◇令和６年度関西六大学連盟秋季リーグ戦第２節◇対立命大２回戦◇９月20日◇大阪シティ信用金庫スタジアム

関　大　０００　０００　０００＝０
立命大　０００　１００　００Ｘ＝１

（関）葭安、宮下、伊藤、下田、竹下―駒居
（立）田口―生田

１（中）佐竹
２（二）永村
３（遊）山﨑
４（右）木下
５（一）今村
６（三）橋本
７（指）柳澤
８（捕）駒居
９（左）松田
先発　葭安

前日の対立命大１回戦は悔しいコールド負けとなった関大準硬。これまでとは打順を大きく変えて、リーグ４戦目に臨んだ。

先攻の関大は、この日１番に入った佐竹俊哉（情２）が内野安打で出塁。３番・山﨑大輔（商２）も中安で続いて初回から１死一、二塁の好機となる。しかし後続が倒れ、先制とはならなかった。

関大の先発・葭安凌（化生３）は相手１、２番打者をそれぞれ１球で外野フライに打ち取る。３番打者も遊飛に抑える上々の立ち上がり。２回は先頭に四球を許しながらも後続を断ち切り無失点。３回は三者凡退に斬り、スコアボードに０を刻んでいった。

葭安を援護したい打線。３回には１死から佐竹の中安、４回には２死から橋本昂来（安全３）、柳澤颯（情２）の連打で走者を置くも、決定打を放てず、もどかしい時間が続く。

４回、先頭打者に四球で出塁を許した葭安が降板。代わって宮下颯斗（法１）がマウンドに上がる。立て続けに二盗、三盗を決められ１死三塁となると、味方失策の間に生還され先制点を献上した。５、６回も１死から走者を置いた関大だったが、あと１本が出ず、点差を縮められない。

６回は伊藤脩太（社３）が相手打線を三者凡退に斬る。７回は下田弘太（情１）が左安を許しながらも無失点で切り抜け、反撃の機会をうかがう。

７回、１死から駒居宗（つかさ＝商１）が左二塁打で出塁。２死となった後、佐竹も左安で好機を拡大するが得点とはならない。８回も１死から木下立清（りゅうせい＝人３）が右安で出塁するも後続が倒れる。

８回は５番手・竹下紘生（政策３）が登板。先頭打者に中安を浴びながらも後続を断ち切り、２点目は与えなかった。

迎えた最終回、またも１死から駒居が意地のヘッドスライディングで内野安打。しかしここでも後続が打ち取られ無得点に終わり、１点差での敗戦となった。

５投手の継投で強力打線を１点に抑えたが、打線は10本の安打を得点に結びつけることができなかった。悔しい連敗となったが、切り替えて来週以降の戦いに臨む。【文：島田采奈／写真：中吉由奈】