◇2024年度関西大学連盟秋季リーグ戦第6日◇対京産大◇9月28日◇於・龍谷大学深草キャンパス
[第1セット]関大25-20京産大
[第2セット]関大25-20京産大
[第3セット]関大25-22京産大
[試合終了]○関大3-0京産大
秋季リーグ5試合を戦い終え、4勝1敗で上位リーグに進んだ関大男バレ。6戦目は、春季リーグで敗北を喫した京産大との試合に臨んだ。
第1セットは京産大のサーブで始まった。隅田嵐(社4)の安定したサーブレシーブから、小山海皇(人1)のスパイクが決まり先制。順調に点数を重ねるが、終盤相手の連続得点に苦しみ差を広げられた。それでも、安平瑠也主将(商4)のサーブで相手を崩し、小山の冷静なブロックアウトで流れをつかむ。25点目を小山のサービスエースで奪い、第1セットをものにした。
第2セットは、関大の粘りのレシーブが光る。池田幸紀(商2)を中心に、関大のコートにボールを落とさない。最後は、リリーフサーバーとして入った上田冬陽(情1)のセットから安平主将がスパイクを決める。第2セットも獲得した。
このセットを取れば、関大の勝利が決まる第3セット。隅田のインナースパイクや、森歩夢(政策2)の時間差攻撃で序盤から攻めの姿勢を見せる。第2セットから入った矢倉龍人(人3)を軸としたブロックで、相手の攻撃に食らいついた。終盤、中島康介(文3)のブロックポイントや、小山のサービスエースで流れを関大に引き寄せる。第3セットを奪い、ストレート勝利を収めた。
次戦は、上位リーグで首位に立つ近大と対戦。連勝を6に伸ばすべく、チーム一丸となって次戦に挑む。【文:松嶋奈央/写真:森奈津子】
▼安平主将
「(試合を振り返って)上位リーグ1戦目ということと、先週の入りが良くなかったということがあったので、全員で出だしからしっかりやろうという雰囲気ができていました。それが結果につながって、上位リーグでいいスタートが切れたのではないかなと思います。(意識していた点は)京産大は勢いもありますが、ミスが出るチームだと思っていたので、自分たちのミスをできるだけ減らして、安定した戦いをすることを意識していました。(今回見つかった課題)上位リーグになってくると、ライトの小山にマークがちゃんとついてきているなと感じました。そこに対して、どう気持ち良く打たせてあげられるかという所が僕たちの課題です。(次戦への意気込み)来週の土曜日は近大ということで、実力のある相手なので、自分たちがチャレンジャー精神を持って挑んで、勝てるように頑張ります」
▼隅田
「(今日の試合を振り返って)出だしが少し不安でしたが、雰囲気も良く、上位リーグ1戦目としては頑張れたのではないかと思います。(勝てた要因は)エースの海皇(=小山)がしっかりと決めてくれて、決まらない時に自分や対角の歩夢(=森)、ミドルと他の選手がしっかりと決めきれたのが勝利の要因だと思います。(自身の調子は)微妙だったんですけど、決めるごとに気持ちが上がっていくタイプなので、スロースターターなんですけど最後の方が良かったと思います。(次戦に向けての意気込み)近大で強い相手なので、1点でも多く取って倒したいと思います」
コメントを送信