◇第71回関西学生リーグ戦◇対同大◇９月29日◇関西大学たかつきアイスアリーナ

［第１Ｐ］関大１―０同大
［第２Ｐ］関大１―１同大
［第３Ｐ］関大５―１同大
［試合終了］〇関大７―２同大

リーグ３戦目は連勝中の同大と相まみえた。第１ピリオド（Ｐ）、２Ｐでは一進一退の攻防を繰り広げる。流れが大きく動いたのは第３Ｐ中盤。ＦＷ高橋柊伍（人２）を皮切りに怒涛（どとう）の連取で一気に差を広げ、相手に得点の機会を与えず。５点差でリーグ連勝を３に伸ばした。

第１Ｐ、開始２分でＦＷ岸上樂（情３）が先制し勢いをもたらす。２点目を取りたいがゴールが遠い。中盤にはキルプレー（数的不利な状況）になるが、ＧＫ常川渉稀（しょうま＝人３）のナイスセーブがあり、得点を与えず。フェースオフからのパックは関大が保有するも、攻め切ることはできず、接戦に。第１Ｐ終盤にはＦＷ神山太一（人４）がゴールに迫るも、あと１歩が届かず。得点が動くことはなく、１点リードで終えた。

迎えた第２Ｐでも互いに点を取ることはできず、時間が過ぎていく。ＦＷ高橋柊、ＦＷ黒須誠眞（情４）の連続シュートで追加点を狙うが、相手ＧＫに阻まれ、得点はできない。試合が動いたのは８分に差し掛かるころ。キルプレーにより、自陣での攻防が続き、その最中に右サイドからネットを揺らされ、試合は振り出しに戻った。第２Ｐも残り10分が過ぎたころ、ＤＦ熊谷天智（情４）がミドルシュートを放つも、リードすることはできず。このまま第２Ｐを終えるかと思われたが、再び流れが変わった。相手陣地フェースオフからパックを奪い、ＦＷ高橋柊がシュート。２－１と１点リードに戻して、最終第３Ｐへ。

第３Ｐ開始５分は得点が動かず。しかし、中盤から一気に試合は動き出した。パワープレー（数的有利な状況）時に、ＦＷ高橋柊からのパスにＦＷ相馬嵩士（しゅうと＝社２）が合わせて得点。その後、すぐさま、失点を許してしまったが、今度はＦＷ黒須がミドルシュートでゴールをこじ開ける。その後も主導権を握り続け、４点差に広がった。残り１分を切った時、ＦＷ山根早加主将（社４）のシュートをＦＷ神山が押し込み、５点リードで試合が終了。

第３Ｐで差を広げ、３連勝を果たした。次は龍大との一戦に。全勝優勝目指し、氷上を駆け抜ける。【文：木村遥太／写真：中山桜希】