◇第49回全国個人体重別選手権大会◇9月14日◇於・堺市大浜公園相撲場
【75kg未満級】
[1回戦]
○山ノ内 下手出し投げ
[2回戦]
●山ノ内 突き落とし
【115kg未満級】
[1回戦]
●森田 浴びせ倒し
【135kg未満級】
[1回戦]
●大角 裾払い
多くの観客が見守る中、全国体重別選手権大会が始まった。関大からは3人の選手が出場。山ノ内大聖(文1)が1勝を挙げるなど各選手が力戦した。
今大会最初に始まったのは75㌔未満級。関大からは西日本3位の山ノ内が出場した。取り組みが始まりこうちゃくした状態が少し続く。しかし、山ノ内が先に一歩を踏み出し攻めの形に。そのまま下手出し投げで勝利を収めた。続く2回戦は東日本優勝の清宮選手との対戦。試合開始から土俵際に追い込まれるも、体制を立てなおし攻撃を仕掛ける。その後も攻めの姿勢で取り組むも突き落としで黒星を喫した。
関大2人目の選手は、115kg未満級に出場する森田力輝亜(人3)。合図と共に勢いよく飛び出し、攻めの取組を見せる。土俵際に押されるも、体勢を立て直し、再び攻撃の姿勢に。相手の隙を狙うも、最後は浴びせ倒しにより1回戦敗退となった。
最後に登場したのは大角悠誠(人2)。試合開始直後、相手に攻められるも一度避け、ピンチを脱出する。その後、押して攻め続けるも逆をつかれ、裾払いで黒星を喫した。
全国の舞台で健闘するも悔しい結果となってしまった今大会。しかし、全員が粘り強く戦った。次の戦いはインカレ。チーム一丸となって勝利を目指す。【文/写真:湯浅あやか、水井陽菜】
▽大角
「(試合を振り返って)相手はあまり圧力はなかったんですけど、自分のタイミングをみられて、いなされたりとかして、それについていけなくて。それで最後足蹴られちゃって。いなされた時の横の変化にもっとついていけるようにしたいなと思いました。(インカレに向けて)いつも通り自分の相撲をつらぬいて、もっと足広げて横の変化についていけるように。さらにチームを引っ張っていけるような、流れに乗るような相撲を取れるように意識して練習していきたいと思います」
▽森田
「(西日本の体重別から今日まで)1回戦目の相手に絶対勝つって思いで、普段の練習から相手を想定して練習してました。(今日の試合を振り返って)3回目の全国大会なんですけど、まだ全国で1勝したことがなくて、今回絶対1勝はしたいなと思ってたんですけど、自分の詰めが甘くて負けてしまいました。(11月のインカレに向けての意気込みについて)今日の悔しさをバネに練習するだけだと思うので、頑張っていきたいと思います」
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