかった。

8回は伊藤脩太(社3)が登板。2死満塁のピンチとなったが無失点で切り抜け、リードを広げさせない。その裏、2死から山﨑、清水の連打で好機を演出し、打席には打撃が好調の中野。右翼へ二塁打を運んで山﨑が生還し、3連打で1点差に詰め寄る。なおも2死二、三塁だったが、同点とはならなかった。

IMG_3966-200x133 【準硬式野球】終盤に粘り見せるも惜敗
△伊藤(左)と山﨑
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△清水

9回は両者三者凡退に倒れ、スコアは動かず。最後まで粘りを見せるも、あと1歩及ばなかった。

ここまで8戦を戦い終え、関大は4勝4敗。残すは最終節・関学大との対戦のみで、現体制で戦った総合関関戦ではコールド負けを喫している。6月の雪辱を果たすとともに、リーグの締めくくりを連勝とし、有終の美を飾りたい。【文/写真:島田采奈】

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