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◇ 2024年度関西学生男子リーグ戦第3戦 ◇対天理大◇9月21日◇向日市民体育館

[第1Q]関大17―8天理大
[第2Q]関大8―10天理大
[第3Q]関大17―13天理大
[第4Q]関大13―6天理大
[試合終了]〇関大55—37天理大

1勝1敗で迎えた第3戦の相手は、現在2連勝中の天理大。昨秋リーグ3位で、インカレ常連校の格上だ。第1Q(クオーター)開始早々スコアを8―0と引き離す。終始関大のペースで試合が進み、一度も相手にリードを許すことなく約20点差をつけ見事勝利。大きな1勝を手にした選手の顔には、笑顔があふれていた。

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△盛り上がる選手たち

ジャンプボールを制したのは関大。最初の攻めで佐藤涼真主将(人4)がジャンプシュートを決めると、さらに玉造大誠(人4)と西村宗大(経2)がスリーポイントシュートを沈め、開始2分半でスコアは8―0に。相手がカットインでゴール下まで攻めてくるも、岩本悠太(経3)のシュートブロックで簡単に相手に点を決めさせない。堅いディフェンスで24秒オーバータイムを獲得する一方で、相手はチームファールがたまり、さらに関大が有利になった。膝のけがから復帰し、今リーグ戦初出場の北岡雄斗(人2)のスリーポイントシュートがインすると、ベンチは大盛り上がりに。失点を8点に抑え、最初の10分を終えた。

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△北岡

第2Qは相手に先制点を許した。しかし、玉造のシュートや倉ノ下大吉(人3)のシュートブロックで関大は勢いづく。倉ノ下がリバウンドからシュートを放ち、2点を追加。さらに佐藤主将のリバウンドからの速攻が決まり、差を広げる。相手が連続でシュートを決め、一時は差が5点に縮まった。しかし、野村吏希(シス理2)がパスカットからシュートを沈め、流れを渡さない。その後もリードを守り抜き、7点リードで前半を終えた。

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△玉造

第3Q開始から2分半が経過しても全く点が動かない。その時間を打ち切ったのは佐藤主将。パスカットから速攻を決めると、スコアは27―18に。しかし、すぐに相手にスリーポイントシュートを返される。ここからは、先ほどの空気とは一変し、激しい点の取り合いが続いた。竹内綾哉(政策4)が相手のキーマンを抑える完璧なディフェンスで相手の勢いを崩す。さらに、バスケットカウントやスリーポイントシュートなど、佐藤主将の点が止まらない。岩本もバスケットカウントからフリースローもきっちりインすると、第3Q残り2分で点差が大きく開いた。ここで相手はタイムアウトを要求。その後はゴール下シュートを決められてしまうも、岩本もフリースローを沈め、42―31で勝敗は最終Qへ。

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△佐藤主将(左)と竹内

第4Q序盤、西村と岩本が連続でシュートを決め、8点を先制。相手が連続得点で追い上げを見せるも、岩本がボールに食らいつき、何度もリバウンドを取り攻撃につなげた。倉ノ下がシュートを沈め、さらに差を広げる。残り3分、相手のファールで関大ボールに。相手はたまらずタイムアウトを取る。タイムアウト後も関大ペースの試合展開となり、55-37で試合終了。リーグ開幕から連勝中の格上相手に、大きな勝ち星となった。

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△西村

格上相手に見事勝利を収めた関大は2勝1敗となった。次戦の相手も強豪・神医療大。チーム一丸となって必ず白星をつかんで見せる。【文:藤井海、春田史帆/写真:藤井海、春田史帆】

▼竹内
「(出だしから点差を広げることに成功したが、試合前にチームでどのような話し合いをしていたか)相手は体の当たりや強度がかなり高い部分があるチームなのですが、関大もディフェンスの強度で負けないというのを意識していました。入りからしっかりやれば勝てるという話をして、試合に臨みました。(きょうの試合を振り返って)4Q全部を我慢しよう、自分たちのバスケをやり続けようと話し続けて、徹底力とか遂行力をかなり高いレベルでできたと思います。(リバウンドやルーズボールなど、ボールに対する嗅覚が誰よりも強いが、どのような気持ちで試合に臨んでいるか)チームの役割として、涼真(=佐藤主将)が点を取ってくれたりだとか、というのはあります。なので、泥臭い部分で誰にも負けたくないなという気持ちはずっとあるので、チームのためにという思いで頑張っています。(次戦の神医療大戦に向けての意気込み)神医療大は攻撃力のあるチームなのですが、そこで崩されるのではなく神医療大でも自分たちのバスケをして、ディフェンスから頑張って、我慢して、明日もしっかり勝ちに行きたいと思います」

▼岩本
「(格上相手に序盤からずっとリードしていたが、きょうの試合を振り返って)自分たちのオフェンスというか、自分たちのスタイルを全て発揮できた試合だったと思います。ディフェンスから自分たちのオフェンスにどんどん展開することができたので、本当にチーム一丸となって勝ち取った勝利だと思います。(5点差まで詰められた場面では焦らなかったのか)焦りはあったのですが、チームの雰囲気がいい所ばかり目立っていました。なので、点差を縮められた心配よりも、チームの勢いに身を任せたという感じだったので本当にいい試合ができたと思います。(センターというポジションで当たりが強い場面でも、どのようなことを意識して試合に臨んでいるか)先々週の京産大にも留学生が2人いたのですが、その留学生相手にも自分がどこまで通用するのかが自分の中の一つの目標であり、やりたいことです。なので、自分が倒すという意識を持って毎試合挑んでいます。(次戦の神医療大戦に向けての意気込み)神医療大も留学生がいて、得点能力がすごく高い選手もいるのですが、きょうの試合みたいに自分たちのディフェンスからどんどん流れをつかめるように一つ一つ頑張っていきたいと思います」

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