◇2024年度関西大学連盟秋季リーグ戦第5日◇対龍大◇9月22日◇於・大阪産業大学中央体育館
[第1セット]関大19-25龍大
[第2セット]関大29-31龍大
[第3セット]関大25-22龍大
[第4セット]関大25-23龍大
[第5セット]関大15-12龍大
[試合終了]○関大3-2龍大
リーグ4日目は関学大にストレート勝利を収めた関大男バレ。5戦目は、リーグ全勝で首位に立つ龍大との試合に臨んだ。
関大のサーブで試合が始まる。試合開始後5連続得点を決められ、関大はタイムアウトを要求。隅田嵐(社4)のスパイクが決まり、ようやく関大に1点が入る。隅田のスパイクや、サービスエースで3連続得点とし、流れが関大に傾いたかと思われた。しかし、相手の速い攻撃に対応することができず、流れをつかみきれない。そのまま第1セットを落とした。
第2セットは、小山海皇(みこと=人1)のスパイクで先制する。序盤はお互いが激しく点を取り合う展開に。10-10から、中島康介(文3)の速攻と小山のサービスエースで12-10とし、関大がリード。ここで相手がタイムアウトを取る。その後は小山と安平瑠也主将(商4)を中心に得点を積み重ね、先にマッチポイントを握った。しかし、連続でスパイクを止められ、攻撃の流れを作ることができずデュースに。最後は、サーブミスも絡み、セットを取りきれなかった。
第3セットは、相手に最初の得点を献上。しかし、関大は連続得点を重ね、リードする展開に。中島の速攻が決まり、8-5となる。そこで相手がタイムアウトを要求した。タイムアウト後は、互いに点を取り合うが、安平主将のダイレクトアタックで流れをつかんだ関大。3連続得点を取ったところで、相手がこのセットのタイムアウトを使い果たす。2回目のタイムアウト直後、相手が放った厳しいコースのボールに池田幸紀(商2)が飛びつき、攻撃につなげた。その後もリードを守り抜き、第3セットを奪った。
矢倉龍人(人3)の速攻が決まり、第4セットがスタート。隅田のスパイクから5連続得点を取り、11-5とリードした。しかし、その後は相手が追い上げを見せ、逆転を許す。21-22の場面で小山がスパイクを決め、同点に。さらに、相手のスパイクミスで逆転。最後は森歩夢(政策2)のブロックが決まり、第4セットを奪った。勝負は最終セットへ。
第5セットは相手に先制を許す。しかし、エース・小山が得点を量産。ストレートとクロス、両方向に打ち分け、相手のブロックをかわす。最後、隅田の力のこもったスパイクが決まり、第5セットを奪取。勝利を収めた。
先に2セットを奪われたものの、見事な追い上げを見せ、逆転勝利。連勝を4に伸ばした。【文:春田史帆/写真:森奈津子】
▼安平
「(試合を振り返って)龍大と試合するにあたって、前々から実力的には五分五分かなと思っていました。最初は僕らの悪い所でもあるスロースターターな部分が出て、1セット目が1-7ぐらいから始まってしまって、そのまま2セットを取られてしまいました。そこからはライトの小山を中心に点を取って、みんなの調子が上がっていって、3セット取れました。(勝ち切れた要因は)春リーグを通してフルセットで負けることや、取れそうなところから逆転負けしてしまうことが多かったので、そこを無くそうとこの夏は終盤取り切ろうと練習してきました。その成果が出たのかなと思います。(来週から始まる上位リーグに向けて)1戦目を勝ち切って、そこから連勝の流れをつかめるようにしたいです。しっかり練習に取り組んで、目標である3位以上になれるように全員で頑張ります」
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