◇第100回日本学生選手権大会◇4日目◇東京アクアティクスセンター◇
[女子50㍍自由形予選]
水野果穂(商1)1組5着27.31
吉田芽生(商2)3組8着26.70
[男子50㍍自由形予選]
和嶋優太(経4)3組7着24.04
深井伊吹(人1)5組9着23.71
[女子100㍍バタフライ予選]
瀧本真由佳(人3)1組4着1:03.39
宮崎いぶき(法2)3組2着1:02.03
[男子100㍍バタフライ予選]
桑島崚介(安全2)2組4着56.09
[女子200㍍平泳ぎ予選]
霜中優希(人3)3組2着2:34.17
天白愛菜(商4)3組5着2:35.46
松本悠里(文1)6組2着2:28.68
[男子200㍍平泳ぎ予選]
比良凌和(経4)2組4位2:20.65
相馬海翔(経3)4組3着2:16.64
廣本新(法4)6組3位2:12.26
[女子4×200㍍フリーリレー予選]
関西大学(浅尾萌々香(社1)、田中楓果(文1)、吉田、瀬賀映佳(化生3))3組6着8:31.25
[男子4×200㍍フリーリレー予選]
関西大学(萩原涼介(社4)、松岡健太(人1)、佐藤圭悟(化生3)、印南澄空斗(法3))3組7着7:32.02
[男子200㍍平泳ぎB決勝]
廣本6着2:13.19
[女子200㍍平泳ぎ決勝]
松本悠5着2:27.63
日本学生選手権大会(インカレ)がついに最終日を迎えた。廣本がB決勝、松本悠が決勝に進む躍動を見せる。今大会で自己ベストを記録する選手がおり、実りある大会となった。
最初に行われたのは50㍍自由形予選。女子からは2名の選手が出場する。水野の前半は少し出遅れるも後半にギアを上げ、組5位でゴールした。吉田は少ない息継ぎで泳ぐも組8位でフィニッシュとなる。男子にも2名が挑んだ。和嶋は後半にタイムを落とし、7位でゴール。深井は最初の25㍍で先頭集団から遅れをとる。その後もタイムをのばせず、組9位となった。
続いての競技の女子100㍍バタフライ予選には瀧本と宮崎いが出場。瀧本は50㍍を3位で折り返し、上位に食らいつくも惜しくも組4位となった。宮崎いは後半で追い上げ、組2位でフィニッシュ。男子100㍍バタフライには桑島が挑む。50㍍を7位で通過するが、後半にタイムを上げ、組4位でゴールした。
女子200㍍平泳ぎ予選には3選手が出場。霜中と天白は同組で泳ぐ。霜中は最初の100㍍を5位で通過すると、後半からギアを上げた。上位に迫り、徐々に抜かしていく。組2位と好順位でフィニッシュした。天白の前半は3位で折り返す。しかし、最後の50㍍で順位をキープできず組5位となった。最終組での登場となった松本悠は最初の50㍍を1位で通過。一時は3位となるも、最後の50㍍で1つ順位を上げ、組2位でフィニッシュする。全体5位で、100㍍平泳ぎに続き、決勝に駒を進めた。
男子100㍍平泳ぎ予選では3選手が健闘する。比良は前半を7位で折り返すが、残り50㍍で一気に順位を上げ、組4位でゴール。相馬は序盤から上位集団でレースを引っ張る。そのままゴールし、組3位となった。廣本は最初の100㍍を4位で通過。その後、徐々に前の選手との距離を縮めていく。最後は惜しくも3位でフィニッシュした。廣本は約2年ぶりに自己ベストを更新。男子100㍍の全組が泳ぎ終え、決勝・B決勝に進む16名の選手が掲示板に写し出される。廣本は全体9位。8位とはわずか0.02秒差だった。目標としていた決勝の舞台にはあと1歩届かず。昨年に続きB決勝に進んだ。
午前最終予選の男女4×200㍍フリーリレー。まずは女子が出場した。浅尾が最初の50㍍を2位で通過する好スタートを切る。3位ゴールし、田中につないだ。田中は少し順位を落とすも、5位を守り抜く。第3泳者の吉田にバトン託した。きょう2本目のレースとなるが、疲れを見せない泳ぎで6位で最終泳者へ。瀬賀は必死に前の選手を追う。しかし、順位を上げることができず組6位でフィニッシュ。
男子は第1泳者・萩原が最初の100㍍を5位で通過し、5位で第2泳者の松岡につなぐ。しかし、5位を守りきれず7位で佐藤へ。佐藤は勢いよく腕を回し、少しずつ前の選手との差を詰める。順位は変わらず7位のまま、最終泳者・印南に。印南も順位を上げれず、組7位でゴール。
午後からは決勝競技が行われて、関大からは2選手が挑んだ。男子200㍍平泳ぎB決勝には廣本が登場。水泳人生ラストレースとなるこのレースに、笑顔で挑む姿が見られた。予選で自己ベストを更新し、2年連続で出場したB決勝の舞台。スタートの合図とともに一斉に飛び込んだ。最初の50㍍を5位で通過し、その後1つ順位を上げる。しかし、ラスト50㍍で失速し、6位でフィニッシュした。レース後、「楽しみながら泳ぐことができた」と振り返る。
廣本が泳ぎ終えた後、すぐに松本悠が出場する女子200㍍平泳ぎ決勝が行われた。廣本も応援に駆けつけ、全員で声援を送る。予選のレースは本調子ではなかったと語る松本。決勝では自己ベスト更新を目標に挑んだ。最初の50㍍をタッチの差で2位通過。しかし、後半での伸びが足りず、惜しくも5位でゴールした。
4日間開催されたインカレが終幕。日野嵩斗主将(文4)は「B決勝・決勝に進む人が多かったので、全国で戦えるようになってきている」と振り返った。今大会をもって4年生は引退。インカレでは1年生の活躍が光り、これからの関大から目が離せない。【文/写真:井藤佳奈】
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