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◇ 2024年度関西学生男子リーグ戦第2戦 ◇対京産大◇9月8日◇関西大学東体育館

[第1Q]関大17―21京産大
[第2Q]関大18―17京産大
[第3Q]関大22―24京産大
[第4Q]関大12―23京産大
[試合終了]●関大69—85京産大

「コートに立っている人も、応援の人も、全員で戦おう!」と佐藤涼真主将(人4)が声をかけて円陣を組む。2戦目の相手は全関西優勝校・京産大。第3Q(クオーター)までリードの奪い合いが続いた。しかし、第4Qの序盤に連続でスリーポイントシュートを沈められ、一気に点差を広げられてしまう。その差を縮めることができず、2戦目は因縁の相手に敗北を喫した。

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△円陣の様子

試合開始早々、4点を献上してしまうも、玉造大誠(人4)のフリースローや佐藤主将のカットインで試合を振り出しに戻す。その後も、西村宗大(経2)の速攻や野村吏希(シス理2)のカットインで点を重ねるも、相手のシューターに何度も点を決められ、第1Q残り1分半で得点は15―21に。そこで野村がシュートフェイクでディフェンスを避け、ジャンプシュートを沈めると4点差に点差を近づけ、最初の10分を終える。

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△野村

第2Qは玉造のスリーポイントシュートで先制点を奪った。その後もカットインやバスケットカウントなど、玉造一人で12得点を獲得する大活躍を見せる。さらに、倉ノ下大吉(人3)が2点を追加し、開始5分で逆転に成功するも、相手が連続でスリーポイントシュートを沈めたことをきっかけに、試合の流れが相手に傾いた。そこから、果敢に攻めるも点の入らない時間が続く。第2Q残り1分で岩本悠太(経3)がフリースローを2本沈めると、35―38で前半を終えた。

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△玉造(=左)と佐藤主将

第3Qは相手に先制点を許すも、岩本と玉造が連続でシュートを決める。開始4分、佐藤主将がスリーポイントシュートを沈め、42―42の同点に追い付いた。ショットクロック残りわずかで相手にスリーポイントシュートを決められてしまう場面もあったが、西村がバスケットカウントを受け、佐藤主将が再びスリーポイントシュート沈めるなどで応戦する。さらに、佐藤主将が相手のボールをカットし、西村にナイスパス。そこから西村が速攻を決めるとベンチはきょう1番の盛り上がりを見せる。スコアが52―47になり、相手はたまらずタイムアウトを要求した。タイムアウト明けは試合の流れが一変する。関大はオールコートディフェンスで守るも、相手のポイントガードに連続得点を許し、57―62で第3Qが終了。勝敗は運命の第4Qへ託された。

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△西山登馬(商4)

関大ボールで始まったものの、相手に何度もオフェンスリバウンドを取られてしまい、関大は攻撃することができない。第4Q開始1分で59―68と点差を離されてしまい、関大はタイムアウトを要求。その後、倉ノ下や岩本など、センターがスリーポイントシュートを沈めるも、春の関西王者の勢いは止まらない。試合終了まで6分半を残して65―76になり、再び関大がタイムアウトを取った。徐々に点差を広げられ、最後は69―85で試合終了。強豪相手に大健闘の試合内容であった。

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△倉ノ下

強豪相手に激戦を繰り広げた関大。2週間後、次戦の相手もインカレ常連校である天理大だ。さらなる力を付けて必ず白星を挙げてみせる。【文:藤井海/写真:中山桜希、藤井海】

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