◇令和6年度関西学生リーグ第3週◇対近大◇9月29日◇関西大学弓道場
【試合結果】
○関大132ー130近大(全160射)
先週の空き週を経て迎えたリーグ2戦目の相手は近大。序盤から関大がややリードし試合が進む。そのまま関大が逃げ切り、2中差をつけて勝利。リーグ戦初勝利をつかみ取った。
ホームで行われた今試合。藤村尚澄(シス理2)、畠山拓真(商1)、白石幸斗(化生3)、齊藤伊吹(情4)が前立の先発メンバーとして選ばれた。全員が初矢を的に収めて好発進すると、藤村と畠山が皆中する。後立の先発メンバーは石動颯大(社2)、宮川匠吾(経1)、多湖伝我(経3)、佐々木大河主将(法4)。石動が皆中し、公式戦初出場の宮川は3中をあてる。前立・後立ともに13中と高的中率を誇った。しかし近大も負けじと食らいつき、14中で1中差に迫る。
2立目は、藤村、畠山、齊藤の3名が皆中。15中と脅威の的中率をたたき出す。後立では多湖が皆中すると、近大との差を2中とした。
続く3立目でも藤村と齊藤が皆中する。またもや15中となり、相手に地力の差を見せつけた。石動と佐々木主将も皆中し、4中差に差を広げる。
藤村、畠山、白石の3名が皆中した4立目。後立の宮川が1中にとどまるも、2中差で依然リードを保つ。
迎えた最終立は前立の藤村と齊藤が皆中。藤村は終始安定した射を見せ、20射皆中を達成した。後立では、宮川に代わり清水葉万(ようま=環都2)が出場。多湖が皆中を果たし、前立後立合わせて25中をあてた。近大が追い上げを見せるも、関大が2中差をつけて勝利。リーグ戦初勝利を収め、第4週に向けて弾みをつけた。
大学から弓道を始めた藤村。20射皆中でチームのリーグ戦初勝利に大きく貢献し、試合後には喜びをあらわにした。次の対戦相手は関学大。今春の総合関関戦では7中差をつけられて敗北を喫した相手だ。春の雪辱を果たすべく、そしてリーグ2連勝をつかむために。関大の躍進はまだまだ続く。【文:写真/早川莉央】
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