◇2024年度関西学生リーグ戦◇9月29日◇対大経大◇於・関西福祉科学大学
[前半終了]関大16-15大経大
[後半終了]関大14-15大経大
[試合終了]関大30-30大経大
前節では強豪・大体大に敗北を喫した関大。悔しさを胸に、大経大戦に挑んだ。試合開始後、先制点を決めるも、その後は拮抗(きっこう)した状態に。1点のリードで後半に臨んだが、後半開始直後から相手が連続得点。パスカットされるなど、流れをつかめない時間が続く。秋季リーグ5戦目は引き分けとなった。
関大ボールから試合開始。小田航平(人3)のシュートで先制すると、GK若宮宏希(安全3)が好セーブをみせる。その後、再び小田が得点を決め、関大のペースに持ち込んだ。しかし、15分を過ぎたところから相手が3連続得点。9-11と、2点のリードを許してしまった。
林航琉(経2)が2連続でシュートを決めて同点とするが、その後は互いに点が入らないこう着状態が続く。23分が過ぎたころ、小田から林、そして福島悠大主将(文4)へパスを回し、そのまま福島主将がシュートを決めて12点目を獲得。だがすぐさま得点を返され同点のまま試合が進む。その後も点を取っては取られる時間が続いた。それでも、前半終了まで1分を切ったところで福島の放ったボールがネット揺らす。そのまま点差は動かず、1点リードで前半が終了した。
後半は相手が先制点を決めた。関大も1点を返すが、その後3失点。しばらくは相手を追いかける時間が続く。関大の攻撃チャンス時にパスをカットされ、そのまま点を決められることも。それでも、相手のファウルで獲得した7㍍スローは、岸京佐(情2)がしっかりと決めきるなど冷静に得点。
松本一徳(かずのり=経1)や土岐勇斗(文3)、小田の得点もあり、同点に持ち込んだ。そして後半24分、小田のシュートで29-28となり1点リードに。このまま逃げ切りたいところだったが、相手が2連続得点で逆転。残り時間もわずかとなり、苦しい状況となる。試合終了まであと30秒のところで、タイムアウトを要求。試合再開後、スピード感のあるパス回しから林が点を決め同点とした。直後、相手のパスをカットして再び関大ボールに。しかし小田の放ったシュートは相手GKに止められ、試合終了のブザーが鳴る。逆転とはならなかった。
春リーグで敗れた大経大にリベンジとはならず。同点で試合終了となり、秋リーグのここまでの成績は3勝3敗1引き分けとなった。残る2試合こそは勝利を収めてみせる。【文:森奈津子/写真:滝口結月】
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