◇2024年度関西大学連盟秋季リーグ戦第5日◇対園女大◇9月21日◇於・龍谷大学
[第1セット]関大25―13園女大
[第2セット]関大25―18園女大
[第3セット]関大25―20園女大
[試合終了]○関大3―0園女大
開幕から4連勝中と勢いに乗る関大女バレ。リーグ5日目は、今春リーグでストレート負けを喫した園女大と相まみえた。
相手サーブで試合開始。後山七星(ななせ=政策1)のスパイクで先制すると、早速の3連続得点で主導権を握った。さらに4―2の場面からは7連続得点。土屋美咲(情2)のブロックや、伊関万絢(まひろ=文3)の意表をついた返球、川上良江(文4)のダイレクトアタックなど、多彩な攻撃で相手を翻弄(ほんろう)する。このセットでは相手に2度しかブレイクを許さず、失点してもすぐに流れを取り戻した。途中出場の森崎美春(情1)と佐藤彩音(社1)の連携も光り、順調にリードを広げる。最後は鮫嶋優香(政策2)のアタックで25点目を手にし、大差で第1セットをものにした。
第2セット序盤は拮抗(きっこう)した展開となる。しかし6―7から関大が相手のタイムアウトを挟み5連続得点。4点のリードを手にすると、そのまま逆転は許さなかった。鮫嶋のブロード攻撃や、後山の緩急をつけたアタックで得点を重ねる。21―19からは怒とうの4連続得点で相手につけ入る隙を与えず、このセットも最後は鮫嶋のポイントで勝ち取った。
第3セットは2―1からの3連続失点で、2点を追いかける形でのスタートとなるも、川上のスパイクで逆転に成功する。その後も相手に流れを渡さず、最大5点のリードを手にした。しかし18―13から3連続失点で2点差まで追い上げられる。ここでタイムアウトを要求し、その直後に伊関のブロックで久々の得点。次のプレーは相手アタックがアウトとなり2連続得点で勢いを取り戻した。このタイミングで相手もタイムアウトを要求するも、タイム明け最初のプレーは笹野文乃(文3)のサービスエース。再びリードを5点とすると、そのまま逃げ切り試合終了。最後はゲームキャプテン川上のアタックで、ストレート勝利を収めた。
今季2度目のストレート勝利で開幕から5連勝。上位チームが連勝を伸ばし、負けられない戦いが続く中で関大も優勝争いに名を連ねている。明日でリーグも折り返し。勝利だけを目指し、リーグ後半戦に臨んでいく。【文/写真:島田采奈】
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