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◇文部科学大臣杯第76回全日本大学選手権大会◇2回戦◇対名城大◇8月25日◇佐賀県立森林公園野球場

関 大 002 001 000=3
名城大 103 000 000=4

(関)竹下、伊藤、藤澤―福永
(名)濱垣、松岡、松下、石川―永井

1(中)藤澤
2(指)佐竹
3(遊)福留
4(右)木下
5(一)今村
6(三)古田
7(左)日高
8(捕)福永
9(二)永村
先発 竹下

サヨナラ勝利で初戦を突破した福永翔太主将(社4)率いる準硬式野球部。2回戦は名城大と相まみえた。

先攻の関大は初回から福留涼平(商4)が左安で出塁するも無得点。先発・竹下紘生(政策3)は先頭打者に四球で出塁を許すと、犠打で走者を進められる。2死となった後、適時打を浴び先制点を献上した。

IMG_5952-200x133 接戦もあと1歩及ばず福永準硬終幕
△竹下

次にスコアが動いたのは3回表。1死から藤澤駿平(政策4)が四球を選ぶと、佐竹俊哉(情2)、福留も連打で続き満塁に。ここで打席には前日2打点の活躍を見せた木下立清(りゅうせい=人3)。打球は右翼への犠飛となり、同点に追いついた。続く今村優真(経3)も一安で1点を追加し逆転に成功したが、二塁走者・福留は本塁で憤死しここで攻撃終了。

援護をもらった竹下だったがその裏、先頭打者に内野安打で出塁されると、相手4番に2点本塁打を被弾。直後の打者にはストレートの四球で出塁を許し、味方失策の間に1点を追加される。逆転直後に再び追いかける展開となった。

4・5回にも関大は走者を出すが得点とはならない。4回からは伊藤脩太(社3)が登板。永村優吏(人3)、古田大輔(情4)の好プレーも飛び出し、2イニング連続で相手打線を三者凡退に斬る好投を見せた。

IMG_6032-200x133 接戦もあと1歩及ばず福永準硬終幕
△伊藤

ここまで毎回走者を出している関大。6回は1死から福永主将が中安で出塁し、続く永村、藤澤の打球もバントヒットとなりこの日2回目の満塁の好機となる。ここで2番・佐竹が中堅への犠飛を放ち1点差に詰め寄った。7回には四球と相手失策で無死満塁の好機を演出したが、後続が倒れ無得点。この日一番の好機をものにできなかった。

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△福永主将
IMG_6173-200x133 接戦もあと1歩及ばず福永準硬終幕
△佐竹

6回からは指名打者を解除し藤澤がマウンドへ。6・7回はそれぞれ2死から走者を背負うも無失点。8回も1死満塁のピンチとなったが、中飛で本塁を狙った三塁走者を佐竹が刺殺し併殺に打ち取った。守備から流れを作り、9回で逆襲を期す。

9回には今村が1死から相手失策で出塁し、最後まで粘りを見せたが、得点には結びつかず試合終了。7年ぶりの全日での挑戦が終わるとともに、福永準硬の戦いが幕を閉じた。

目標の日本一には届かなかったが、持ち前のチーム力を全国の舞台でも発揮した福永準硬。昨秋のリーグ4位から大きく飛躍し、5年ぶりのリーグ優勝、7年ぶりの全日出場と2つのチーム目標を達成した。今大会で4年生は引退となり、9月の秋季リーグからは1~3年生の新チームが始動。今季の経験を糧に、さらなる進化を遂げてくれるはずだ。【文/写真:島田采奈】

IMG_6371-200x133 接戦もあと1歩及ばず福永準硬終幕
△試合後の集合写真

 

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