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◇令和6年度関西学生リーグ第1週◇対甲南大◇9月15日◇関西大学弓道場◇

【試合結果】
関大60―50甲南大(全80射)

ついに本日からリーグが開幕。21年以来の優勝、王座出場を目指し試合に臨む。初戦の相手は甲南大。昨年は5中差で勝利を収めている相手だ。1立目から安定した射を披露し、相手を突き放す。終始リードした状態で勝利。リーグは、幸先良く白星スタートとなった。

関大の先発メンバーは小田桐朱璃(商3)、廣谷萌音(経1)、鈴木聖菜(経2)、山口侑香(社2)。全員が初矢をあて、関大の流れを作った。緊迫した雰囲気の中、的中数を確実に伸ばしていく。山口が皆中を記録しチームは11中。相手とは1中差でスタートを切った。

224A5053-200x133 開幕戦で白星を飾る
△山口
224A5032-200x133 開幕戦で白星を飾る
△鈴木

続く2立目ではさらに的中を伸ばす。山口に加え、小田桐も皆中。廣谷、鈴木もそれぞれ3中と全員が高い的中率となった。3立目では廣谷、山口の2人がしっかり的に矢を収める。2・3立目を好的中で終えると、甲南大と10中差に。大きくリードし、関大は勢いに乗る。

224A5001-200x133 開幕戦で白星を飾る
△小田桐
224A5018-200x133 開幕戦で白星を飾る
△廣谷

しかし、4立目は10中と伸び悩んだ。5立目では、メンバーを大きく入れ替えスタート。廣谷に代えて、間苧谷菜生(商2)、鈴木に代えて、岡田湖雪(法3)をリリーフで投入する。間苧谷は3中、岡田は1中に。また、山口は5立目でも皆中を記録。20射19中と圧倒的な的中率で関大を勝利に導いた。

224A5234-200x133 開幕戦で白星を飾る
△間苧谷

60-50で甲南大を相手に勝利を収めた関大。リーグは白星スタートとなった。次戦は立命大との対戦。今季、インカレで準優勝を収めている強敵だが、優勝に向けて負けられない一戦だ。勝利をつかむため、準備期間も練習を続ける。【文:写真/速水咲良】

▼吉村涼主将(人4)
「(試合を振り返って)まずは勝利を持ち帰ることができてすごくうれしいです。練習通りの数字を出すことができたので、今後もレベルアップを目指して頑張っていきたいです。(練習の雰囲気は)数字を出すことはもちろんなのですが、明るく元気にやっていこうというのをモットーにしてやっていました。調子が良くても、悪くても笑顔でつなげられるようにというのを意識してやっていました。(チームの雰囲気は)立と他ではしっかりと切り替えをすることを大切にしていて、外では明るく、引くときは真剣にということができていると思います。(次戦の立命大戦に向けて)強敵ではあるんですけど、自分たちのやるべきことを積み重ねてやったら戦える相手だと思うので油断せず、集中してやっていきたいです」

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