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◇第56回秋季関西学生リーグ戦◇対同大◇9月28日◇於・神戸学院大学第5グラウンド

同 大 021 320=8
関 大 000 020=2
(100分ゲームの規定により6回終了)

1(遊)榎
2(三)荒木
3(捕)末廣
4(DP)三浦
5(中)長尾
6(一)野見山
7(左)倉田
8(投)小松
9(右)福田
FP(二)井上

インカレから約3週間経ち、末廣亮(あきら=商3)主将率いる新チームが始動した。秋季リーグ初戦の相手は、インカレ準優勝を果たした強敵・同大。相手の好投手を前に、4回まで関大打線は振るわず。5回に反撃を見せコールド負けを逃れるも、リーグ初戦は黒星となった。

関大の先発投手・小松琉晟(るいせい=法1)は、初回先頭打者にいきなりフェンス直撃の左越二塁打を浴びる。しかしここは、味方の固い守備に支えられた。最後は高めのつり球で空振り三振に抑え、得点は与えない。

IMG_3459-300x200 【ソフトボール男子】強敵・同大相手に奮闘も、黒星スタート
△小松

0点で抑えた勢いのまま、先制点を奪いたい攻撃は、先頭打者・榎上総(かずさ=経2)が四球で出塁。暴投と進塁打で、1死三塁の好機を迎える。しかし、後続続かず2者連続三振に倒れ、得点とはならなかった。

2回表、6番打者に左安打を許すと、8番打者の適時三塁打で、2点の先制点を献上してしまう。3回に1点、4回にも3点を追加されたところで、先発投手・小松はマウンドを降りた。2番手・三浦航生(人3)は、1死二塁の状況での登板。丁寧な投球で残りのアウトを空振り三振で抑え、追加点を与えなかった。

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△三浦

ここまで関大の安打はわずかに1本。なんとかつないで、6点差を縮めたい攻撃は先頭打者の出塁がかなわず。しかし、続く5番・長尾翔太(商3)が右安打を放ち、快速を飛ばして二塁まで進んだ。ここからまずは1点を返し、反撃といきたい。それでも、後続が倒れ好機を生かすことはできなかった。

IMG_8134-1-300x200 【ソフトボール男子】強敵・同大相手に奮闘も、黒星スタート
△長尾

5回にも2点を追加され、後がなくなった裏の攻撃。関大ベンチも重苦しい空気が漂った。先頭打者が打ち取られ、9番・福田一心(文1)に打順が回る。カウント2-2から球を左翼へ運び、今日3本目の安打を放った。反撃ののろしが上がる。1番・榎は四球を選び、続く2番・荒木誠人(情3)。空振り後の4球目、鋭い打球で一、二塁間を破る適時打を放った。2点を返すことに成功。さらに追加点といきたい。3番・末廣も左安打を放ち出塁するも、反撃はここまで。それでもコールド負けは逃れ、6回に望みをつなげた。

IMG_3457-300x200 【ソフトボール男子】強敵・同大相手に奮闘も、黒星スタート
△荒木

内野安打で先頭打者に出塁を許すも、味方の好守備に助けられ、この回は初回以来の0点に抑えた。攻撃は、4番・三浦から始まる。敵失で先頭打者が出塁。併殺崩れや野選で1死一、二塁の好機を演出するも、最後は空振り三振に抑えられる。そしてここで、100分ゲームの規定により試合終了となった。

IMG_3458-300x200 【ソフトボール男子】強敵・同大相手に奮闘も、黒星スタート
△円陣を組む

4年生から託された想いを胸に、迎えた秋季リーグ。初戦を白星で飾ることはできなかった。しかし、インカレ準優勝校・同大相手に小松、三浦の堂々の投球、そして序盤こそ安打が出なかったものの、5回の打線のつながり。新チームはまだまだここから輝く。まずは1部3位という目標へ。次戦以降の活躍に期待が膨らむ。【文:水井陽菜/写真:上田峻輔】

▼末廣主将
「(秋季リーグまで練習してきたこと)打てるメンバーが限られているので、セフティーバンドであったり、スラップであったり、そういう小技をみんなできるようにしようということで練習してたんですけど、今日はあまり出せなかったので、明日の試合から出せたらと思います。(秋季リーグの目標について)昨年2部落ちという悔しい結果に終わってるので、まず2部に落ちないこと、そして3位以上に絶対入るということを目標にしています。(今日の試合を振り返って)相手の投手がすごく良かったので、やっぱりみんな萎縮してしまう部分があったと思います。最終回の攻撃とかを明日の試合でもできればいい勝負ができると思うので、最終的には(今日の試合は)よかったんじゃないかなと思います。(あすの神学大戦へ向けての意気込み)しっかり先制点を取って、守備でも流れを作って、いい形で勝利して終えられるように頑張りたいと思います」

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