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◇2024年度関西学生秋季リーグ戦◇対同大◇9月8日◇於・関西大学堺キャンパス

[前半終了]関大15-14同大
[後半終了]関大12-12同大
[試合終了]関大27-26同大

初戦の勝利で勢いをつけ、迎えた2戦目は同大と相まみえる。上川華奈(商3)が先制点を決めるが試合の流れは握れない。相手の猛攻で一時は5点差まで広がったが、得点の機会を逃さず、徐々に追い上げを見せる。1点リードで突入した後半戦でもシーソーゲームが続いた。どちらが勝つか全く分からない接戦のまま、残り48秒でタイムアウトを要求。再開後、パスミスにより相手にボールを奪われ、速攻されてしまった。シュートよりホイッスルが先に鳴ったため、同点には追いつかれずに試合が終了。開幕連勝を果たした。

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△円陣を組む

相手ボールで始まった前半。1分もたたない内に上川が得点し、チームに勢いを与えた。すぐさま相手が攻めるも池田真心都(法2)がゴールを許さない。そこから前線にボールをつなぎ、石坪彩瑛主将(社4)がネットを揺らし連取に成功する。だが、このまま流れに乗ることはできない。自陣でのミスなどから得点を許すなど差をつけられてしまう。前半残り半分に差しかかった時点では3点差まで広がった。10点目に相手が到達したところでタイムアウトを要求。立て直しを図った。

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△望月瑚雪(社2)

その後、流れは大きく変わらなかったが、リードを広げさせることなく拮抗(きっこう)した展開に。試合が大きく動き始めたのは相手のタイムアウト後からだった。江藤華(法1)、矢野真尋(人1)がゴールを決め、差を詰め始める。池田のセーブが光り、相手に追加点を与えず、前半残り5分を切ったころに逆転した。しかし、すぐさま連取され同点に追いつかれてしまう。前半終了間際に矢野が追加点を決め、1点リードで後半戦を迎えた。

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△石坪主将

後半開始直後、相手に7㍍スローを与えてしまうもGK大西葵(商4)がセーブし同点に追いつかせない。その後、敵陣での攻防から7㍍スローを獲得。上川が決め2点差に。その後同点に並ばれてしまうも、小嶋彩華(商3)、江藤がネットを揺らし相手を流れに乗らせない。だが、相手との差はなかなか広がらず一一進一退の攻防が続いた。後半も半分が過ぎたころ、石坪主将がシュートを放つが、惜しくもポストに。リバウンドを捕られそのまま相手に追加点を献上する。得点差は1点差にまで縮められた。

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△小嶋

その後も互いに点を取り合い、試合が終了するまで1点差の攻防は続いた。残り5分に差しかかる手前で相手がタイムアウトを要求。再開後、同点に追いつかれてしまった。攻める際に7㍍スローを獲得し、再びリードする。ここで相手が2度目のタイムアウトを使った。点数は動くことなく、残り時間は1分に。残り48秒のところでタイムアウトを要求。その後は相手ゴールに迫り、得点の機会が生まれたがフリースローに。この時点で残り時間はあとわずか。しかし、再開後にピンチが訪れる。パスミスにより、相手の手にボールが渡ってしまった。シュートを決めたのとほぼ同時に試合が終了。だが、これは得点には反映されず、1点差の攻防を制した。

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△北川結生(法1)

接戦を繰り広げたが何とか開幕連勝を果たしたハンドボール部女子。次なる相手は福科大だ。この勢いのまま3連勝へ。チーム一丸で勝利をつかみ取る。【文:木村遥太/写真:滝口結月】

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