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◇第62回全日本学生個人選手権大会◇9月23日◇夢の島公園アーチェリー場

【男子の部】
45位 住谷和輝(シス理4) 585点

【女子の部】
9位 波部日葵(政策4) 599点
23位 山田梨乃(環都3) 578点
31位 仲田聖(社1) 567点
83位 福原綾乃(情2) 504点

強風の影響で9月21日の練習日から1日空いての実施となった全日本学生個人選手権大会(インカレ)。決勝ラウンドがなくなり、72射の予選ラウンドで順位が決まることに。午前に行われた男子の部では住谷が挑むも、天候に対応できず、点数を伸ばせなかった。午後は午前とは反対に少しずつ天候にも恵まれる。波部が4年生としての実力を発揮。入賞には、あと2点届かなかったが9位と健闘した。

強風が選手たちを襲う中、男子の部が開始した。風が強く、打ちやすいとは言えない環境に苦戦。最初の6射は37点と良いスタートを切ることができず。前半終了時点で276点と調子が振るわなかった。巻き返しを図るべく、挑んだ後半。1回目は40点台に止まったものの、その後は50点越えが安定してくる。前半から30点上げて、309点で後半が終了。しかし、前半の点数が響き、全体の順位は45位と悔しい結果に終わった。

IMG_8146-200x133 【アーチェリー】個人インカレで各々が奮闘!
△住谷

風が次第に落ち着いた頃、女子の部が開始。福原は序盤は全体の30位台をキープする安定さを発揮し、271点で競技を折り返す。だが、後半は思った以上に点数が伸びず苦戦を強いられることに。前半から順位を落とし、83位で競技を終えた。仲田は個人では初の全国の舞台。それでも緊張せずに普段通りの実力を発揮させる。全体の31位で終え、成長を見せた。王座では70㍍の距離に苦戦を見せていた山田。長い距離にも対応し、上位層を維持する。ベスト16には届かなかったものの、20位台で競技を終えた。4年生として最後の個人インカレになる波部。テンポ良く行射し、得点も安定していた。前半終了時には12位と入賞が見える順位に。後半も不調になることはなく、得点を重ねる。最後の6射の合計が53点をたたき出し、599点。わずか2点、入賞には届かなかったものの、10位以内に入り、個人インカレの幕を閉じた。

IMG_8239-200x133 【アーチェリー】個人インカレで各々が奮闘!
△福原
IMG_8364-200x133 【アーチェリー】個人インカレで各々が奮闘!
△仲田
IMG_8368-200x133 【アーチェリー】個人インカレで各々が奮闘!
△山田
IMG_8215-200x133 【アーチェリー】個人インカレで各々が奮闘!
△波部

天候に影響される中でも一人一人が奮闘し挑んだ今大会。秋からはインドアのシーズンに。冬でさらに成長し、春で実力を発揮してみせる。【文/写真:木村遥太】

▼波部
「(72射で順位が決まることになった時の心境は)決勝のトーナメント式が苦手だったので、うれしい気持ちが強くて、72射するだけで終わるんだという一安心の方が大きかったです。(序盤は風が強かったが、どういうところを意識したか)風が左に流れていたので、左に矢が流れないようにすることを一番意識していて。その上で、同じ6点のミスをするなら、左の6点じゃなくて、右の6点と弱気にならず、攻めたアーチェリーをしようと考えていました。(最終的には9位で競技を終えたことについて)うれしいという気持ちが一番です。最後のインカレで1桁台に入れて、後悔なく終われたので良かったと思います。(4年生としての1年間を振り返って)後輩とか周りに支えられてうまくなった1年だなと思ってて。練習から楽しくできてたのもあったから、もっとアーチェリーやりたい気持ちがあって。こういう思いがあったからこそ、強くなれたと思うので、周りに支えられた1年だったなと思います。(今後の展望)国体の目標は兵庫県を代表しているので、最低ラインを入賞で終えること。インドアも続けようと思っているので、そこでも後輩を引っ張っていけりような先輩として、終わりたいなと思っています」

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