◇2024年関西学生秋季リーグ第1日◇対朝日大◇於・立命館OICフィールド
[第1Q]関大0-0朝日大
[第2Q]関大0-1朝日大
[第3Q]関大1-0朝日大
[第4Q]関大0-1朝日大
[試合終了]関大1-2朝日大
春季リーグ優勝を果たし、そのまま中京大との入れ替え戦に勝利した関大は今季から1部での戦いとなる。目標の1部残留を達成するためには、強敵相手に勝ち点を奪うことが必要不可欠だ。運命の初戦の相手は朝日大。1部昇格の勢いそのままに初戦勝利となるか。
第1クォーター(Q)は開始早々、朝日大に攻め込まれる。中央をドリブルで突破されるも、FB磯嶌瑞希(社4)が体を張ってシュートを阻止。7分には、スピードに乗った相手選手を自陣シューティングゾーンで倒してしまいペナルティーコーナー(PC)を献上する。しかし、気迫のディフェンスで得点を許さない。Q終了直前には、MF山下日菜子主将(人4)からFW坂井希帆(商4)へ鋭い縦パスが入りチャンスになるもシュートへはつながらず。押し込まれる展開が続いたが、無失点でQが終了する。
第2Qは開始直後に試合が動く。巧みなパスで関大ゴールへ迫る相手選手をシューティングゾーンで倒し、この試合2度目のPCを献上。そのまま先制点を許してしまう。反撃に出たい関大は9分、FB髙杉美羽(情2)が相手のパスをインターセプト。そのままドリブルを仕掛けチャンスを演出する。しかし、第2Q終了直前にもPCを献上するなど朝日大の勢いを止められず、1点ビハインドで後半へと突入。
何とか1点が欲しい関大は、第3Q開始と同時に猛攻を仕掛ける。4分、FB竹中理菜(社4)がFW山根奈菜子主将(社3)へ会場を湧かせるロングパスを通し、チャンスを演出。いい流れの中迎えた6分、味方のパスに反応したMF山下主将がドリブルを仕掛けPCを獲得する。これをMF山下主将が自らゴール左隅へ沈め試合は振り出しに。主将の得点で勢いづいた関大はその後も試合のペースを握る。13分には再びPCを獲得するも得点とはならず。終盤には相手のカウンターを受けたが、FB磯嶌が立ちはだかりQが終了。勝負は最終第4Qへ。
勝負の第4Qは4分、相手の中央突破を止められず、またしてもPCを献上する。GK高堂香晴(経2)がシュートに反応するも失点。再び1点を追いかける展開に。9分には、再三の好ディフェンスを見せていたFB磯嶌の足がつり、交代。さらに厳しい状況に追い込まれる。何とか得点したい関大は9分、MF山下主将からFW野口奈央(人3)へパス、相手のファールを誘いPC獲得。しかし、このチャンスを得点に結びつけることはできず。14分には、FB磯嶌がコートに戻りボールを追いかけるもタイムアップ。1部初戦は悔しい結果に終わった。【文:井原郷志/写真:金佐康介】
▼MF山下主将
「(試合を振り返って)100%勝つ気持ちで試合に臨んでいたので、負けてしまい悔しいです。(自身のゴールについて)絶対に入るという自信があったので落ち着いてシュートしました。入ってよかったです。(秋リーグの抱負について)入れ替え戦を戦うことなく1部は残留を決めるために、勝てるゲームを確実に勝つことを徹底していきたいです」
▼FB磯嶌
「(試合を振り返って)自分の強みである足腰の強さを生かしたディフェンスでチームに貢献しようと思い、プレーしました。(足を攣った後、終盤コートに戻った時の心境)チームに少しでも貢献し、最後のリーグ戦で後悔がないようにしようという気持ちでコートに戻りました。(秋リーグの抱負について)目標とする1部残留とインカレでの1勝に向かって全力で頑張りたいです」
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