桜井が全国決めた!
◇2024年度関西学生体重別選手権大会◇8月18日◇於・大浜だいしんアリーナ
[女子63㌔級]
松本咲来(社3)1回戦敗退
[男子60㌔級]
白石瑛嗣(人4)3回戦敗退
杉森政弥(文2)3回戦敗退
平田凛太朗(安全2)2回戦敗退
[男子66㌔級]
前田大地(化生4)1回戦敗退
松村優一(人4)2回戦敗退
内田寿大(経4)2回戦敗退
[男子73㌔級]
桜井信之(文3)準々決勝敗退
髙田晋吾(人2)3回戦敗退
河野諒(商4)2回戦敗退
若林一輝(人3)3回戦敗退
[男子81㌔級]
広岡侑希(人4)3回戦敗退
[男子90㌔級]
福田銀次(人1)2回戦敗退
渡邉大虎(人2)2回戦敗退
松井颯士朗(人1)3回戦敗退
高島航佑(人1)2回戦敗退
[男子100㌔級]
生田勇次郎(人3)3回戦敗退
牛丸素成(人3)2回戦敗退
[男子100㌔超級]
森下透五(経4)2回戦敗退
4年生にとっては最後の個人戦である関西学生体重別選手権大会が幕を開けた。各階級の上位8名が全国大会出場権を得られる。男子73㌔級の桜井がベスト8入りを果たし、個人戦では初めての全国出場を決めた。
女子63㌔級には松本が登場。序盤から相手ペースで試合が進んでいく。残り1分を切ると、2つ目の指導を受け、後がない状況に。3分間で決着がつかず、延長戦に突入。釣り手をつかみ、技をかけようとするが、決まらない。3分40秒で指導3つ目を取られ、反則負けとなった。
男子60㌔級には白石、杉森、平田が挑む。白石は1回戦を白星で飾り、2回戦に進出。2回戦は両者指導1つの状態で延長戦にもつれ込む。その後に技ありを決め、勝利した。3回戦からは試合時間が4分となる。白石は序盤から積極的に技をかけた。しかし、指導が2つ溜まってしまう。2回戦と同様、延長戦に突入する長期戦に。開始から4分56秒で相手に技ありを取られ、惜しくも3回戦敗退となった。
杉森は1回戦を試合開始わずか16秒で一本勝ち。2回戦は思うように攻めることができず、我慢の時間が続く。延長戦に入るも技ありを決め、3回戦に駒を進めた。3回戦は素早い組手の攻防が繰り広げられる。指導2つを受け、延長戦に入った。開始4分49秒で一本を決められ、惜敗。
平田の1回戦は足を出し相手の体勢を崩していく。相手の指導3つで反則勝ち。続く2回戦は残り27秒で技ありを取られ、攻めるしかない状況に。果敢に攻めるもあと一歩及ばす、2回戦敗退となった。
男子66㌔級には3名の選手が出場。前田の1回戦は延長戦にもつれ込む健闘を見せるも惜しくも勝利とはならず。1回戦で敗退となった。
2回戦から登場の松村は思うような試合展開ができず、白星をつかめなかった。
同じく2回戦からの内田は両者譲らぬ攻防に。終盤になるにつれ、内田のペースになる。しかし、決めきれず延長戦に入った。仲間から「見えてるよ」と背中を後押しする。釣り手をしっかりつかみ、技をかけようとするが、避けられた。両者体力が限界に近づいていく。開始10分過ぎに相手に技ありを決められた。死闘を制せず、惜しくも2回戦敗退となる。
男子73㌔級には4名が挑んだ。桜井の2回戦は残り2分に技ありを決め、そのまま守り切り白星をつかむ。3回戦は釣り手をつかみ積極的に技をかけていった。決まらないものの、相手に少しずつ圧をかけていく。延長に突入するも、すぐに技ありを決め勝利。4回戦も攻撃的な攻めで一本勝ちを決める。この時点で全国出場を確定させた。迎えた準々決勝。技をかけ続け、相手を翻弄(ほんろう)させる。開始2分で技ありを獲得し、勝利に王手。しかし、残り16秒で相手に一本を決められ逆転負け。準々決勝敗退となった。
髙田の2回戦は釣り手をつかみ、試合を優位に進める。開始1分30秒に一本を決め、3回戦に進出。3回戦では足で体勢を崩される場面が多く見られた。開始1分過ぎに一本を決められ敗退となる。
河野は延長戦に突入した1回戦を勝利で飾り、2回戦に。思うように攻めに展開できず、指導がたまる。残り14秒で3つ目の指導を受け、反則負け。無念の2回戦敗退となった。
若林は2回戦を勝利し、3回戦に駒を進める。足を出し、相手の隙を探した。開始1分過ぎに技ありを決め、勝利に一歩近づく。しかし、残り2秒で相手に技ありを決められ、試合は振り出しに。延長戦でも相手に技ありを取られ、3回戦敗退。
男子81㌔級には広岡主将が挑む。2回戦は不戦勝で3回戦からの出場に。組手争いを制し、技をかける。しかし一瞬の隙をつかれ、相手が技ありを奪った。追いつくことができず、惜しくも3回戦敗退。全国出場は叶わなかった。
男子90㌔級には4名が出場。福田は残り14秒で一本勝ちを収め、2回戦へ。2回戦は拮抗(きっこう)する試合展開に。しかし、残り17秒で押さえ込みで一本負けとなった。
昨年、1年生ながらに全国出場を果たした渡邉。だが、残り41秒で無念の一本負けとなった。
松井の1回戦は相手が指導2つの状態で延長戦に。開始5分25秒で一本を決め白星を飾った。2回戦は延長48秒で押さえ込み20秒の一本で勝利。3回戦は指導2つを受け、不利な状態で延長戦に入る。足を果敢に出すも3つ目の指導を受け、3回戦敗退となった。
1回戦の高島は足を積極的に出す。両者指導2つで延長に突入。相手の流れになるも押さえ込みで白星をつかんだ。2回戦も延長にもつれ込む長期戦になる。開始7分15秒で一本を決められ惜敗。
男子100㌔級には生田と牛丸が挑んだ。生田の2回戦は足で相手を崩し、一本勝ち。3回戦では自分のペースで試合を運べず3回戦敗退となった。
牛丸の1回戦は序盤から相手に指導を与えさせる。終始相手に流れを渡さず反則勝ちを収めた。2回戦は何度も相手の技をかわすも、一本を決められ敗退。
男子100㌔超級には森下が登場した。1回戦は不戦勝とし、迎えた2回戦。タイミングがつかめず、攻撃に展開できない時間が続く。相手の攻めに対応できず2回戦敗退となってしまった。
4年生の最後の試合となる全日本学生体重別団体優勝大会が10月19・20日に開催される。1試合でも多くこのメンバーで戦い抜き、悔いのない試合にしてほしい。【文/写真:井藤佳奈、写真:桝井来夢】
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