◇令和6年度関西学生リーグ第1週◇対立命大◇9月15日◇立命館大学柊野総合グラウンド弓道場◇
【試合結果】
●関大111-117立命大(全160射)
いよいよリーグが開幕。1部優勝、そして王座で優勝するべく、チーム一丸となって挑む。初戦の相手は、昨年9中差で敗北を喫した立命大。徐々に差を詰めていったが、6中差で敗北となる。リーグは黒星発進となった。
リーグ初戦はアウェーで行われた。先攻は関大。前立の先発メンバーは、藤村尚澄(シス理2)、畠山拓真(商1)、田端翔太(文3)、齊藤伊吹(情4)だ。全員が初矢、2本目を的に収める幸先の良いスタートを切る。リーグ初出場となった田端が皆中。また、全員が3中以上をあて、計13中と高い的中数を記録した。一方、森本弘大(商3)、伊東将来(シス理2)、白石幸斗(化生3)、佐々木大河(法4)で構成された後立。なかなか的中数が伸びず、計8中となる。立命大の後立は15中と好的中。初立で6中差をつけられてしまった。
巻き返していきたい2立目。白石に代わりリリーフで仲宗根優太(外1)が投入された。佐々木が皆中し、前立後立を合わせて21中。立命大との差は7に。
3立目からは、徐々に調子を上げる。前立は、全員が3中以上をたたき出し12中。後立ではは伊東と小林勇太(文3)が交代する。後立の記録は11中。合計23中となったが、立命大がそれを1上回る。
4立目では、前立の藤村と齊藤が皆中。また、後立では仲宗根に代わって多湖伝我(経3)が出場する。それでも立命大を追い抜くことはできず、10中差で最終立へ。
最終立では、畠山に代わり下川拓実(商3)がリリーフで登場。齊藤、多湖、佐々木の3人が皆中で計24中。この日初めて立命大を上回ったが、広げられた差を埋めることはできなかった。
立を追うごとに的中数を伸ばした関大。しかし、立命大に6中及ばずリーグ開幕戦は黒星となった。まだリーグは始まったばかり。次戦は1週空けて、今月末に行われる。それまでに課題を改善し、チーム一丸となって残る試合に挑んでいく。【文:写真/貴道ふみ】
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