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◇2024年度全関西大学女子リーグ戦第2戦◇対大教大◇9月8日◇大阪大谷大学

[第1Q]関大15-18大教大
[第2Q]関大24-23大教大
[第3Q]関大23-10大教大
[第4Q]関大16-20大教大
[試合終了]○関大78-71大教大

リーグ初戦で勝利し、連勝を目指す関大女バス。2戦目の相手は大教大だ。試合前半はリバウンドを何度も制され、なかなか攻撃につなげられない時間が続く。2点ビハインドで試合を折り返したが、第3クオーター(Q)に7連続得点。勢いを保って試合終了までリードを守り抜き、見事リーグ2勝目を手にした。

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△円陣

ジャンプボールを制したのは大教大。そのまま攻め込まれ、ファールでいきなりフリースローを与えてしまった。1本目は枠外となるが、2本目はイン。先制点を許す悔しい立ち上がりとなった。その後は交互に点を取り合う展開が続く。塩澤小夏主将(文4)のスリーポイントシュートが決まり同点に追いつくと、すかさず相手がタイムアウト。そこから一気に4連続で得点を取られ、8点の差がついてしまった。日高さくら(人3)のゴール下シュートなどで追い上げるものの、3点リードされた状態で最初のQを終える。

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△塩澤主将

巻き返しを図りたい第2Q。開始直後に西梨花(政策1)のシュートで1点差に迫る。ここから連続得点で逆転したいところ。しかし何度もリバウンドを取られ、思うように攻撃ができない。相手のメンバーがあまり変わらない中、関大は何度もメンバーチェンジを行ってゴールを狙う。じわじわと差を縮め、第2Q残り2分の時だった。日高のスリーポイントシュートが決まり、ついに逆転。このまま関大が逃げ切るかと思われたが、パスカットからシュートを決められてしまい、再び劣勢に。2点ビハインドで試合は後半へと進む。

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△日高

第3Qは福井響(政策4)のスリーポイントシュートですぐさま関大がリードを奪う。直後に相手に4連続得点を許してしまったが、再び試合は関大のペースに。日高がバスケットカウントでフリースローを決めて得点すると、西のスリーポイントシュートもイン。石井花那(文2)、西などの怒涛(どとう)の7連続得点で一気に点差を引き離した。第3Qを終えた時点で11点のリードを手にし、試合は最終Qへ。

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△福井

さらに差をつけたい第4Q。序盤には日高、福井のシュートが決まり、関大優勢の流れを渡さない。しかし、相手がタイムアウトを取ると、そこから一気に攻められる。第4Q残り半分となった時点では、点差が6にまで縮まってしまった。負けじと関大もシュートを放つが、枠外へ外れる場面も増え始める。そんな中、2年生の石井がスリーポイントシュートを2本イン。「前半はシュートが全然入らなかったが、打ち続けて結果が出てよかった」。大きな6点を獲得すると、最後には西がフリースローを2本決めて試合に決着をつける。そのままリードを守り抜き、開幕2連勝とした。

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△盛り上がるベンチ

前半は劣勢の展開が続いたが、1年生から4年生まで各学年が活躍し、勝利をつかんだ。次戦の相手は今年2部に上がってきた神医大。1部昇格へ向け、次戦も関大の強さを見せつける。【文/写真:中吉由奈】

▼塩澤主将
「(大教大は勢いづいているが、特別意識はあったか)自分たちがいつもやっていることをやれば絶対勝てるというふうに思っていたので、特別にどうしようとかは特に考えてなかったです。(試合を振り返って)最初がビハインドで同じ選手に対してのアジャストができていなかったり、 オフェンスが結構止まってしまって、なかなかディフェンスから速攻という流れが昨日と比べて作れてなかったんじゃないかなというのが反省点です。(第3Qから立て直した)相手チームは5人とか6人とかほんと少人数で回している中で、自分たちはいろんなメンバーを使って走って勝つというところができてたかなと思います。声かけだったりとか、合宿を通して信頼関係ができてきたのかなと思います。(しんどい展開でもずっとベンチも盛り上げている)自分たちは学年関係なく明るくみんなのことを応援できるというところがすごくいいところかなと思っていて。やっぱり試合に出られていないから声が出せないとかそういうのじゃなくて、ちゃんとベンチからコートに立っている人を応援しようという気持ちを率先して上級生もやっているし、そこに付いてきてくれる下級生がいるいうのがすごく大きいなと思います。(次戦への意気込み)来週は9月1日にやる予定だった相手なので、そこをちゃんと締めて。反省も含めてちゃんと走り勝つ、大差で勝つというところを意識してやっていきたいなと思います」

▼松木りん(人3)
「(この2日間ベンチを盛り上げている)リーグは1年の集大成なので、やっぱり楽しむというのは大事にしたいなって思っていて。そこで自分が盛り上げていくと決めて、いい雰囲気でやるのがベストかなと思うので、ベンチが盛り上がったらコートの中もやりやすくなるというかパフォーマンスも上がっていくと思うので、そういう雰囲気作りをやろうというのは心がけています。(来年は最上級生になるが、これまでとの意識の違いは)昨年2部に落ちてしまって、 来年は自分たちが最後のリーグというところで、今年1部に上がらないとインカレに行けないというのがあって。1部でプレーするために今年しっかり上がらないといけないので、昨年とかよりも一層リーグに対しての思いは強いかなと思います。(リーグでの個人の目標)チームとして自分の役割を全うするというので、ベンチでチームを盛り上げるというのもそうだし、コートの中ではもう自分も3年生なので、下級生を引っ張りながら4年生を助けられるようにプレーでも引っ張りたいなと思ってます。(来週への意気込み)頑張ります!」

▼石井
「(試合前の心境)昨日の試合の反省点とかを生かして頑張りたいなと思ったのと、自分たちの強みであるディフェンスからの早い展開というのを作っていこうというふうに思っていました。(試合を振り返って)結構ずっと点を取って取れられてみたいな状況で、自分たちの流れもあんまり良くなくて。やりたいオフェンスというのがなかなかできなかったという部分で相手にも結構点を取られる状況が続いてたので苦しかったんですけど、後半くらいから点をばっと離せたのは良かったかなと思います。(第4Qでスリーポイントシュートを2本決めた場面を振り返って)前半はシュートが全然入らなくて、自分の仕事はそのスリーポイントを打つシュートということだったので、気にせずに打ち続けようというふうに思っていて、それがこうやって打ち続けて結果が出て良かったなと思います。(昨年の開幕戦からリーグに出場。2年生になって意識の違いは)上級生にもなったので、その下級生と一緒に出たときはそこのフォローをしようと思っているし、やっぱり1年目に出ていたという経験を生かして、チームにシューターとしてもっと貢献していこうと思います。(リーグでの個人の目標)スリーポイントバンバン決めます。(次戦への意気込み)来週は点差をしっかり離して、出だしから関大のバスケができるように頑張ります」

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