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◇第66回全日本学生シングルス選手権大会◇9月13日◇於・沖縄県総合運動公園テニスコート、沖縄県総合運動公園レクリエーションドーム

【女子】
[1回戦]○浅見4-0遠藤(北翔大)
[2回戦]○浅見4-1山本(中京大)
[3回戦]●浅見3(4-7)4本間(松陰大)

【男子】
[2回戦]○池田4-2永江(福岡大)
[3回戦]●池田3(6-8)4高木(関学大)

[最終結果]
【女子】ベスト16 浅見
【男子】ベスト16 池田

2日間のダブルス選手権を終え、競技3日目に行われた全日本学生(インカレ)シングルス選手権。関大の女子からは浅見今日子女子主将(人4)、男子からは池田匠吾(人4)が出場した。浅見は1、2回戦と快勝を収めるも、3回戦で松蔭大の選手に敗北。池田は2回戦から出場し、初戦は白星を挙げる。しかし3回戦で、ファイナルデュースの末に敗戦。最終結果は、男女共にベスト16となった。

IMG_7960-200x133 インカレシングルス選手権は、男女ともにベスト16に
△声援を送る部員たち

浅見は、1回戦で遠藤(北翔大)と対戦する。相手のサーブで試合が始まるが、リターンから攻め、いきなりゲーム奪取。その後も自身のペースで試合を進める。相手にほとんど得点させず、ストレート勝ちを収めた。

IMG_7463-200x133 インカレシングルス選手権は、男女ともにベスト16に
△浅見女子主将

2回戦で対峙(たいじ)したのは、中京大の山本。相手のサーブで試合が始まると、3連続失点で厳しい立ち上がりとなる。しかし、相手を前後に揺さぶりミスを誘うプレーで6連続得点。第1ゲームを獲得すると、続く第2、3ゲームも奪いゲームカウントは3-0に。第4ゲームはネットミスもあり献上するが、第5ゲームをしっかり取り切り勝利。ベスト16入りを決めた。

ベスト8を懸けた3回戦。相見えるは、西カレシングルス2位の本間(松蔭大)だ。互いにゲームを取り合う接戦となり、勝負の行方はファイナルへ。2-4から、ラリー戦を制し連続得点で4-4と流れをつかむ。しかしその後は相手に前後左右へと揺さぶりをかけられ、追いつけないことも。4-7で黒星となり、ここで敗退となった。IMG_7888-200x133 インカレシングルス選手権は、男女ともにベスト16に

西日本王者の池田は、シードで2回戦から出場。池田のサーブで試合が始まると、第1ゲームからデュースとなる接戦を繰り広げる。ここは相手を抑え、ゲームカウントは1-0に。しかしその後、相手が2ゲームを連取。1-2とリードを許すが、ラリー戦では池田に軍配が上がる。相手を前後に動かし、ミスを誘発。着実に得点を重ね、ゲームカウント3-2で迎えた第6ゲーム。ここでもデュースとなるが攻めのプレーを貫き、初戦は白星を挙げた。

IMG_7669-200x133 インカレシングルス選手権は、男女ともにベスト16に
△池田

3回戦、相手は関学大の高木だ。相手サーブで始まった第1ゲームは、コートを左右に広く使ったプレーを展開して獲得。しかし第2ゲームはネット、アウトとミスが重なりゲームカウントは1-1に。その後もゲームを取っては取られる状況が続き、ゲームカウント3-3で試合はファイナルに突入した。先制点を決めたのは池田。相手の浮いた返球を打ち込み1点目を決める。幸先のいいスタートを切ったかと思われたが、ミスが続き1-2。相手のリードで試合が進み、3-5となった。だがここから意地を見せ、ライン際へのショット、スマッシュと2連続得点で同点に。その後互いにネットミスが続き、ファイナルデュースとなる激戦となる。池田のアウトミスで、アドバンテージは相手がつかむ。逆転したいところだったが、最後はリターンがアウトになり試合終了。大学最後のシングルス選手権はベスト16という結果になった。IMG_7824-200x133 インカレシングルス選手権は、男女ともにベスト16に

インカレシングルス選手権は、男女共にベスト16で終了。ファイナルにもつれ込む接戦となったが、あと一歩及ばなかった。この悔しさは、あすから行われる大学対抗戦で晴らしてみせる。【文/写真:森奈津子】

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