秋リーグ開幕戦は悔しい黒星に

◇2024年度関西大学連盟秋季リーグ戦第１日◇対大産大◇９月７日◇於・京都産業大学総合体育館

［第１セット］関大13－25大産大
［第２セット］関大25－23大産大
［第３セット］関大19－25大産大
［第４セット］関大24－26大産大
［試合終了］●関大１－３大産大

春リーグは８位、西カレはベスト32敗退と悔しい時間が続いてきた安平瑠也主将（商４）率いる関大男バレ。秋こそリーグ３位以上という目標を達成すべく、開幕戦に臨んだ。

第１セットは、序盤から相手がリードする展開に。２－７と５点差をつけられたところでタイムアウトを要求すると、直後に森歩夢（政策２）がアタックで得点。しかしその後は相手が連続で点を決める。関大のミスも重なり、11－22と大きく点を離されてしまった。井上桜佑（人３）がサービスエースを決めるなど健闘するが、追いつくことはできず。13－25で第１セットを献上した。

第２セットは、隅田嵐（社４）のスパイクで先制。その後は拮抗（きっこう）した時間が続く。中島康介（文３）が速攻、小山海皇（みこと＝人１）が相手レシーバーをはじくほど威力のあるスパイクで得点。安平主将がツーアタックを決めるなど、関大の雰囲気は上々だ。さらにはピンチサーバーで出場した上田冬陽（情１）がサービスエースを決めるなど、流れは関大に傾く。池田幸紀（商２）の安定したサーブレシーブから攻撃につなげ、中島の速攻でポイント。最後は隅田がブロックアウトを取り、このセットを奪取した。

流れに乗りたい第３セットは、相手のポイントで試合開始。そのまま相手が主導権を握り、じわじわと点を離される。川﨑颯太（情２）のクイックや隅田のスパイクで得点するも、逆転には至らない。一時は３点差まで迫ったが、19－25でこのセットを落とした。

第４セットでは、エース・小山が躍動。ライト側からクロスコースに強烈なスパイクを何度も決め、得点を量産する。安平主将のブロックポイントや、森のフェイントも決まり、関大がリード。先にセットポイントを奪ったが、相手がスパイクを決めてデュースに突入する。なんとか切り抜けフルセットに持ち込みたいところだったが、レシーブをつなげられず試合終了。秋リーグ開幕戦は黒星となった。